983 / 1,191
外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
驚く事に
しおりを挟む
「やあ口田さん、久しぶりだねえ?今日はクィンシー達に渡したゲートで来たんだってね?そうか、彼等に会ったのか・・・・」
「ええ。色々お世話になったうえに、白河さんに会って来い、と言われまして。」
「はは!奴らしい。口は悪いが、根はいい奴なんだ、あれでも。・・・・・・時に苦労してそうだねえ?」
「え?どうして分かるんですか?」
驚く俺。
何で苦労しているの分かったんだ?
「えー色々ありそうですが・・・・暫くここで休んでいきますか?」
「え?泊めていただけるのですか?ありがとうございます。」
「うーん・・・・ちょっと違うんだが・・・・そうだなあ、ひと月ぐらい、ここでゆっくり過ごすといい。」
「へ?そんな時間ありませんよ?それに、白河さんに申し訳ないですし?」
「ああ、僕の事は気にしないでいいんだよ?君、疲れているだろう?それに・・・・その剣、精霊だな?出られるのかい?」
【へえ・・・・ボクの事わかっちゃうんだ、おじさん。凄いね!】
「やあ・・・・ロンダーヴさん。まあ年の功というか、幸いにというか、精霊に詳しい人と知り合いでね。」
【えーボクこれでも認識阻害しているんだけど?何で名前分かっちゃうかな?】
じっと剣とロンダーヴの顕在化した姿を見つめる白河さん。
「・・・・そこまで危ないのかい?」
【??えええ・・・!わかっちゃうの?ボクの力で何とか落ち着かせているけれど、限界もあってね。昨日限界超えちゃって・・・・】
「ありがとうございます。後はこちらで何とかしましょう。僕も似たような事になった事がありましてね、わかるつもりです。これでもこちらに・・・・巻き込まれてかれこれ10年以上経ちますからねえ。」
俺はよく分からなかったが、ロンダーヴは分かったようだ。
「もし、スキルを学びたいようでしたら私が教えますので、遠慮なく言って下さい。幸いにもここで働いてくれる人々は優秀でね。トップが居なくても大丈夫なのですよ。私など時に数か月日本に居たりしますからね。」
こうして白河さんの善意で?暫くこっちで厄介になる事になった。
・・・・
・・・
・・
・
「あれ?暫くぶりね?今日はどうしたの?」
もげろ!のウェンディさんだ。
・・・・・・・・・・・・
「あら?結局もいだの?え?もげたのはオークキング?よく分からないけれど・・・・もぐ前に死んだのね、だから男ってやつは・・・・」
何やら恐ろしい事を口走るウェンディさん。
思わず股間を押さえてしまったよ。
あ、押さえるというより隠す、だな。
「ええ。色々お世話になったうえに、白河さんに会って来い、と言われまして。」
「はは!奴らしい。口は悪いが、根はいい奴なんだ、あれでも。・・・・・・時に苦労してそうだねえ?」
「え?どうして分かるんですか?」
驚く俺。
何で苦労しているの分かったんだ?
「えー色々ありそうですが・・・・暫くここで休んでいきますか?」
「え?泊めていただけるのですか?ありがとうございます。」
「うーん・・・・ちょっと違うんだが・・・・そうだなあ、ひと月ぐらい、ここでゆっくり過ごすといい。」
「へ?そんな時間ありませんよ?それに、白河さんに申し訳ないですし?」
「ああ、僕の事は気にしないでいいんだよ?君、疲れているだろう?それに・・・・その剣、精霊だな?出られるのかい?」
【へえ・・・・ボクの事わかっちゃうんだ、おじさん。凄いね!】
「やあ・・・・ロンダーヴさん。まあ年の功というか、幸いにというか、精霊に詳しい人と知り合いでね。」
【えーボクこれでも認識阻害しているんだけど?何で名前分かっちゃうかな?】
じっと剣とロンダーヴの顕在化した姿を見つめる白河さん。
「・・・・そこまで危ないのかい?」
【??えええ・・・!わかっちゃうの?ボクの力で何とか落ち着かせているけれど、限界もあってね。昨日限界超えちゃって・・・・】
「ありがとうございます。後はこちらで何とかしましょう。僕も似たような事になった事がありましてね、わかるつもりです。これでもこちらに・・・・巻き込まれてかれこれ10年以上経ちますからねえ。」
俺はよく分からなかったが、ロンダーヴは分かったようだ。
「もし、スキルを学びたいようでしたら私が教えますので、遠慮なく言って下さい。幸いにもここで働いてくれる人々は優秀でね。トップが居なくても大丈夫なのですよ。私など時に数か月日本に居たりしますからね。」
こうして白河さんの善意で?暫くこっちで厄介になる事になった。
・・・・
・・・
・・
・
「あれ?暫くぶりね?今日はどうしたの?」
もげろ!のウェンディさんだ。
・・・・・・・・・・・・
「あら?結局もいだの?え?もげたのはオークキング?よく分からないけれど・・・・もぐ前に死んだのね、だから男ってやつは・・・・」
何やら恐ろしい事を口走るウェンディさん。
思わず股間を押さえてしまったよ。
あ、押さえるというより隠す、だな。
20
お気に入りに追加
4,371
あなたにおすすめの小説

神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる