152 / 735
転移10日目
152話 森江さんが待ち構えていました
しおりを挟む
そして・・・・部屋を出ると・・・・
驚いた事に、森江さんが待ち構えていました。
「常山さん・・・・行くのね?」
僕は認識阻害と、気配も消しているはずなのですが・・・・何故かバレてます。
「見えてる?」
「ええ・・・・」
そう言って抱きついてきます。
「その・・・・ごめん・・・・色々考えたけど、やはり僕は才村さんが・・・・」
「分かってました・・・・ですが・・・・少しだけ、こうさせて?」
僕はそっと抱き返し・・・・
「5年・・・・修行してきます。そして・・・・多分森江「今は泉と呼んで!」・・・・泉、君達は僕のスキルで何かしら僕に対する気持ちに補正がかかってると思っているんだ。だけど、今の僕にはそれを解除する術がない。5年でなんとか見つけ出します。もし無理なら・・・・」
「5年というと・・・・あの世界で、私が才村さんの次に妊娠する頃ね。」
「ええ・・・・もり・・・・泉には言っておくけど、あの時、女性を妊娠させると、僕は更なる力を得ていたようでね、恐らくそう言うスキルがあるんだろうね・・・・まあその前に、複数の女性を抱くと力が増すのを感じてたんだけど、妊娠させるとさらに力が増すのを実感してね、結果それで魔王を討伐できたけど・・・・僕、そんな風に女性を妊娠させて力を得るような・・・・女性をそんな道具でしか扱えなかったのが嫌でね・・・・」
「分かったから全て言わなくっていいのよ?私はそんなのでも受け入れたかった・・・・5年経って、解除する術が分からず、日本に戻るめどが立たなければ・・・・私達も受け入れてほしいわ。」
そう言てキスをしてくる森江さん。
あ!っと思ったけど、才村さんは見ぬふりをして後ろを向いてます。
僕は思いっきりキスをします。
暫くして、森江さんは離れます。
「ごめんなさい・・・・でも・・・・」
「うん・・・・ごめんね・・・・こう言ったら余計に困るかもだけど、僕は森江さんが嫌いじゃないと言うか、好きです・・・・だからこそ悩みました・・・・」
「うん・・・・でも、もう言わないで?別れがさらに辛くなりますから。では・・・・順平さん、またね?」
「うん・・・・泉・・・・また・・・・」
だけど僕はふとまた抱いてしまいます。
そして再びのキス・・・・
目を見開く泉だが・・・・別の意味で目を見開いたまま。
僕は泉に色々なスキルを渡します。
複製とか、必要そうなのを。
それに、もしかして必要になるかもと思い、アイテムもいくつか素早く複製し、渡します。
ぶっちゃけ選別しないまま渡したので・・・・後で何を渡したっけ?と思ってしまいましたが・・・・
こうして口づけをしていれば、申し訳ないけど、魔力?を相手から貰えるので、自身は疲れない・・・・
そして、再び離れます。
少し疲れたのか、泉は半ば放心状態。
そして・・・・さようならをすれば、もう会えない気がして・・・・それは泉も分かっているようで・・・・
人を好きになるって素敵だけど、好きな人と別れるのは、こんなに苦しいなんて・・・・
はじめてのこの気持ちに、僕は戸惑いました。
僕は才村さんの手を握り、2人で去ります。
森江さんが泣いているのが分かりますが・・・・
【5年後・・・・それまで・・・・私も順平さんに相応しい女性になるよう、さらに磨きをかけて待ってますからね。】
と聞こえた気が・・・・
こうして僕と才村さんは、城を去りました・・・・
驚いた事に、森江さんが待ち構えていました。
「常山さん・・・・行くのね?」
僕は認識阻害と、気配も消しているはずなのですが・・・・何故かバレてます。
「見えてる?」
「ええ・・・・」
そう言って抱きついてきます。
「その・・・・ごめん・・・・色々考えたけど、やはり僕は才村さんが・・・・」
「分かってました・・・・ですが・・・・少しだけ、こうさせて?」
僕はそっと抱き返し・・・・
「5年・・・・修行してきます。そして・・・・多分森江「今は泉と呼んで!」・・・・泉、君達は僕のスキルで何かしら僕に対する気持ちに補正がかかってると思っているんだ。だけど、今の僕にはそれを解除する術がない。5年でなんとか見つけ出します。もし無理なら・・・・」
「5年というと・・・・あの世界で、私が才村さんの次に妊娠する頃ね。」
