45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

クランの拠点に戻ってみると

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 ある程度話を終え色々と店で売る方向で、そして各々何が出来そうか、ある程度方向性が決まったので一度クランの拠点へ戻る事にした。
 ゲートを使い、戻ってみると・・・・

 執事のマウリシオさんが待ち構えて?いた。

「ギルドのミゲル殿が戻られたら早急に来てほしいと、伝言を仰せつかっております。」

 はあ?何だ一体?
 特に約束・・・・していないよな?
 イベッテに確認するも、

「私も聞いてないかな。聞いていればそもそも王都のギルドへ連絡があるんじゃないかな?」
「じゃあ何だろうか?」
「わからないわよ?いい解決方法は、今すぐギルドへ顔を出す事ね。」

 イベッテがそう言うんだ、間違いはないだろう。

「じゃあ行くか。あ、マウリシオさん、俺達が留守の間、何か変わった事はなかったかな?」
「変わった事でございますか・・・・士門さま、クランパーティーの”黒い奴”でございますが、最近でございますが見た事も無い女性を連れ込んでございます。」

 ・・・・何やってんだよ?御国台の女子生徒とよろしくヤッといて、さらに別の女性を連れ込むとか・・・・自分で家を借りるなり、購入してからにしろ!
 一度その辺りを話し合う必要がありそうだな・・・・で、奴らは・・・・?

「現在6名ともダンジョンに赴いてございます。」

 ・・・・まあいいか。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


 俺達はギルドに向かい、中へ入ると素早く奥に案内された。
 そして、一息つく暇もなく、ミゲルさんがやってきた。

「急に呼びつけてしまい、申し訳ない。」

 いきなり謝られても・・・・

「えっと、何でしょう?謝られる覚えもないですし、用件があるなら先に言って下さい。」
「ああ、すまない。気が動転してしまってな。じつは・・・まだ魔物が街道に出るので、討伐してはもらえないだろうか?」

 ええ・・・・また・・・・?

「強いの?」
「普通の魔物であれば、高レベルの冒険者で対応できるのですが・・・・」
「普通じゃない?」
「その通りなのです。」
「えっと、何がどうなって、どうしろというのでしょう?」
「ああ、今回は・・・・人為的な事なのだが・・・・どうやらテイマーが魔物を使い、道行く商人を襲っておる様なのだ。」

 はああ?
 そんなの騎士とかに任せればいいんじゃない?

「通常の魔物であればよかったのだが・・・・相手はワイバーンでな。」

 ワイバーン?首の長い、空飛ぶドラゴンっぽいやつ?
 また面倒な・・・・つーか、デカいんじゃない?そんなの隠れる場所ないでしょ?

「俺にその討伐をしてほしい、と?」

 まじっすか・・・・
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