599 / 1,187
新たな剣
ほかのエルフも次々と
しおりを挟む
ええと、その、おっさんその昔、長たちとハッスルした後、他のエルフの女性も相手させられちゃって(え?羨ましいって?一晩で20人とか相手できる?)全員孕んだらしいんだよね。
ただ、子供さえ産めればどうでもよかったらしく、おっさんと結婚しなくていいし、もう二度と・・・・
いえ、次の機会まで会わなくてもいいから、また子種頂戴ね!
とか言ってた気が・・・・
だけど、せめておっさん父親なんだから、立ち合いぐらい・・・・
あ、まだ産まれてないけど、何人かは既に破水してる?
そして・・・・何人いるのか知らないけど、どうやら全員陣痛が始まっているらしい。
そんな中一人の女性がおっさんに気が付き
「け・・・・賢者様あ♪なんだかんだ言って出産にきてくれるあたり、流石ですわ・・・・」
「まあ賢者様?まだ子種を頂くには早すぎますわ?あとせめて1年・・・・待っていてほしいです。」
・・・・ええ?またするの?一年後に?
そんな中一番最初に産まれそうな女性に近づき、手を握る。
「あ・・・・何これ気持ちいい・・・・」
え?手を握っただけだけど?
【あ、ごめんね、精霊の力少し流しちゃった。】
ええと、和佳の妹さんだっけ?
【そうだよ?今はマスターの頭の中でサポート任されてるの。】
「ああ・・・・イキそう・・・・!」
え?駄目じゃないか!出産前に何でイカすんだよ?
【ちょっと流しすぎちゃった♪】
・・・・大丈夫なんかこんなので?
で、おっさん驚いたのが、いきんで産むのじゃなく、イクうとか言ってすぽんと産んでたよ。
ええと、近代産科の今までの苦労は何だったのか・・・・
そんな中次々と破水していく女性達。
手を握ると・・・・
うぼぼぼぼ
とか言いながら、産んでいたり、
あへえ・・・・
とか言いながら・・・・
そのすまん、おっさんのエルフのイメージが・・・・
完全崩壊しました。
もう二度とあの憧れのエルフには会えないんだなあと、おっさん遠い目をしながら、全員の出産に立ち会ったよ。
だけどね、今回の子供、誰一人として抱かせてくれないんだよ。
何でと聞いたら、さっきまでのイクうとか、何だったのかと思うような冷たいまなざしで・・・・
「賢者様、お子を抱けば情が移ります。それだけはいけません。」
・・・・おっさんそのエルフを見たよ。
そこにはおっさんのイメージ通りのエルフがいた。
そして、この部屋には、本来のエルフ?しかいない、急にそんな気がしてきた。
「なあ、どうしたんだ、急に?長たちの子供は抱かせてくれたよ?」
だけど、そこに返ってきた言葉がとんでもなかった。
「あの5人の子は、選ばれしものです。それ故特別扱いなのです。この子らは・・・・今後のエルフを担う存在。格が違います。そして、与えられた・・・・いえ、今はいいでしょう。そういう訳ですので、賢者様のわがままを受け入れ、出産の立ち合いは許しましたが、これ以上は許しません。お引き取りを。そして、1年後に来て下さい。次の子種をお願いいたします。」
・・・・本当にどうしたのかと思ってね。
おっさんこのエルフの女性の手を握ったんだよ。だけど、顔色一つ、表情一つ変えるでもなく、
「無礼者!いかに賢者様とはいえ、子種を注入するとき以外、気安く触るでない!」
・・・・ここにもおっさんの居場所はなかったよ・・・・
ただ、子供さえ産めればどうでもよかったらしく、おっさんと結婚しなくていいし、もう二度と・・・・
いえ、次の機会まで会わなくてもいいから、また子種頂戴ね!
とか言ってた気が・・・・
だけど、せめておっさん父親なんだから、立ち合いぐらい・・・・
あ、まだ産まれてないけど、何人かは既に破水してる?
そして・・・・何人いるのか知らないけど、どうやら全員陣痛が始まっているらしい。
そんな中一人の女性がおっさんに気が付き
「け・・・・賢者様あ♪なんだかんだ言って出産にきてくれるあたり、流石ですわ・・・・」
「まあ賢者様?まだ子種を頂くには早すぎますわ?あとせめて1年・・・・待っていてほしいです。」
・・・・ええ?またするの?一年後に?
そんな中一番最初に産まれそうな女性に近づき、手を握る。
「あ・・・・何これ気持ちいい・・・・」
え?手を握っただけだけど?
【あ、ごめんね、精霊の力少し流しちゃった。】
ええと、和佳の妹さんだっけ?
【そうだよ?今はマスターの頭の中でサポート任されてるの。】
「ああ・・・・イキそう・・・・!」
え?駄目じゃないか!出産前に何でイカすんだよ?
【ちょっと流しすぎちゃった♪】
・・・・大丈夫なんかこんなので?
で、おっさん驚いたのが、いきんで産むのじゃなく、イクうとか言ってすぽんと産んでたよ。
ええと、近代産科の今までの苦労は何だったのか・・・・
そんな中次々と破水していく女性達。
手を握ると・・・・
うぼぼぼぼ
とか言いながら、産んでいたり、
あへえ・・・・
とか言いながら・・・・
そのすまん、おっさんのエルフのイメージが・・・・
完全崩壊しました。
もう二度とあの憧れのエルフには会えないんだなあと、おっさん遠い目をしながら、全員の出産に立ち会ったよ。
だけどね、今回の子供、誰一人として抱かせてくれないんだよ。
何でと聞いたら、さっきまでのイクうとか、何だったのかと思うような冷たいまなざしで・・・・
「賢者様、お子を抱けば情が移ります。それだけはいけません。」
・・・・おっさんそのエルフを見たよ。
そこにはおっさんのイメージ通りのエルフがいた。
そして、この部屋には、本来のエルフ?しかいない、急にそんな気がしてきた。
「なあ、どうしたんだ、急に?長たちの子供は抱かせてくれたよ?」
だけど、そこに返ってきた言葉がとんでもなかった。
「あの5人の子は、選ばれしものです。それ故特別扱いなのです。この子らは・・・・今後のエルフを担う存在。格が違います。そして、与えられた・・・・いえ、今はいいでしょう。そういう訳ですので、賢者様のわがままを受け入れ、出産の立ち合いは許しましたが、これ以上は許しません。お引き取りを。そして、1年後に来て下さい。次の子種をお願いいたします。」
・・・・本当にどうしたのかと思ってね。
おっさんこのエルフの女性の手を握ったんだよ。だけど、顔色一つ、表情一つ変えるでもなく、
「無礼者!いかに賢者様とはいえ、子種を注入するとき以外、気安く触るでない!」
・・・・ここにもおっさんの居場所はなかったよ・・・・
13
お気に入りに追加
4,362
あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

最強執事の恩返し~大魔王を倒して100年ぶりに戻ってきたら世話になっていた侯爵家が没落していました。恩返しのため復興させます~
榊与一
ファンタジー
異世界転生した日本人、大和猛(やまとたける)。
彼は異世界エデンで、コーガス侯爵家によって拾われタケル・コーガスとして育てられる。
それまでの孤独な人生で何も持つ事の出来なかった彼にとって、コーガス家は生まれて初めて手に入れた家であり家族だった。
その家を守るために転生時のチート能力で魔王を退け。
そしてその裏にいる大魔王を倒すため、タケルは魔界に乗り込んだ。
――それから100年。
遂にタケルは大魔王を討伐する事に成功する。
そして彼はエデンへと帰還した。
「さあ、帰ろう」
だが余りに時間が立ちすぎていた為に、タケルの事を覚えている者はいない。
それでも彼は満足していた。
何故なら、コーガス家を守れたからだ。
そう思っていたのだが……
「コーガス家が没落!?そんな馬鹿な!?」
これは世界を救った勇者が、かつて自分を拾い温かく育ててくれた没落した侯爵家をチートな能力で再興させる物語である。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる