45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

文字の大きさ
1,077 / 1,402
外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

工場が完成していた。

しおりを挟む
 俺は神獣達に道の造成を任せ、ティンドールの工場へ来ている。
 遂に完成したからだ。

 工場以外の建物もほぼ完成。
 今は中に入れる家具やキッチンなどの・・・・この世界仕様の魔道具・・・・必要なものを据え付け中だ。
 遂に工場が完成し、今は工場の中に用意をしてあった機械を設置している。
 こちらは御国台のメンバーが中心になってやっている。

 そして、随時働く仲間が増えている。
 そんな中、多いのが元?冒険者だ。
 金を稼ぐ手段がなく、泣く泣く冒険者になった人達が多数いる訳で。
 こうして働く場があれば、無理して危険な冒険者にならずに済んだ人達が、此処に大挙して働く場を求めやってくる。

 近隣の町や村からもどんどんくる。
 どうやって話を聞いたんだ?

 その結果・・・・想定外の出来事・・・・寮が足りないのだ。
 働き手は欲しいが、こちらが想定した以上のペースで人がやってくる。
 どうやって募集しているんだ?内容が気になるぞ?
 1000人分の住居を用意した訳だが、あっという間に埋まる。
 仕方が無いので、更に寮を建てる。

 寮以外にも、家族向けの建物も建築する。

 想定外に人が多くやってきたので、苦渋の決断として足りない住居は、一部屋あたり倍の人に住んでもらう事にした。

 優先的に親兄弟、親戚には一緒に住んでもらう事に。

 これだけでは足りないので、友人、仲間で来た連中にも可能な限り同居してもらう。

 一時的な措置だが・・・・そのうちの一人が、感謝して俺に話しかけてきたので、話を聞くと・・・・

 部屋代は3年只・・・・と聞いてきたのだとか。なに?聞いていないぞ?

 それはクランのメンバーの話じゃないか?誰だ?こんな事を広めたのは?

 彼方此方男女年来も広く聞いてみるが、皆一様に3年只と聞いてきたという。

 まじかよ・・・・

 そして、この中に農業経験者・・・・つまり、農家の3男坊4男坊、娘・・・・親に面倒を見て貰えない人々に新しい領地への農業をしてほしいと打診したところ、条件次第でやってくれるらしく、今後の話し次第では早速領地へ向かってもらう事に。

 人間、慣れた仕事が一番だからな。
 農家出身者も、好き好んで此処にやってきた訳じゃなく、生きるため仕方なく・・・・だから。
 だが、周辺の町や村からこんなに人が集まっていいのだろうか?

 そう思ったが、ティンドールとその周辺を収めるバカ伯爵・・・・じゃない、
 プラシド・ネグロン・イ・ゴディネス伯爵に聞いてみると、意外な事に問題ないらしい。
 むしろ歓迎したいとの事。

 結局行き場のない、しかし腕がある、仕事ができる、こういった農家出身者や職人の弟子で、独立できなかった連中はかなりの確率で冒険者になるか、追剥や盗賊になるらしい。

 そして、それらの行き着く先は・・・・冒険者なら、成功者はほんの一握り、殆どは途中で死んでしまうんだとか。
 追剥や盗賊はもっと悪い。
 ろくに奪えないうえに、一度犯罪を犯せば国から討伐隊が組織され、運が良ければ奴隷落ち、大抵はその場で打ち首・・・・

 こうならない為に国や地方領主は色々打開策を考えるが決定打が無く、現在に至るらしい。

 なので、新たな領地や俺のようにかなりの人数が働く場を提供してくれるのは、非常にありがたいそうだ。
しおりを挟む
感想 72

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。