「ええ・・・・もり・・・・泉には言っておくけど、あの時、女性を妊娠させると、僕は更なる力を得ていたようでね、恐らくそう言うスキルがあるんだろうね・・・・まあその前に、複数の女性を抱くと力が増すのを感じてたんだけど、妊娠させるとさらに力が増すのを実感してね、結果それで魔王を討伐できたけど・・・・僕、そんな風に女性を妊娠させて力を得るような・・・・女性をそんな道具でしか扱えなかったのが嫌でね・・・・」
「分かったから全て言わなくっていいのよ?私はそんなのでも受け入れたかった・・・・5年経って、解除する術が分からず、日本に戻るめどが立たなければ・・・・私達も受け入れてほしいわ。」
そう言てキスをしてくる森江さん。
あ!っと思ったけど、才村さんは見ぬふりをして後ろを向いてます。
僕は思いっきりキスをします。
暫くして、森江さんは離れます。
「ごめんなさい・・・・でも・・・・」
「うん・・・・ごめんね・・・・こう言ったら余計に困るかもだけど、僕は森江さんが嫌いじゃないと言うか、好きです・・・・だからこそ悩みました・・・・」
「うん・・・・でも、もう言わないで?別れがさらに辛くなりますから。では・・・・順平さん、またね?」
「うん・・・・泉・・・・また・・・・」
だけど僕はふとまた抱いてしまいます。
そして再びのキス・・・・
目を見開く泉だが・・・・別の意味で目を見開いたまま。
僕は泉に色々なスキルを渡します。
複製とか、必要そうなのを。
それに、もしかして必要になるかもと思い、アイテムもいくつか素早く複製し、渡します。
ぶっちゃけ選別しないまま渡したので・・・・後で何を渡したっけ?と思ってしまいましたが・・・・
こうして口づけをしていれば、申し訳ないけど、魔力?を相手から貰えるので、自身は疲れない・・・・
そして、再び離れます。
少し疲れたのか、泉は半ば放心状態。
そして・・・・さようならをすれば、もう会えない気がして・・・・それは泉も分かっているようで・・・・
人を好きになるって素敵だけど、好きな人と別れるのは、こんなに苦しいなんて・・・・
はじめてのこの気持ちに、僕は戸惑いました。
僕は才村さんの手を握り、2人で去ります。
森江さんが泣いているのが分かりますが・・・・
【5年後・・・・それまで・・・・私も順平さんに相応しい女性になるよう、さらに磨きをかけて待ってますからね。】
と聞こえた気が・・・・
こうして僕と才村さんは、城を去りました・・・・
4
お気に入りに追加
4,704
あなたにおすすめの小説
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。
羽海汐遠
ファンタジー
最強の魔王ソフィが支配するアレルバレルの地。
彼はこの地で数千年に渡り統治を続けてきたが、圧政だと言い張る勇者マリスたちが立ち上がり、魔王城に攻め込んでくる。
残すは魔王ソフィのみとなった事で勇者たちは勝利を確信するが、肝心の魔王ソフィに全く歯が立たず、片手であっさりと勇者たちはやられてしまう。そんな中で勇者パーティの一人、賢者リルトマーカが取り出したマジックアイテムで、一度だけ奇跡を起こすと言われる『根源の玉』を使われて、魔王ソフィは異世界へと飛ばされてしまうのだった。
最強の魔王は新たな世界に降り立ち、冒険者ギルドに所属する。
そして最強の魔王は、この新たな世界でかつて諦めた願いを再び抱き始める。
彼の願いとはソフィ自身に敗北を与えられる程の強さを持つ至高の存在と出会い、そして全力で戦った上で可能であれば、その至高の相手に完膚なきまでに叩き潰された後に敵わないと思わせて欲しいという願いである。
人間を愛する優しき魔王は、その強さ故に孤独を感じる。
彼の願望である至高の存在に、果たして巡り合うことが出来るのだろうか。
『カクヨム』
2021.3『第六回カクヨムコンテスト』最終選考作品。
2024.3『MFブックス10周年記念小説コンテスト』最終選考作品。
『小説家になろう』
2024.9『累計PV1800万回』達成作品。
※出来るだけ、毎日投稿を心掛けています。
小説家になろう様 https://ncode.syosetu.com/n4450fx/
カクヨム様 https://kakuyomu.jp/works/1177354054896551796
ノベルバ様 https://novelba.com/indies/works/932709
ノベルアッププラス様 https://novelup.plus/story/998963655
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる