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来訪者
無双する魔王
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クサーヴァーがゲートから現れると、魔王はクサーヴァーが知らない相手と戦っていた。
「くっ!これを防ぐか!」
「ほう!こんなメスが存在していたのか!これは驚きだだが!」
魔王はそう言いつつ、対峙している女性を魔法で拘束、自らのこぶしで殴りつける。
「ぎゃっ!」
吹き飛ぶ女性。彼女はエルヴィーラ。
この国の皇帝の長女。そしてシラカワ侯爵の妻。
「何て事!あんた何もんよ!」
「何だ小娘が!我こそは魔王だ!うはははは!」
「何で魔王がこんな所にいるのよ!それと私はウェンディよ!」
「あ?知らぬ!」
魔王はウェンディと名乗る女性に切りかかる。
「きゃあ!何よあんた!強いじゃないの!」
「ふん!メスの餓鬼なんぞに興味はない!死ね!」
魔王が何かの魔法を唱え、ウェンディと名乗る女性に命中する。
「きゃっ!」
吹き飛ぶウェンディと名乗る女性。
「ふん!たわいもない!それより向こうが気になるな。」
扉の近くに倒れていたエルヴィーラを無造作に持ち上げ、扉を蹴りつけ扉を蹴り飛ばす。
そしてどんどん進んでいく魔王。
「ふん!ここか!それとこいつか!先ほどから我の頭にこいつを殺せと本能がそう伝えておる!」
目の前の扉を蹴り飛ばす魔王。
そしてその部屋に入る。
「お主がここの主か!お主さえおらねば、我がこんな所まで来る必要がなかったものを・・・・」
そして手にしていたエルヴィーラを放り投げる。
「うっ・・・・旦那さま・・・・守る事かなわず・・・・申し訳・・・・」
「今回復させるから・・・・」
クサーヴァーはひっそりと気配を消し後をつけていた。
そうしているとシラカワ侯爵をかばうように、一人の女性が魔王に立ちはだかる。足元に落ちていた剣を拾い構えている。
「その方誰なのじゃ!そなたを招いた覚えはないぞえ!」
「ふん!竜族の娘か!竜族ごときが我に口をきくとは!笑止千万!死ね!」
信じられない事にこの女性は魔王に後れをとる事なく魔王と互角に戦っている。
「ぬ!我の剣を受け止めるか!その方竜族にしてはやるな!」
「旦那さまより預かった剣術のスキル、流石なのじゃ!してその方・・・・ひょっとして魔王かえ?」
その間にシラカワ侯爵は、先ほどの女性を回復させているようです。しかし何故魔法を使わないのか。
しかもその後何かをしている様子。
「貴様なんだそれは!させるか!」
魔王はその様子に怒りをあらわにし、目の前のカトリーンという名の竜族の女性、結局魔王に力負けをし、吹き飛ぶ。吹き飛ぶというより、魔王がこの女性につかみかかり、お互いがシラカワ侯爵の方に飛んでいく感じ。
このままでは侯爵にぶつかる!そう思った瞬間、
「こっちです!」
そう言って誰かが侯爵の腕をつかみ助けている。
あれは・・・・リューク!
「何だ貴様は!くそ!どうなってる!話と違うじゃないか!こんな事なら来るんじゃなかった!まあよい。建物ごと吹き飛ばしてくれるわ!」
思うようにいかずイラついていく魔王。
「くっ!これを防ぐか!」
「ほう!こんなメスが存在していたのか!これは驚きだだが!」
魔王はそう言いつつ、対峙している女性を魔法で拘束、自らのこぶしで殴りつける。
「ぎゃっ!」
吹き飛ぶ女性。彼女はエルヴィーラ。
この国の皇帝の長女。そしてシラカワ侯爵の妻。
「何て事!あんた何もんよ!」
「何だ小娘が!我こそは魔王だ!うはははは!」
「何で魔王がこんな所にいるのよ!それと私はウェンディよ!」
「あ?知らぬ!」
魔王はウェンディと名乗る女性に切りかかる。
「きゃあ!何よあんた!強いじゃないの!」
「ふん!メスの餓鬼なんぞに興味はない!死ね!」
魔王が何かの魔法を唱え、ウェンディと名乗る女性に命中する。
「きゃっ!」
吹き飛ぶウェンディと名乗る女性。
「ふん!たわいもない!それより向こうが気になるな。」
扉の近くに倒れていたエルヴィーラを無造作に持ち上げ、扉を蹴りつけ扉を蹴り飛ばす。
そしてどんどん進んでいく魔王。
「ふん!ここか!それとこいつか!先ほどから我の頭にこいつを殺せと本能がそう伝えておる!」
目の前の扉を蹴り飛ばす魔王。
そしてその部屋に入る。
「お主がここの主か!お主さえおらねば、我がこんな所まで来る必要がなかったものを・・・・」
そして手にしていたエルヴィーラを放り投げる。
「うっ・・・・旦那さま・・・・守る事かなわず・・・・申し訳・・・・」
「今回復させるから・・・・」
クサーヴァーはひっそりと気配を消し後をつけていた。
そうしているとシラカワ侯爵をかばうように、一人の女性が魔王に立ちはだかる。足元に落ちていた剣を拾い構えている。
「その方誰なのじゃ!そなたを招いた覚えはないぞえ!」
「ふん!竜族の娘か!竜族ごときが我に口をきくとは!笑止千万!死ね!」
信じられない事にこの女性は魔王に後れをとる事なく魔王と互角に戦っている。
「ぬ!我の剣を受け止めるか!その方竜族にしてはやるな!」
「旦那さまより預かった剣術のスキル、流石なのじゃ!してその方・・・・ひょっとして魔王かえ?」
その間にシラカワ侯爵は、先ほどの女性を回復させているようです。しかし何故魔法を使わないのか。
しかもその後何かをしている様子。
「貴様なんだそれは!させるか!」
魔王はその様子に怒りをあらわにし、目の前のカトリーンという名の竜族の女性、結局魔王に力負けをし、吹き飛ぶ。吹き飛ぶというより、魔王がこの女性につかみかかり、お互いがシラカワ侯爵の方に飛んでいく感じ。
このままでは侯爵にぶつかる!そう思った瞬間、
「こっちです!」
そう言って誰かが侯爵の腕をつかみ助けている。
あれは・・・・リューク!
「何だ貴様は!くそ!どうなってる!話と違うじゃないか!こんな事なら来るんじゃなかった!まあよい。建物ごと吹き飛ばしてくれるわ!」
思うようにいかずイラついていく魔王。
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