852 / 1,180
外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
再びパワーレベリング
しおりを挟む
朝になり、まず講堂を調べる事に。
今回はせつと、男子生徒2人に同行してもらった。
せつの知り合いらしく、信用できるという事だったので2人を選んだ。
講堂へ向かうけれど、明るくなったのでわかるが、沢山の死体が転がってる・・・・かと思いきや、化け物の死体がない。
代わりに何やら石が落ちている。
あ、魔石というやつか?頭の中に情報があるようで、見ただけで思い浮かんだ。
ちょっと拾う。
そう言えば強い個体を倒した場所にあったのは、大きな魔石だった。
うーん・・・・もし街とかあれば、売れるのだろうか?
講堂へ向かうと、あまり芳しくなかった。
というか化け物がいた。
速攻で仕留めた。
10匹ほどいたけれど、大丈夫なんだろうか・・・・?
中を見るけれど、誰もいなかった。
逃げ出したのか分からないけれど。
そして、次に向かったのは部室。
こもれば多分大丈夫という作りみたいで、狭いけれど一部屋10人ぐらいは入れるだろうとの事。
向かうと・・・・やはり化け物がいた。
そして、死体もいくつか。
先ず石を投げ倒す。
さらに剣で戦う。
一体強いのがいた。
何やら魔法?火を放ってきた。
魔法があるのか?オークメイジと出ていた。
暫く周りを見るけれ+-ど、他にはいなさそう。
ここで拡声器を取り出し、部室に向かってしゃべった。
「誰か生きてるか?助けに来た!今柔剣道場には100名ほどがいる。一緒に来てほしい!」
暫くすると、いくつかの部屋がそっと開いた。
男子14名、女子8人。
多いのか少ないのか・・・・?
先生はいなかった。
そして次にプールへ向かう。
プールは半地下になってるようで、しかも囲まれている。
まあ水の面が地面すれすれの高さみたいな感じにできているらしく、もし生き残りが居れば立てこもれたのじゃないか、との事。
入り口は・・・・閉まっている。
ノックをしてみるも反応なし。
誰もいなかったか?
一応拡声器で呼びかけると、暫くしてドアが開いた。
お、生きてる人がいたのか。
女子生徒が7人と、男子生徒が3人いて、本当はもっといたそうだが男子生徒が何人か様子を見に行ったきり帰って来てないらしい。
残念ながら死んだんだのだろう。
そして・・・・一通り学校の敷地を確認して、誰も生存者がいないのを確認したので戻る事に。
戻りには誰にも、化け物にも会わずに戻ってこれた。
さて、この後どうするかなのだが・・・・
結局生徒全員レベルが上がったようで、レベルが上がっていなかったメンバーが3へ、後はそれぞれ1上がった。
意外にもせつと安楽座さんも上がった。
俺は・・・・上がらなかった。
次のレベルが上がる要求度が高すぎて、恐らくもう上がらないだろうとのくそ女神の見解だったし、まあ仕方ない。
そして・・・・外を見てくるかどうか、という事になって、先ずは転送されてきた場所は見たほうがいいだろうと。
しかしながら、全員で行っても仕方ないので、強いメンバーの半分で行く事に。
男性の教師1人と男子生徒3人で車を使い移動してもらい、こちらは俺とせつで。
あと道に慣れている人をひとり欲しいと伝え、強引に美女先生を指名した。
何せこっちは土地勘が無いから。
そして、安楽座さんをこっそり呼んで、包丁を渡しておいた。
何かあった時の為に。
「ないとは思うけど、レベルの上がってる男子生徒が調子に乗って、襲ってくるとも限らないからな。レベルの差があるから多分安楽座さんなら素手でも往なせると思うけれど、用心のためにな。」
「ありがとう。だけどよく包丁なんて持っていたわね。」
ちょっと切れ長の目で睨むように見てくる。
1日しか付き合いが無いけれど、たぶんあれは睨んでいるんじゃなく普段からあんな表情なんだろうな?
