722 / 1,183
外伝 リュークとエリザヴェータ
何かの音が聞こえてくる
しおりを挟む
「今すぐ出発する!」
隊長さんが素早く言って、皆が従います。
うん、誰も聞かなかったけれど、多分さっき流れてきた人って・・・・僕達と別れてしまったうちの1人だよね。
何故河で死んだのか分からないけれど。
逃げ切ったけれど河で力尽きたのかな?それとも河まで魔物が追いかけてきて河で殺されたのかな。
もし河まで魔物が追いかけてきていたとすれば、この場に留まるのは危険。
きっとそう言う事なんだろうな。
この後夕方になるまで少しの休憩をはさんで移動。
河のすぐ近くには道があったので・・・・この道は主要な道で、帝都まで行く道みたいで、このままいけば町に行けるらしいんだけど・・・・
このまま行くと町まで辿り着く頃には夜になっている、と言われ皆疲れで打ちひしがれている頃、遠くから何かの音が聞こえてきました。
段々近付いてくるけれど、音は進行方向・・・・つまり向かっている方からする訳で、皆が警戒していると音の正体がわかりました。
馬の蹄から発する音でした。
そして僕達に気が付いたのか、こちらに向かってきます。
よく見ると隊長さんと同じような格好をしていますね。
どうやら迎えが来たみたい。
僕達は何とか生き残ったようです。
・・・・
・・・
・・
・
どうも話を聞くと、姫さま達はこの道を通って帝都へ向かう予定だったようで、だけど予定の時間になっても現れず、不審に思った騎士の人達がこうやって様子を見に来てくれたようです。
暫く待っていると、少し小さめの馬車がやってきて、僕達を乗せてくれてました。
そして近くの町まで連れていってくれました。
そうそう、この後沢山の兵隊さん達が、僕達の話を聞いて魔物の討伐へ向かってくれたようで、どうやら魔物を追い払ったみたい。
それと、僕達と別れてしまった人達のうち、何人かは生き残っていたようで、この人達も保護してくれたそうです。
でも残念ながら僕達の仲間は残っていなくて。
結局孤児院から来た6人は、3人になっちゃった。
この後僕達は結局姫さまと同じ宿で泊まる事になってしまいました。
勿論部屋は違うけれど。
それでも、宿代と食事代は帝国で負担してくれるようで、正直ありがたかったんです。
あまりにも色々な事が起こったので、部屋に到着し・・・・なんとこの宿にはお風呂があって、僕達も使わせてもらったんだけど、汚れを落とし着替えも・・・・着替えも用意してくれました。
部屋へ戻るとヴェニアミン共々倒れるように寝てしまっていました。
そして気が付いたら姫さまのメイドさんに揺り起こされ、
「お疲れでしょうがお食事です。」
あれ?ご飯を食べる間もなく寝ちゃっていたんだ。
そして食べた食事は、今まで食べた事もないようなおいしい食事。
お肉もたっぷりだし。
こんな贅沢いいのでしょうか・・・・
隊長さんが素早く言って、皆が従います。
うん、誰も聞かなかったけれど、多分さっき流れてきた人って・・・・僕達と別れてしまったうちの1人だよね。
何故河で死んだのか分からないけれど。
逃げ切ったけれど河で力尽きたのかな?それとも河まで魔物が追いかけてきて河で殺されたのかな。
もし河まで魔物が追いかけてきていたとすれば、この場に留まるのは危険。
きっとそう言う事なんだろうな。
この後夕方になるまで少しの休憩をはさんで移動。
河のすぐ近くには道があったので・・・・この道は主要な道で、帝都まで行く道みたいで、このままいけば町に行けるらしいんだけど・・・・
このまま行くと町まで辿り着く頃には夜になっている、と言われ皆疲れで打ちひしがれている頃、遠くから何かの音が聞こえてきました。
段々近付いてくるけれど、音は進行方向・・・・つまり向かっている方からする訳で、皆が警戒していると音の正体がわかりました。
馬の蹄から発する音でした。
そして僕達に気が付いたのか、こちらに向かってきます。
よく見ると隊長さんと同じような格好をしていますね。
どうやら迎えが来たみたい。
僕達は何とか生き残ったようです。
・・・・
・・・
・・
・
どうも話を聞くと、姫さま達はこの道を通って帝都へ向かう予定だったようで、だけど予定の時間になっても現れず、不審に思った騎士の人達がこうやって様子を見に来てくれたようです。
暫く待っていると、少し小さめの馬車がやってきて、僕達を乗せてくれてました。
そして近くの町まで連れていってくれました。
そうそう、この後沢山の兵隊さん達が、僕達の話を聞いて魔物の討伐へ向かってくれたようで、どうやら魔物を追い払ったみたい。
それと、僕達と別れてしまった人達のうち、何人かは生き残っていたようで、この人達も保護してくれたそうです。
でも残念ながら僕達の仲間は残っていなくて。
結局孤児院から来た6人は、3人になっちゃった。
この後僕達は結局姫さまと同じ宿で泊まる事になってしまいました。
勿論部屋は違うけれど。
それでも、宿代と食事代は帝国で負担してくれるようで、正直ありがたかったんです。
あまりにも色々な事が起こったので、部屋に到着し・・・・なんとこの宿にはお風呂があって、僕達も使わせてもらったんだけど、汚れを落とし着替えも・・・・着替えも用意してくれました。
部屋へ戻るとヴェニアミン共々倒れるように寝てしまっていました。
そして気が付いたら姫さまのメイドさんに揺り起こされ、
「お疲れでしょうがお食事です。」
あれ?ご飯を食べる間もなく寝ちゃっていたんだ。
そして食べた食事は、今まで食べた事もないようなおいしい食事。
お肉もたっぷりだし。
こんな贅沢いいのでしょうか・・・・
12
お気に入りに追加
4,339
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる