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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
回復魔法の限界を超える挑戦
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「知っているとは思うが、俺の所属はクラン”御国台”だ。パーティー名は・・・」
「希望、でござんしょう?」
知っているよな?とか思ったが、何だか言い方が変わってきてる。もしかしてこの変わった言い方が地、なのだろうか?
「そうだな・・・・一週間だ。一週間後に・・・・こちらから伺うか、ノエラ、キミがこちらに訪ねてくれればこの娘がどうなったか分かるようにはしておくつもりだ。俺は死なせないつもりだが万が一、力が及ばなかったらその時点でキミに知らせよう・・・・」
「ご配慮感謝もうしんす。口田様の良いようにお計らい下さいまし・・・・」
・・・・
・・・
・・
・
後日奴隷を引き取りに来る事にし金を払い、この娘は・・・・運ぶのも危険そうなので、船へ乗せて連れ帰った。
・・・・生きている人間に対し、鑑定でどこまで病気、怪我の状態が分かるのか疑問だが、調べてみる。
以前見た四肢の欠損や、火傷・怪我は分かったが、病気は出てこない。
単なる衰弱と・・・・体の一部に壊死、と出ている。
さて・・・・どう治療するか・・・・
俺は世津達に手伝ってもらい、清潔な部屋に寝かせ服を全部脱がす。
年頃と思われる娘だからとか思ったが、生きるか死ぬかだからこの際・・・・脱がしてくれたのは女性だから・・・・と思ったが、実際見ると愕然とした。
体中が怪我だらけ火傷だらけ。
所々壊死している。
胸も焼けただれ・・・・・性器があると思う部分も、見るも無残に焼けただれている。
う・・・・よく生きてたな、と正直思った。
そして・・・意思の疎通ができない。
触るとビクッとするが、もはや見えない聞こえない喋れない・・・・感じだ。
そして・・・・俺は一度、ロンダ―ヴに確認をしてみる。
【ボクは精霊だからね、この娘の精神に働きかける事ぐらい朝飯前だよ。え?この娘に、治療できると思うけど、生きる意志があるか確認してほしい?いいけれど、もうこの娘の精神も最悪状態だから、生きる気力もないんじゃないかな?】
そう言いながら確認してくれる・・・・
【意外だけれどね、この娘は今も生きたいと思っているようだよ。治せるのなら、何でもするから治してほしいって。ただ・・・・こんな身体だから、どうやって恩を返したらいいか分からないって・・・・どうするの?】
意外だ。まだ諦めていないなんて。
だが・・・・生きる意志があるなら或いは・・・・
「今から回復魔法を使う。同時に・・・・修復及び創造のスキルを駆使して、試す。世津、三津枝、俺は無理をするから・・・・後は頼む。佐和・・・・隣にいて、俺が倒れそうになったら、支えてくれ。」
3人にそう伝え、この哀れな娘の治療を開始する。
俺はシビルが持っているという、眠り薬?を貰い、この哀れな娘を眠らせた。
そしてナイフを取り出し、壊死してる部分を削っていく。
世津と三津枝が、布で拭いてくれる。
念の為、四肢の欠損部分もナイフで削る。
ここで修復、創造を使い四肢の修復及び、傷んでいる皮膚の再生を試みる。
う・・・ここまでで相当魔力?を持っていかれた感じだ。
そして・・・・回復魔法で、治療をしていく。
俺の中の何かがドンドン失われる感覚。
思考が止まる。考えられない。誰かが何か言っているが何を言っているのか分からない。
誰かが俺を引っ張っているが、逆らう。
・・・・誰かが俺を支えているようだ。だが気にせずスキルを使う。
治れ治れ治れなおレナオレ・・れ・・・・・・
俺は意識を手放した。
「希望、でござんしょう?」
知っているよな?とか思ったが、何だか言い方が変わってきてる。もしかしてこの変わった言い方が地、なのだろうか?
「そうだな・・・・一週間だ。一週間後に・・・・こちらから伺うか、ノエラ、キミがこちらに訪ねてくれればこの娘がどうなったか分かるようにはしておくつもりだ。俺は死なせないつもりだが万が一、力が及ばなかったらその時点でキミに知らせよう・・・・」
「ご配慮感謝もうしんす。口田様の良いようにお計らい下さいまし・・・・」
・・・・
・・・
・・
・
後日奴隷を引き取りに来る事にし金を払い、この娘は・・・・運ぶのも危険そうなので、船へ乗せて連れ帰った。
・・・・生きている人間に対し、鑑定でどこまで病気、怪我の状態が分かるのか疑問だが、調べてみる。
以前見た四肢の欠損や、火傷・怪我は分かったが、病気は出てこない。
単なる衰弱と・・・・体の一部に壊死、と出ている。
さて・・・・どう治療するか・・・・
俺は世津達に手伝ってもらい、清潔な部屋に寝かせ服を全部脱がす。
年頃と思われる娘だからとか思ったが、生きるか死ぬかだからこの際・・・・脱がしてくれたのは女性だから・・・・と思ったが、実際見ると愕然とした。
体中が怪我だらけ火傷だらけ。
所々壊死している。
胸も焼けただれ・・・・・性器があると思う部分も、見るも無残に焼けただれている。
う・・・・よく生きてたな、と正直思った。
そして・・・意思の疎通ができない。
触るとビクッとするが、もはや見えない聞こえない喋れない・・・・感じだ。
そして・・・・俺は一度、ロンダ―ヴに確認をしてみる。
【ボクは精霊だからね、この娘の精神に働きかける事ぐらい朝飯前だよ。え?この娘に、治療できると思うけど、生きる意志があるか確認してほしい?いいけれど、もうこの娘の精神も最悪状態だから、生きる気力もないんじゃないかな?】
そう言いながら確認してくれる・・・・
【意外だけれどね、この娘は今も生きたいと思っているようだよ。治せるのなら、何でもするから治してほしいって。ただ・・・・こんな身体だから、どうやって恩を返したらいいか分からないって・・・・どうするの?】
意外だ。まだ諦めていないなんて。
だが・・・・生きる意志があるなら或いは・・・・
「今から回復魔法を使う。同時に・・・・修復及び創造のスキルを駆使して、試す。世津、三津枝、俺は無理をするから・・・・後は頼む。佐和・・・・隣にいて、俺が倒れそうになったら、支えてくれ。」
3人にそう伝え、この哀れな娘の治療を開始する。
俺はシビルが持っているという、眠り薬?を貰い、この哀れな娘を眠らせた。
そしてナイフを取り出し、壊死してる部分を削っていく。
世津と三津枝が、布で拭いてくれる。
念の為、四肢の欠損部分もナイフで削る。
ここで修復、創造を使い四肢の修復及び、傷んでいる皮膚の再生を試みる。
う・・・ここまでで相当魔力?を持っていかれた感じだ。
そして・・・・回復魔法で、治療をしていく。
俺の中の何かがドンドン失われる感覚。
思考が止まる。考えられない。誰かが何か言っているが何を言っているのか分からない。
誰かが俺を引っ張っているが、逆らう。
・・・・誰かが俺を支えているようだ。だが気にせずスキルを使う。
治れ治れ治れなおレナオレ・・れ・・・・・・
俺は意識を手放した。
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