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転移4日目
135話 言い争い
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「お姉さま!何言ってるの?」
「・・・・ザーラ、よく聞きなさい。アルノルト、お前もだ。今2人、それに従弟も全員現実は寝たきりで意識がない。今こうして相まみえているのも常山様のスキルとアイテムのお陰と知れ!」
・・・・ますますアーダさんがわからない・・・・・
「お姉さま?どういう事かしら?私とアルノルトはこうして今存在していますわ?」
「そうです姉上!姉上は顔は美人、スタイルも抜群だ。この男に騙されているのですよ?」
「馬鹿を言え!いいか!お前らは今召喚の影響で魔力がゼロになってベッドの上で寝たきりなのだ!それを常山様のアイテムでお前らの頭の中に潜りこんでいるのだ!しかもこうして皆で存在し合えるようにしてくれているのだ!」
「お姉さま?まさかと思いますが・・・・これは夢の世界でしょうか?」
「夢ではないですよ。皆さんの頭の中に入り込んでいるのですよ。そして貴方方の前にアーダさんに実行し、今はこうしてアーダさんも助けになると言って一緒に潜ってもらったんです。」
僕は時間がないので間に入ります。
「黙れ庶民!」
「黙るのはアルノルト、お前の方だ!お前らは助かりたくないのか?」
しばらく考え込む2人・・・・
「・・・・では今この場にいる私達の存在は現実ではない、と?」
「そうです。ただ頭の中なので、治療が終われば今のこの出来事は記憶に残りますよ。」
するとその姫様が・・・・
「治療とはどのような?」
「胸の付近に紋様があると思いますが・・・・」
するとあろう事かこの2人、服をまくり上げ、胸の紋様を見てます。
その・・・・胸、丸見え・・・・
「これの事かしら?」
そう言って自らの紋様を・・・・胸も含め見せてきます。
ええと恥じらいはないのかな?
「それが貴女方の昏睡状態の元凶です。鎖と共に除去します。」
「この鎖、取れるの?どうしても取れないのよ?」
「ええと、色々触ります。いいですね?」
するとアルノルト王子が割って入ります。
「何!庶民が王族の未婚の女性に触れるなどありえん!」
「アルノルト、これしか方法がない。常山様・・・・申し訳ありませんが、アルノルトから先にお願いできませんか?」
・・・・よくわからないけれど・・・・色々面倒・・・・
「時間がありませんから、じゃあそちらの男性から始めます。いいですね?」
「・・・・仕方あるまい。ではやれ。」
何で上から目線・・・・
まあいいでしょう。こんな些細な事に時間をかけられません。
僕は鎖を触り・・・・鎖を取り除きます。
そして、胸の紋様を・・・・アーダさんの時と同じように、魔力を流し込みながら触ります。
暫くすると紋様は消え去りました。
「・・・・やるではないか庶民。」
・・・・放っておきましょう。
「ザーラ、今のを見ただろう?それに時間がないのだ!すぐにザーラの方も開始する。」
「・・・・後で覚えておきなさいよ庶民!この私に触れる名誉を・・・・むうう」
アーダさんが口を押えます。
その間に鎖を・・・・そして紋様を解除します。
・・・・終わりましたが・・・・疲れます。
「・・・・ザーラ、よく聞きなさい。アルノルト、お前もだ。今2人、それに従弟も全員現実は寝たきりで意識がない。今こうして相まみえているのも常山様のスキルとアイテムのお陰と知れ!」
・・・・ますますアーダさんがわからない・・・・・
「お姉さま?どういう事かしら?私とアルノルトはこうして今存在していますわ?」
「そうです姉上!姉上は顔は美人、スタイルも抜群だ。この男に騙されているのですよ?」
「馬鹿を言え!いいか!お前らは今召喚の影響で魔力がゼロになってベッドの上で寝たきりなのだ!それを常山様のアイテムでお前らの頭の中に潜りこんでいるのだ!しかもこうして皆で存在し合えるようにしてくれているのだ!」
「お姉さま?まさかと思いますが・・・・これは夢の世界でしょうか?」
「夢ではないですよ。皆さんの頭の中に入り込んでいるのですよ。そして貴方方の前にアーダさんに実行し、今はこうしてアーダさんも助けになると言って一緒に潜ってもらったんです。」
僕は時間がないので間に入ります。
「黙れ庶民!」
「黙るのはアルノルト、お前の方だ!お前らは助かりたくないのか?」
しばらく考え込む2人・・・・
「・・・・では今この場にいる私達の存在は現実ではない、と?」
「そうです。ただ頭の中なので、治療が終われば今のこの出来事は記憶に残りますよ。」
するとその姫様が・・・・
「治療とはどのような?」
「胸の付近に紋様があると思いますが・・・・」
するとあろう事かこの2人、服をまくり上げ、胸の紋様を見てます。
その・・・・胸、丸見え・・・・
「これの事かしら?」
そう言って自らの紋様を・・・・胸も含め見せてきます。
ええと恥じらいはないのかな?
「それが貴女方の昏睡状態の元凶です。鎖と共に除去します。」
「この鎖、取れるの?どうしても取れないのよ?」
「ええと、色々触ります。いいですね?」
するとアルノルト王子が割って入ります。
「何!庶民が王族の未婚の女性に触れるなどありえん!」
「アルノルト、これしか方法がない。常山様・・・・申し訳ありませんが、アルノルトから先にお願いできませんか?」
・・・・よくわからないけれど・・・・色々面倒・・・・
「時間がありませんから、じゃあそちらの男性から始めます。いいですね?」
「・・・・仕方あるまい。ではやれ。」
何で上から目線・・・・
まあいいでしょう。こんな些細な事に時間をかけられません。
僕は鎖を触り・・・・鎖を取り除きます。
そして、胸の紋様を・・・・アーダさんの時と同じように、魔力を流し込みながら触ります。
暫くすると紋様は消え去りました。
「・・・・やるではないか庶民。」
・・・・放っておきましょう。
「ザーラ、今のを見ただろう?それに時間がないのだ!すぐにザーラの方も開始する。」
「・・・・後で覚えておきなさいよ庶民!この私に触れる名誉を・・・・むうう」
アーダさんが口を押えます。
その間に鎖を・・・・そして紋様を解除します。
・・・・終わりましたが・・・・疲れます。
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