もう少し表情が柔らかかったら、きっとモテモテなんだろう。
こうして3人で出かける事になった。
男の探索メンバーには不平があったけれどこれは俺の信用問題、という事で一蹴させてもらった。
なにせ今いる男子生徒、全く知らないからな。
今回はせつと、男子生徒2人に同行してもらった。
せつの知り合いらしく、信用できるという事だったので2人を選んだ。
講堂へ向かうけれど、明るくなったのでわかるが、沢山の死体が転がってる・・・・かと思いきや、化け物の死体がない。
代わりに何やら石が落ちている。
あ、魔石というやつか?頭の中に情報があるようで、見ただけで思い浮かんだ。
ちょっと拾う。
そう言えば強い個体を倒した場所にあったのは、大きな魔石だった。
うーん・・・・もし街とかあれば、売れるのだろうか?
講堂へ向かうと、あまり芳しくなかった。
というか化け物がいた。
速攻で仕留めた。
10匹ほどいたけれど、大丈夫なんだろうか・・・・?
中を見るけれど、誰もいなかった。
逃げ出したのか分からないけれど。
そして、次に向かったのは部室。
こもれば多分大丈夫という作りみたいで、狭いけれど一部屋10人ぐらいは入れるだろうとの事。
向かうと・・・・やはり化け物がいた。
そして、死体もいくつか。
先ず石を投げ倒す。
さらに剣で戦う。
一体強いのがいた。
何やら魔法?火を放ってきた。
魔法があるのか?オークメイジと出ていた。
暫く周りを見るけれ+-ど、他にはいなさそう。
ここで拡声器を取り出し、部室に向かってしゃべった。
「誰か生きてるか?助けに来た!今柔剣道場には100名ほどがいる。一緒に来てほしい!」
暫くすると、いくつかの部屋がそっと開いた。
男子14名、女子8人。
多いのか少ないのか・・・・?
先生はいなかった。
そして次にプールへ向かう。
プールは半地下になってるようで、しかも囲まれている。
まあ水の面が地面すれすれの高さみたいな感じにできているらしく、もし生き残りが居れば立てこもれたのじゃないか、との事。
入り口は・・・・閉まっている。
ノックをしてみるも反応なし。
誰もいなかったか?
一応拡声器で呼びかけると、暫くしてドアが開いた。
お、生きてる人がいたのか。
女子生徒が7人と、男子生徒が3人いて、本当はもっといたそうだが男子生徒が何人か様子を見に行ったきり帰って来てないらしい。
残念ながら死んだんだのだろう。
そして・・・・一通り学校の敷地を確認して、誰も生存者がいないのを確認したので戻る事に。
戻りには誰にも、化け物にも会わずに戻ってこれた。
さて、この後どうするかなのだが・・・・
結局生徒全員レベルが上がったようで、レベルが上がっていなかったメンバーが3へ、後はそれぞれ1上がった。
意外にもせつと安楽座さんも上がった。
俺は・・・・上がらなかった。
次のレベルが上がる要求度が高すぎて、恐らくもう上がらないだろうとのくそ女神の見解だったし、まあ仕方ない。
そして・・・・外を見てくるかどうか、という事になって、先ずは転送されてきた場所は見たほうがいいだろうと。
しかしながら、全員で行っても仕方ないので、強いメンバーの半分で行く事に。
男性の教師1人と男子生徒3人で車を使い移動してもらい、こちらは俺とせつで。
あと道に慣れている人をひとり欲しいと伝え、強引に美女先生を指名した。
何せこっちは土地勘が無いから。
そして、安楽座さんをこっそり呼んで、包丁を渡しておいた。
何かあった時の為に。
「ないとは思うけど、レベルの上がってる男子生徒が調子に乗って、襲ってくるとも限らないからな。レベルの差があるから多分安楽座さんなら素手でも往なせると思うけれど、用心のためにな。」
「ありがとう。だけどよく包丁なんて持っていたわね。」
ちょっと切れ長の目で睨むように見てくる。
1日しか付き合いが無いけれど、たぶんあれは睨んでいるんじゃなく普段からあんな表情なんだろうな?
もう少し表情が柔らかかったら、きっとモテモテなんだろう。
こうして3人で出かける事になった。
男の探索メンバーには不平があったけれどこれは俺の信用問題、という事で一蹴させてもらった。
なにせ今いる男子生徒、全く知らないからな。
11
お気に入りに追加
4,331
あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる