45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

3人のステータス補正後は?

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 えっと、僕のステータスがおかしい。
 3人のステータスを見る事に。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「・・・・とまあ、そういう訳でみんなのステータスを確認させてほしいんだけれど?」

「いいですよ。ギルドでも確認できるのですよね?」

 せつが聞いてくる。

「ああ、そうらしい。鑑定を持っている奴なら自前で見られるらしいんだけれどね。」
「じゃあしもんさんは、私達のスキル見放題なんだね?」
「みつえ、見る事が出来るのは異世界での情報だよ。身長や体重、スリーサイズとかはわからない。」
「そんなの分かってしまったら、セクハラどころではないわねえ。あ、よかったら私のスリーサイズを教えしましょうか?」
「え?さわ教えてくれるの?え?冗談?そうだよねー」

 中々にいじられる僕。
 結局3人にステータスを見させてもらった。
 先ずはせつ。

 レベルは9。補正は4か。
 <力:   E レベル補正後      A> 
 <体力:E   レベル補正後         A>
 <知力:A   レベル補正後   SSSS>
 <精神力D   レベル補正後         S>
 <俊敏:D  レベル補正後          S>
 <魅力:A  レベル補正後    SSSS>
 <運:   F   レベル補正後          B>

 えっと・・・・やっぱりある、SSSSが。

 次はみつえ。

 レベルは8。補正は3。

 <力    :E レベル補正後    B>
 <体力: E レベル補正後      B>
 <知力:   B   レベル補正後       SS>
 <精神力:B  レベル補正後        SS>
 <俊敏:C  レベル補正後           S>
 <魅力:   A  レベル補正後       SSS>
 <運:  E   レベル補正後          B>

 せつに比べれば・・・・いやいや、充分凄いよ?
 さわが最後か。

 レベルは8。補正は3。

 <力    :E レベル補正後   B>
 <体力: D レベル補正後     A>
 <知力:   A   レベル補正後    SSS>
 <精神力:B   レベル補正後      SS>
 <俊敏: D   レベル補正後        A>
 <魅力:   A   レベル補正後    SSS>
 <運:  E   レベル補正後        B>

 何も言うまい、これがレベルの差か。

「一応メモしたから見ておいて。」

 自分のステータスを確認する3人。
 そして見せ合っている。

「あの、しもんさんのも見せて下さいね。」

 ・・・・そうなるわな。
 そして・・・・

「しもんさん何ですかこれ?全部SSSSとかになっている!」
「みつえ、仕方ないんだよ。レベル14だと補正がすごい事になって、どんなステータスでもほぼ間違いなく全部がSSSSになる。」

「何処から聞けばよいのか、これでは分かりませんねえ?で、繁在家さんは勇者補正とかはないのかしら?」

 !!あれ?さわとか、知っていたっけ?せつが勇者って?

「あ、先日、白河さんが、繁在家さんの事勇者とおっしゃっていましたわ。」

 ・・・・そうだった・・・・!忘れてた。
 言った、というかせつに聞いていたもんな、さわもいる前で。

「もしかして・・・・みつえも知っていたりする?」
「あ、私はせっちゃんから聞いたよ。」
「何とも思わないのか?」
「あら?今更ですわ。もし恨んだとして、それで帰れるなら恨みましょうが、もはや仕方のない事。私は気にしてはいませんわ。」
「私も。悪いのはあの女神とかいう腐女子。」
「いえ・・・・百合でしょ・・・・性根は腐っていますが・・・・」

 ・・・・よかった・・・・これで3人の絆?が壊れたらと心配していたけれど、杞憂に終わりそうだ。
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