45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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来訪者

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 おっさん何とか和佳を伴い戻ったんだけどね・・・・

 するとそこには、ジスラン君が待っていたよ・・・・
 別にゲート使ったり、日本に戻ったり、しょっちゅうなんだから、わざわざ出迎えなんかしなくても・・・・

 そう思ったんだけど、何か様子が変。

「その、客人と申してよろしいのか・・・・応接間でお待ちしておられるのですが。」

 へ?客人?

「そんな約束あったっけ?」
「いえ・・・・その、会えばわかるの1点張りで・・・・今はナターリヤ様が対応しておられます。」

 ・・・・へ?なんでナターリヤが?
「それと、もうすぐ勇者様御一行と、アルフォンシーナ様もこちらに来られます。」

 何で勇者?ライナス君とヨーリス君の2人と、確か女性3人だよね・・・・それとも今は違うパーティ?
「それに、リューク様も・・・・奥方様は本当は関係ないのですが・・・・常に2人だからと強引に・・・・」

 リューク君まで?
 分からないな・・・・

「一体誰なんだ?」
「それより、一応警戒を。特に魔術の防御は念入りでお願いいたします。」

 ・・・・一体何が起ころうとしてるんだ?

「なあ和佳、どう思う?」
「今精霊には周囲を警戒させておりますが・・・・あ、和澄がきます。」

 和佳と話し始めたら、和澄がやってきた。

「マスターお帰りなさい。あ、今お客さんなんだってね?一応精霊に調べてもらってるけど、問題ないよ?」

 何が問題ないんだ?

「なあ・・・・一体だれがやってきたんだ?今更皇帝が現れたからって、こんな大ごとにはならんだろ?」

 皇帝が来ても大ごとにならないって・・・・まあ大概なんだけど。
 そして気が付けば、ウェンディがいた。

「ねえコジロー、なんかあんたを守ってって言われてやってきたんだけど?」

「へ?何だよ危険人物か?今敵対してて思い当たる人物居ないんだけど?」

 唯一おっさんに対抗できるのは、口田士門と言う青年・・・・もう壮年か?彼しかいないはずだけど、そもそも彼はおっさんに危害をくわえるはずないしな・・・・

 あ?まさか神か?神がおっさんに会いに来たのか?
 一体どの神?
 だけど何故か目の前にデアがいた・・・・いつの間に?
「ねえ・・・・なんだか邪神の気配がしたんだけど・・・・邪神と言っても、邪神そのものじゃなくってね・・・・残滓みたいな?影響なさそうだけどさ・・・・」

「おいおい、あの何だっけ?リアレプト?あれの事言ってるのか?」

 注:リアレプトは本篇未登場。
 もう暫く後に登場します。

 確か口田さんが独自のアイテムで拘束したはず・・・・しかもチョッキンして、傷口だけ回復する魔法で止血して・・・・
 うう・・・・哀れだな・・・・

「ああ!気になるからもう入るぞ?」

 おっさんじらされるの嫌だから、応接間に入ったよ。
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