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外伝 リュークとエリザヴェータ
恥ずかしいよ!
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中へ入ると何人かの冒険者が・・・・えっと受付?の人と話していたり、テーブルで打ち合わせ?何か話している姿が見えてきます。
そんな中空いている受付の所へ向かう僕達。
「皆さんこんにちは。あら?今日は1人違う人がいますね。もう1人はどうしたのですか?」
「アニェーゼさんこんにちは!ちょっとグラントリーは怪我しちゃって、怪我は治ったのだけれど、血を失いすぎて今は動けないんです。そして、その怪我を治して下さったのがこのリュークさんで、今日は魔物の討伐報告に来ました。」
ターラさんが受付のお姉さんと話しをています。
「そうですか、いよいよ貴女方も魔物の討伐なのですね。あ、では討伐の確認をいたしますので、魔石の提出と討伐部位の提出をお願いします。」
そう受付の・・・・アニョーゼさんが言うと、ターラさんが持っているカバンから何かを取り出します。
うげげ!あれってゴブリンの耳?ってそうか、そう言えばゴブリンみたいな人型の魔物は討伐報告部位って耳だっけ。
でもスライムは・・・・溶けて無くなっちゃったから何もないよね?
「ではお預かりしますね・・・・ゴブリンが2体と・・・・これは・・・・?」
「あ、それは、スライムの魔石です。」
「ス・・・・スライム!?ちょっと貴女達、何討伐しちゃっているんですか!あれほど初心者はスライムへは近づかないようにって再三注意しましたよね?よくこんな初心者パーティーでスライムを討伐できましたね?」
「えへへ・・・・私達が討伐したんじゃなくって、ゴブリン1体とスライムはこちらのリュークさんが討伐してくれたんです。しかも全滅しかかっていた私達を助けてくれて。」
ジトッと僕以外のメンバーを見渡すアニョーゼさん。
そして僕を見つめてきます。
一寸恥ずかしい・・・・って、よく見るとこのアニョーゼさんもそうだけれど、他にいる受付のお姉さんも、全員顔が整っています。
かわいらしい人もいれば美人さんもいる。
受付の人ってこんな美人さんばかりなんだろうか?そう思ってると、
「えっと、リュークさんと言いましたか?初めまして、そしてようこそ我がギルドへ。私は受付のアニョーゼと申します。こう言っては何ですが、リュークさんってスライムを討伐できるほどの経験があるようには見えないのですが、ひょっとして見た目と違い、結構歳いっていたりします?」
えっと、ははは・・・・
「あ、僕最近冒険者になったばかりで、戦闘は2回目なんです。」
えっ!というような顔でこちらを見てくる受付のお姉さん、それにターラさんとパーティ一行。
そんなに見つめられると何だか恥ずかしいよ!
そんな中空いている受付の所へ向かう僕達。
「皆さんこんにちは。あら?今日は1人違う人がいますね。もう1人はどうしたのですか?」
「アニェーゼさんこんにちは!ちょっとグラントリーは怪我しちゃって、怪我は治ったのだけれど、血を失いすぎて今は動けないんです。そして、その怪我を治して下さったのがこのリュークさんで、今日は魔物の討伐報告に来ました。」
ターラさんが受付のお姉さんと話しをています。
「そうですか、いよいよ貴女方も魔物の討伐なのですね。あ、では討伐の確認をいたしますので、魔石の提出と討伐部位の提出をお願いします。」
そう受付の・・・・アニョーゼさんが言うと、ターラさんが持っているカバンから何かを取り出します。
うげげ!あれってゴブリンの耳?ってそうか、そう言えばゴブリンみたいな人型の魔物は討伐報告部位って耳だっけ。
でもスライムは・・・・溶けて無くなっちゃったから何もないよね?
「ではお預かりしますね・・・・ゴブリンが2体と・・・・これは・・・・?」
「あ、それは、スライムの魔石です。」
「ス・・・・スライム!?ちょっと貴女達、何討伐しちゃっているんですか!あれほど初心者はスライムへは近づかないようにって再三注意しましたよね?よくこんな初心者パーティーでスライムを討伐できましたね?」
「えへへ・・・・私達が討伐したんじゃなくって、ゴブリン1体とスライムはこちらのリュークさんが討伐してくれたんです。しかも全滅しかかっていた私達を助けてくれて。」
ジトッと僕以外のメンバーを見渡すアニョーゼさん。
そして僕を見つめてきます。
一寸恥ずかしい・・・・って、よく見るとこのアニョーゼさんもそうだけれど、他にいる受付のお姉さんも、全員顔が整っています。
かわいらしい人もいれば美人さんもいる。
受付の人ってこんな美人さんばかりなんだろうか?そう思ってると、
「えっと、リュークさんと言いましたか?初めまして、そしてようこそ我がギルドへ。私は受付のアニョーゼと申します。こう言っては何ですが、リュークさんってスライムを討伐できるほどの経験があるようには見えないのですが、ひょっとして見た目と違い、結構歳いっていたりします?」
えっと、ははは・・・・
「あ、僕最近冒険者になったばかりで、戦闘は2回目なんです。」
えっ!というような顔でこちらを見てくる受付のお姉さん、それにターラさんとパーティ一行。
そんなに見つめられると何だか恥ずかしいよ!
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