58 / 735
転移3日目
58話 魔法の組み合わせで
しおりを挟む
「じゃあ、次に行ってみましょうか?」
「ええと、何処へ行けば・・・・って、あ!ごめんなさい、そういう意味ではないですよね・・・・私ったら舞い上がっちゃって馬鹿な子ですね・・・・」
「いやいやいいんですよ?僕の言い方が悪かったようですし。では、今度は、この盛り上がった土を、更に高くしましょうか?」
「え?どうやってでしょうか?」
「ええとですね・・・・こう掌を盛り上がった部分に向け、腕をこう上に・・・・」
一度動作をしてみます。当然ながらびくとも・・・・してませんよね?
「わかりました。こんな感じですか?」
彼女も僕と同じような動作をします。
「そんな感じと思います。では、魔力を込めてやってみましょうか?」
僕も火魔法の時に、魔力の込め方のコツが少しわかったので、掌に魔力がいきわたるのを感じられます。
そして吉安さんが魔法を使います。
僕も同じようにやってみます。
すると、壁が!1メートルほどの壁が出来上がっていきます。
それと共に、僕と吉安さんの足元はみるみる土が減っていき、見事に転んでしまいました。
何ですかねこれ・・・・?
「わ・・・・壁・・・・ですね?」
「ええ・・・・ほぼ一メートル四方のの壁ですね。」
少し拳で叩いてみます。
カンカンといい音が。
「あ・・・・これ中々固いよ?」
「わ・・・・硬いです。」
・・・・あ、ちょっといい事思いつきました。
「才村さん、ちょっといい?」
「え?私ですか?」
「そうです、ええと、風魔法ってきっとカッターみたいに色々なものが切れると思うんです。この壁をレンガみたいに切っちゃいましょう?」
「え?できるかしら?」
「才村さんならできますよ?僕もやってみます。それで・・・・ナイフで跡を付けますから、そこを切り刻むイメージで。」
僕と才村さんは、練習もなしでやってみます。
才村さんも先ほどまで、魔力を集中させる練習みたいのを、真似してるのを見てましたから。
「じゃあ・・・・えい!」
「えい!」
才村さんに合わせ魔法を・・・・
風魔法を感じます。
いきなりですが、すごい!
で・・・・土魔法の壁が、どんどん小さくなっていきます。
とりあえず20個ほどのブロックが出来上がります。
「さて・・・・伊知地さん、出番ですよ?」
「え?私ですか?」
「ええ・・・・このブロックに、高火力を当てて下さい。そうすれば・・・・きっと、ちょっと土の成分を調べたら、適してそうなので、耐火煉瓦を作ります。」
「耐火煉瓦って何ですか?」
「ええと、竈とかに使うのだけど、高温に耐える事の出来る煉瓦だね。これがないと、高温にさらされると、割れちゃうんだよ。」
「へえ・・・・よくご存じなのですね?」
まあサバイバルで作った事がありますから。
お盆休みを利用して、一週間・・・・
暫くして出来上がる耐火煉瓦。
まあ、いくつかは失敗しましたが・・・・
地面の凸凹どうすれば?
侍女さんがその後どうしたのかは・・・・
ごめんなさいそこまで考えてませんでした・・・・
「ええと、何処へ行けば・・・・って、あ!ごめんなさい、そういう意味ではないですよね・・・・私ったら舞い上がっちゃって馬鹿な子ですね・・・・」
「いやいやいいんですよ?僕の言い方が悪かったようですし。では、今度は、この盛り上がった土を、更に高くしましょうか?」
「え?どうやってでしょうか?」
「ええとですね・・・・こう掌を盛り上がった部分に向け、腕をこう上に・・・・」
一度動作をしてみます。当然ながらびくとも・・・・してませんよね?
「わかりました。こんな感じですか?」
彼女も僕と同じような動作をします。
「そんな感じと思います。では、魔力を込めてやってみましょうか?」
僕も火魔法の時に、魔力の込め方のコツが少しわかったので、掌に魔力がいきわたるのを感じられます。
そして吉安さんが魔法を使います。
僕も同じようにやってみます。
すると、壁が!1メートルほどの壁が出来上がっていきます。
それと共に、僕と吉安さんの足元はみるみる土が減っていき、見事に転んでしまいました。
何ですかねこれ・・・・?
「わ・・・・壁・・・・ですね?」
「ええ・・・・ほぼ一メートル四方のの壁ですね。」
少し拳で叩いてみます。
カンカンといい音が。
「あ・・・・これ中々固いよ?」
「わ・・・・硬いです。」
・・・・あ、ちょっといい事思いつきました。
「才村さん、ちょっといい?」
「え?私ですか?」
「そうです、ええと、風魔法ってきっとカッターみたいに色々なものが切れると思うんです。この壁をレンガみたいに切っちゃいましょう?」
「え?できるかしら?」
「才村さんならできますよ?僕もやってみます。それで・・・・ナイフで跡を付けますから、そこを切り刻むイメージで。」
僕と才村さんは、練習もなしでやってみます。
才村さんも先ほどまで、魔力を集中させる練習みたいのを、真似してるのを見てましたから。
「じゃあ・・・・えい!」
「えい!」
才村さんに合わせ魔法を・・・・
風魔法を感じます。
いきなりですが、すごい!
で・・・・土魔法の壁が、どんどん小さくなっていきます。
とりあえず20個ほどのブロックが出来上がります。
「さて・・・・伊知地さん、出番ですよ?」
「え?私ですか?」
「ええ・・・・このブロックに、高火力を当てて下さい。そうすれば・・・・きっと、ちょっと土の成分を調べたら、適してそうなので、耐火煉瓦を作ります。」
「耐火煉瓦って何ですか?」
「ええと、竈とかに使うのだけど、高温に耐える事の出来る煉瓦だね。これがないと、高温にさらされると、割れちゃうんだよ。」
「へえ・・・・よくご存じなのですね?」
まあサバイバルで作った事がありますから。
お盆休みを利用して、一週間・・・・
暫くして出来上がる耐火煉瓦。
まあ、いくつかは失敗しましたが・・・・
地面の凸凹どうすれば?
侍女さんがその後どうしたのかは・・・・
ごめんなさいそこまで考えてませんでした・・・・
6
お気に入りに追加
4,618
あなたにおすすめの小説
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
神々に育てられた人の子は最強です
Solar
ファンタジー
突如現れた赤ん坊は多くの神様に育てられた。
その神様たちは自分たちの力を受け継ぐようその赤ん
坊に修行をつけ、世界の常識を教えた。
何故なら神様たちは人の闇を知っていたから、この子にはその闇で死んで欲しくないと思い、普通に生きてほしいと思い育てた。
その赤ん坊はすくすく育ち地上の学校に行った。
そして十八歳になった時、高校生の修学旅行に行く際異世界に召喚された。
その世界で主人公が楽しく冒険し、異種族達と仲良くし、無双するお話です
初めてですので余り期待しないでください。
小説家になろう、にも登録しています。そちらもよろしくお願いします。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる