619 / 1,195
精霊、そして神
デアが憔悴しきった姿で現れた
しおりを挟む
更にあれから日が経ち、精霊達のおなかが目立ってきた・・・・
おっさんがハッスルした精霊、全員子宝に恵まれたらしい・・・・
そして和佳も・・・・
「このマタニティウェア?いいですね!」
おっさんまあ妻達にも用意した服なんだけど、妊婦用のね、ウェアがあるんだよ。
それをいくつか異世界売買で購入、工房でそれを基に新たな素材で作りなおしてね。
まあ、元からこの世界にも妊婦用の服はあるらしいけどね・・・・なんかいまいちなんだよ。
なので、シラカワ商会で扱うようにと思って色々試行錯誤をしてたんだけどね・・・・
これがなかなかヒットしてね。
そんなに需要があるの?と思いきや、次から次へと売れていくんだよ。
たまにもう妊娠するのがどう考えても難しい年齢っぽい女性が購入していくけど・・・・
ニーナがこっそり教えてくれた所によれば、
どうやら自分の娘さん用に購入していくのだとか。
それに貴族の娘さんが妊娠した場合、やはり・・・・娘さんの母親?若しくは貴族に仕える女性?が見に来て買って行く事もよくあってね。
「それにしてもよく出来てますね!私も使った事あるからわかりますが、これはもう手放せませんよ?」
そう言いつつニーナさんはお腹をおっさんに見せてくる。
あれ?妊娠してたっけ?
「臨月ですよ?」
・・・いつの間に・・・・?
「半年以上前に・・・・覚えてませんか?」
「いや、どの時だったかまでは・・・・その、すまん!覚えてなくって。いや、ニーナとハッスルしたのは覚えてるけどね・・・・」
まあいいんだそれは。
「あ、まあこれぐらいにしておきますね。そう言えばデアさんが旦那様を探してましたよ?」
うん?珍しいな。
「そうか・・・・あ、産まれそうになったら必ず教えるようにね。こんな屑でも父親だからね・・・・できればまた立ち会いたいからね。」
「無論ですわ!」
「あ、デアがどこにいるかは・・・・知らないよな?」
「残念ながら・・・・」
「そうか、まあもしまた会ったら、書斎に来るよう伝えてほしいかな?」
「わかったわ。」
おっさんは一応書斎に戻った・・・・
戻って気が付いたんだけど・・・・精霊さんに手伝ってもらえばすぐにデアを見つけられるのでは?
「というわけでお願いします。」
和佳にお願いしましたよ。
「わかりました。ええと、私より妹の方がいいかしら?マスター、頭の中に語り掛けて下さいまし。」
おっさんそう言われ・・・・和佳の妹・・・・そろそろ名前考えてあげないとね・・・・聞いてみたよ。
「ちょっと待ってね!」
暫くして・・・・
「見つけたよ!こっちに来るって。」
暫くしてデアが走ってやってきた・・・・
いやいやそんなに慌てなくても・・・・
「コジロー!やっと会った!」
「あ、珠つくる?」
「あ、お願い・・・・って今はそれどころじゃないのよ!」
「どうしたんだい?」
「あの娘と連絡が完全に途絶えたのよ!」
「あの娘?」
「私の部下の”女神”」
ああ・・・・そう言えば居たっけね。口田さんが転移させられた原因だっけ?
「いないってどれぐらい?」
「数ヶ月とか今まであったけど、年単位はなかったのよ!」
いやまがりなりにも神でしょ?そんなのでいいの?
おっさんがハッスルした精霊、全員子宝に恵まれたらしい・・・・
そして和佳も・・・・
「このマタニティウェア?いいですね!」
おっさんまあ妻達にも用意した服なんだけど、妊婦用のね、ウェアがあるんだよ。
それをいくつか異世界売買で購入、工房でそれを基に新たな素材で作りなおしてね。
まあ、元からこの世界にも妊婦用の服はあるらしいけどね・・・・なんかいまいちなんだよ。
なので、シラカワ商会で扱うようにと思って色々試行錯誤をしてたんだけどね・・・・
これがなかなかヒットしてね。
そんなに需要があるの?と思いきや、次から次へと売れていくんだよ。
たまにもう妊娠するのがどう考えても難しい年齢っぽい女性が購入していくけど・・・・
ニーナがこっそり教えてくれた所によれば、
どうやら自分の娘さん用に購入していくのだとか。
それに貴族の娘さんが妊娠した場合、やはり・・・・娘さんの母親?若しくは貴族に仕える女性?が見に来て買って行く事もよくあってね。
「それにしてもよく出来てますね!私も使った事あるからわかりますが、これはもう手放せませんよ?」
そう言いつつニーナさんはお腹をおっさんに見せてくる。
あれ?妊娠してたっけ?
「臨月ですよ?」
・・・いつの間に・・・・?
「半年以上前に・・・・覚えてませんか?」
「いや、どの時だったかまでは・・・・その、すまん!覚えてなくって。いや、ニーナとハッスルしたのは覚えてるけどね・・・・」
まあいいんだそれは。
「あ、まあこれぐらいにしておきますね。そう言えばデアさんが旦那様を探してましたよ?」
うん?珍しいな。
「そうか・・・・あ、産まれそうになったら必ず教えるようにね。こんな屑でも父親だからね・・・・できればまた立ち会いたいからね。」
「無論ですわ!」
「あ、デアがどこにいるかは・・・・知らないよな?」
「残念ながら・・・・」
「そうか、まあもしまた会ったら、書斎に来るよう伝えてほしいかな?」
「わかったわ。」
おっさんは一応書斎に戻った・・・・
戻って気が付いたんだけど・・・・精霊さんに手伝ってもらえばすぐにデアを見つけられるのでは?
「というわけでお願いします。」
和佳にお願いしましたよ。
「わかりました。ええと、私より妹の方がいいかしら?マスター、頭の中に語り掛けて下さいまし。」
おっさんそう言われ・・・・和佳の妹・・・・そろそろ名前考えてあげないとね・・・・聞いてみたよ。
「ちょっと待ってね!」
暫くして・・・・
「見つけたよ!こっちに来るって。」
暫くしてデアが走ってやってきた・・・・
いやいやそんなに慌てなくても・・・・
「コジロー!やっと会った!」
「あ、珠つくる?」
「あ、お願い・・・・って今はそれどころじゃないのよ!」
「どうしたんだい?」
「あの娘と連絡が完全に途絶えたのよ!」
「あの娘?」
「私の部下の”女神”」
ああ・・・・そう言えば居たっけね。口田さんが転移させられた原因だっけ?
「いないってどれぐらい?」
「数ヶ月とか今まであったけど、年単位はなかったのよ!」
いやまがりなりにも神でしょ?そんなのでいいの?
27
お気に入りに追加
4,386
あなたにおすすめの小説

ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

異世界転移ボーナス『EXPが1になる』で楽々レベルアップ!~フィールドダンジョン生成スキルで冒険もスローライフも謳歌しようと思います~
夢・風魔
ファンタジー
大学へと登校中に事故に巻き込まれて溺死したタクミは輪廻転生を司る神より「EXPが1になる」という、ハズレボーナスを貰って異世界に転移した。
が、このボーナス。実は「獲得経験値が1になる」のと同時に、「次のLVupに必要な経験値も1になる」という代物だった。
それを知ったタクミは激弱モンスターでレベルを上げ、あっさりダンジョンを突破。地上に出たが、そこは小さな小さな小島だった。
漂流していた美少女魔族のルーシェを救出し、彼女を連れてダンジョン攻略に乗り出す。そしてボスモンスターを倒して得たのは「フィールドダンジョン生成」スキルだった。
生成ダンジョンでスローライフ。既存ダンジョンで異世界冒険。
タクミが第二の人生を謳歌する、そんな物語。
*カクヨム先行公開
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる