45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

雲海

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「そ・・・そんなに見ないで下さい・・・・恥ずかしいです・・・・」
「だってほら・・・・イベッテってただでさえ美人なのに、肌も綺麗でスタイルもいいし・・・・見ちゃうよ。」

 イベッテはほっそりしている。
 身長は佐和より少しだけ高い感じで160センチ無い感じかな。
 今は2人で風呂に入っている。
 何故かムード満点の風呂場。
 イベッテの白い肌にほっそりした体つき、少々控えめな胸・・・・せつ以上佐和未満、な感じ?
 胸を比べるとか失礼な気もするが・・・・綺麗な色、形・・・・見惚れてしまう。
 だが、此処が本番じゃない!もっと後だ!
 我慢して湯船につかる。
 湯船でイベッテのふくらはぎや足の裏をマッサージしてあげる。
 ちょっとその時色々見えちゃうけれど、我慢。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 強化された精神力をフル動員して、理性を保つ。
 風呂から上がって、少し休んでからラウンジへ。
 イベッテにはドレスを着てもらい、エスコート。

 ワインと軽い食事を用意し、いいムードに。
 え?佐和の時と一緒だって?気にしたら負け。
 ゆったりとした時間を過ごすと周辺が少し暗くなりはじめる。
 お、ロンダーヴ、ちゃんと言いつけ守ってくれていたな。
 ちょっと運転席に向かい、周囲を見渡す。
 空にいい感じの雲発見。
 イベッテの所へ行き、

「イベッテ、雲の中に入った事はあるかい?」

 と聞いてみる。

「え?ないない、無理でしょう?」
「行ってみないか?」
「え?」

 驚くイベッテ。
 雲の中自体はいいもんじゃないが、そこを抜ければ絶景。

 俺は船を雲に向かって進ませ、突入。
 前が見えなくなる。

「これが雲の中?何も見えないわね?」

 そうだろうそうだろう。

「まあ曇ってのはこんなもんだよ。それより、もうすぐ雲の上に出る。驚くなよ?」

 そう言い終わると、雲を抜け、雲海に出た。
 夕焼けがいい感じに雲を彩る。
 おお!綺麗じゃあないか!やったぜ!

「これが雲の上・・・・綺麗・・・・」

 感動するイベッテ。
 そして・・・・
 いい感じに湖が見えていたので下に降り、着水。
 今度は下から雲を見る。
 夕焼けに染まり、また違う綺麗さを醸し出す。
 これでなびかない女はいないぜ!
 とか思いながら・・・・もう、既にイベッテはなびいているんだが・・・・だよな?
 俺は指輪を出して、イベッテの手にはめる。

「イベッテの国ではどうか知らないが、俺達の住んでいた国では結婚したい相手に指輪を渡し、はめてもらう。受け取ってくれれば婚約だ。」

「そう・・・・そうなんだ・・・・」
「改めて言う、どうか受け取ってほしい。そして・・・・君の常識と、俺の常識が違うから今更だが、俺と・・・・結婚してほしい。」

 イベッテは俺の差し出した指輪をはめ、にこやかな笑顔を俺に向けて、

「しもんさん、私、しもんさんの妻になります。」

 こうして名実と共に、佐和に続きイベッテと婚約した。

 その後・・・・LEDでライトアップ、ムード音楽でもうムード満点。
 イベッテの手を取りベッドへ。

「私その・・・・初めてだから・・・・優しくして、ね?」

 イベッテを抱きしめ、激しくキスをする。
 イベッテも応えてくれる。
 そして・・・・

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・


「士門さん、おはよう。」
「うん、イベッテ、おはよう。」
「あ、ごめんね、シーツ、血で汚しちゃった。」
「大丈夫だよ。気にしていないから。」
「私が気にするの!」

 そう言いながらも腰回りの充実したイベッテだった。

 そして・・・・
 ”干からびるなよ?”

 うん?脳内で何かが聞こえた気がした・・・・
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