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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
再び御国台高校へ
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スーパー近辺に生きてる魔物が居ないのを確認し、移動を開始した。
今度はホームセンターを通り過ぎたが、ここにも襲ってくるような何かはいなかった。
こちらはショッピングモール。
どこかに隠れていそうだが・・・・動く気配は感じられなかった。
ただホームセンターの所々に、何やら殴ったような?蹴ったような傷みが見受けられたので、何かが来て暴れたのだろう。
・・・・実際はホームセンターに何も残っていなくて、怒り狂った残留組の男が力任せに壁を殴る蹴るをしただけなのだが、そんな事は知る由もない。
「どうする?このまま学校へ向かうか、もう少し周囲を探索するか。」
女性陣に聞く。
野郎共には聞かなくていいだろう。
真っ先に答えたのはさわだった。
「そうですわねえ?まだ反対側を見ていないようですし、此処とは学校から見て反対側までぐるっと見たほうがいい気がしますわ。」
そう言えば、此処と反対側は見ていないな、俺。
「ああ、前回残った・・・・あの知見寺とか言う奴等が見た場所の事を聞こうとして、逆切れされて分からなかったからな。俺も向こうは行った事が無いしな。」
「たぶん何もないと思うけれど、見る?」
みつえが言う。
「私もみっちゃんと同じ意見だけど、しもんさんが見た事無いというなら一度見ましょうか?多分この、今の事態になってから此処に今いるメンバーは、向こう側を見ていないでしょうから。」
せつが言う。
うん、決まりだな。
反対側に向かって歩き出す。
・・・・
・・・
・・
・
ぐるっと回って、学校を避けるように歩く。
一応、魔物を警戒しつつ・・・・俺はせつと歩いていたのだが、この時せつが俺に指摘をしてくれた事に俺は・・・・愕然となった。
また一人称が僕から俺になっている、と。
は!そう言えば意識していなかった。
うーん・・・・まあいいか、いちいち気にするの面倒だし。
せつに諦めるよ、と苦笑いし教えてくれてありがとうと伝えた。
そうしていると何故か残留組の男子生徒らしき人を見かけた。
何でこんな校舎から外れた場所に?
こちらに気が付いたのかその男子生徒は固まって動かない。
別に取って食いはしないんだけどな。
「おおお・・・・お前等!なななんでこんな所に居るんだよ!」
めっちゃ動揺している。
何かあるな?
「あ?この辺りに強い魔物が出ているからと、クランに緊急依頼が来ているからこうして魔物がいないか学校の周りを調べているんじゃないか。お前こそ何でこんな所に居るんだ?」
「べべ別にいだろ、何処にいようが!」
あいつが来た方向が怪しいな、何かある。
「そうか、まあいいけれど。俺達はこのままそっちに行くから。じゃあな。」
そう言って進もうとしたら、肩を掴まれ止められた・・・・何だ?
「べべ別にこの先には何もないぞ!」
「別に何もないならいいじゃないか。」
無理やり肩に置かれた手を振り払い、進む。
そうしたら、突然その生徒が襲ってきた。
「い・・・・行くんじゃねえ―――!」
殴ってきたので、一度殴られる。
まあレベル差があるので、そんなに痛みはないんだが。
だが、こうして殴られたので反撃に移る。
レベル差を生かし素早く動き、思いっきり殴る。
吹っ飛ぶ生徒。
そのまま拘束し、野郎共に連れてこさせる。
そしてそのまま進むと、何か小屋が見えてきた。
こんな所にこんなのあったんだ。
少し古そうだから、建ってからかなりの年数が経っているのだろう。
此処に俺達が召喚される前からあったのだろう。
だが、あいつがこの付近にいたのは怪しい。
俺は小屋へ近づき、中に入ろうとドアに手をかける。
むわっとした熱気と臭い。
その中を見て愕然となった。
今度はホームセンターを通り過ぎたが、ここにも襲ってくるような何かはいなかった。
こちらはショッピングモール。
どこかに隠れていそうだが・・・・動く気配は感じられなかった。
ただホームセンターの所々に、何やら殴ったような?蹴ったような傷みが見受けられたので、何かが来て暴れたのだろう。
・・・・実際はホームセンターに何も残っていなくて、怒り狂った残留組の男が力任せに壁を殴る蹴るをしただけなのだが、そんな事は知る由もない。
「どうする?このまま学校へ向かうか、もう少し周囲を探索するか。」
女性陣に聞く。
野郎共には聞かなくていいだろう。
真っ先に答えたのはさわだった。
「そうですわねえ?まだ反対側を見ていないようですし、此処とは学校から見て反対側までぐるっと見たほうがいい気がしますわ。」
そう言えば、此処と反対側は見ていないな、俺。
「ああ、前回残った・・・・あの知見寺とか言う奴等が見た場所の事を聞こうとして、逆切れされて分からなかったからな。俺も向こうは行った事が無いしな。」
「たぶん何もないと思うけれど、見る?」
みつえが言う。
「私もみっちゃんと同じ意見だけど、しもんさんが見た事無いというなら一度見ましょうか?多分この、今の事態になってから此処に今いるメンバーは、向こう側を見ていないでしょうから。」
せつが言う。
うん、決まりだな。
反対側に向かって歩き出す。
・・・・
・・・
・・
・
ぐるっと回って、学校を避けるように歩く。
一応、魔物を警戒しつつ・・・・俺はせつと歩いていたのだが、この時せつが俺に指摘をしてくれた事に俺は・・・・愕然となった。
また一人称が僕から俺になっている、と。
は!そう言えば意識していなかった。
うーん・・・・まあいいか、いちいち気にするの面倒だし。
せつに諦めるよ、と苦笑いし教えてくれてありがとうと伝えた。
そうしていると何故か残留組の男子生徒らしき人を見かけた。
何でこんな校舎から外れた場所に?
こちらに気が付いたのかその男子生徒は固まって動かない。
別に取って食いはしないんだけどな。
「おおお・・・・お前等!なななんでこんな所に居るんだよ!」
めっちゃ動揺している。
何かあるな?
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「べべ別にいだろ、何処にいようが!」
あいつが来た方向が怪しいな、何かある。
「そうか、まあいいけれど。俺達はこのままそっちに行くから。じゃあな。」
そう言って進もうとしたら、肩を掴まれ止められた・・・・何だ?
「べべ別にこの先には何もないぞ!」
「別に何もないならいいじゃないか。」
無理やり肩に置かれた手を振り払い、進む。
そうしたら、突然その生徒が襲ってきた。
「い・・・・行くんじゃねえ―――!」
殴ってきたので、一度殴られる。
まあレベル差があるので、そんなに痛みはないんだが。
だが、こうして殴られたので反撃に移る。
レベル差を生かし素早く動き、思いっきり殴る。
吹っ飛ぶ生徒。
そのまま拘束し、野郎共に連れてこさせる。
そしてそのまま進むと、何か小屋が見えてきた。
こんな所にこんなのあったんだ。
少し古そうだから、建ってからかなりの年数が経っているのだろう。
此処に俺達が召喚される前からあったのだろう。
だが、あいつがこの付近にいたのは怪しい。
俺は小屋へ近づき、中に入ろうとドアに手をかける。
むわっとした熱気と臭い。
その中を見て愕然となった。
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