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転移3日目
47話 パーティ結成
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「お邪魔でしたか?」
もう1人の受付の女性がそう言いつつ、こちらの様子を窺っている。
「大丈夫です。そちらの方は問題なかったかしら?」
「はい、問題ありません。あの、次はパーティの加入かと思うのですが、どうでしょう?」
「はい、そうですね。既にこちらは常山様と才村様はパーティですので、こちらに加入して頂くのがよろしいかしら?それとも、2パーティにいたしますか?」
・・・・そう言えば6名だから取り敢えず6人でパーティとか言ってたんだっけ?
「ええと、そう言った話は、この場にいる全員で話し合ってないので、今決めますか?」
僕がそう言うと・・・・あれ?どうやら内元君と揚村さんだっけ?元勇者の彼女?が腕を組んでいる・・・・彼女のほうから、一方的みたいだけど、もうですか。若いっていいですね、素早いね。
少し困った顔をしている内元君だけど、
「常山さんは既に才村さんとパーティになってるんですね。」
「ああ、ここに最初に来た時にそれは済ませてたよ。」
「では、僕達もそのパーティに加われますか?」
「えと、皆はどうなの?僕はいいけど?」
「私は全然オッケー!」
元気よく揚村さんがそう言う。
「私もそれでお願いします。」
「私もです。」
大人しい伊知地さんと吉安さんも肯定。
「じゃあ・・・・この6名でパーティを組みます。因みに侍女さんはどうします?」
「え?私達ですか?」
「うん。折角だからこの6名でパーティ組んでおいて、ええと、2パーティならクラン?作ればどうかなって。変にちょっかい出してくる奴らからも少しは身を守れるんじゃないかと思ったんだけどね?」
「少しお待ち下さい。相談します。」
侍女さんは集まって相談している。
「あ、じゃあ受付の方、この6名でパーティお願いします。それと、パーティにはリーダーとサブリーダーが必要なんだけど、誰がなるかな?」
まあ予想はしてるんだけど・・・・
「そんなの一番年上の常山さんに決まりよ?」
揚村さんが凄く元気に答えてくれる・・・・
他の4名はうなずく。
「まあそうなるよね。じゃあ僕でいいのかな?後はサブリーダーだけど・・・・」
「やはり僕達より年上の才村さんで良いと思います。」
内元君もそう言う。
他の3名もうなずく。才村さんは・・・・
「え?私?そのような事、出来るかしら?」
「ええと、僕が言うのは何だけど、才村さんならできるよ?まあ、僕のミスの尻拭いの格好になるけれど・・・・」
「そんな!常山先輩に限ってミスなんて考えられません!」
いや・・・・僕も人間だし?ミスするよ?
「まあ、そこは僕もミスをするから、その、才村さんがサポートしてくれると助かるかな?」
「え?私が常山先輩のサポートを?できるでしょうか?」
「ええとさっきも行ったと思うけど、才村さんならきっと大丈夫!」
「・・・・分かりました。ではお受けしますね。あ、それで・・・・パーティって、何か名前とかあるのでしょうか?」
あ、そう言えばそうだな。
もう1人の受付の女性がそう言いつつ、こちらの様子を窺っている。
「大丈夫です。そちらの方は問題なかったかしら?」
「はい、問題ありません。あの、次はパーティの加入かと思うのですが、どうでしょう?」
「はい、そうですね。既にこちらは常山様と才村様はパーティですので、こちらに加入して頂くのがよろしいかしら?それとも、2パーティにいたしますか?」
・・・・そう言えば6名だから取り敢えず6人でパーティとか言ってたんだっけ?
「ええと、そう言った話は、この場にいる全員で話し合ってないので、今決めますか?」
僕がそう言うと・・・・あれ?どうやら内元君と揚村さんだっけ?元勇者の彼女?が腕を組んでいる・・・・彼女のほうから、一方的みたいだけど、もうですか。若いっていいですね、素早いね。
少し困った顔をしている内元君だけど、
「常山さんは既に才村さんとパーティになってるんですね。」
「ああ、ここに最初に来た時にそれは済ませてたよ。」
「では、僕達もそのパーティに加われますか?」
「えと、皆はどうなの?僕はいいけど?」
「私は全然オッケー!」
元気よく揚村さんがそう言う。
「私もそれでお願いします。」
「私もです。」
大人しい伊知地さんと吉安さんも肯定。
「じゃあ・・・・この6名でパーティを組みます。因みに侍女さんはどうします?」
「え?私達ですか?」
「うん。折角だからこの6名でパーティ組んでおいて、ええと、2パーティならクラン?作ればどうかなって。変にちょっかい出してくる奴らからも少しは身を守れるんじゃないかと思ったんだけどね?」
「少しお待ち下さい。相談します。」
侍女さんは集まって相談している。
「あ、じゃあ受付の方、この6名でパーティお願いします。それと、パーティにはリーダーとサブリーダーが必要なんだけど、誰がなるかな?」
まあ予想はしてるんだけど・・・・
「そんなの一番年上の常山さんに決まりよ?」
揚村さんが凄く元気に答えてくれる・・・・
他の4名はうなずく。
「まあそうなるよね。じゃあ僕でいいのかな?後はサブリーダーだけど・・・・」
「やはり僕達より年上の才村さんで良いと思います。」
内元君もそう言う。
他の3名もうなずく。才村さんは・・・・
「え?私?そのような事、出来るかしら?」
「ええと、僕が言うのは何だけど、才村さんならできるよ?まあ、僕のミスの尻拭いの格好になるけれど・・・・」
「そんな!常山先輩に限ってミスなんて考えられません!」
いや・・・・僕も人間だし?ミスするよ?
「まあ、そこは僕もミスをするから、その、才村さんがサポートしてくれると助かるかな?」
「え?私が常山先輩のサポートを?できるでしょうか?」
「ええとさっきも行ったと思うけど、才村さんならきっと大丈夫!」
「・・・・分かりました。ではお受けしますね。あ、それで・・・・パーティって、何か名前とかあるのでしょうか?」
あ、そう言えばそうだな。
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