上 下
599 / 1,096
新たな剣

ほかのエルフも次々と

しおりを挟む
ええと、その、おっさんその昔、長たちとハッスルした後、他のエルフの女性も相手させられちゃって(え?羨ましいって?一晩で20人とか相手できる?)全員孕んだらしいんだよね。
ただ、子供さえ産めればどうでもよかったらしく、おっさんと結婚しなくていいし、もう二度と・・・・
いえ、次の機会まで会わなくてもいいから、また子種頂戴ね!

とか言ってた気が・・・・
だけど、せめておっさん父親なんだから、立ち合いぐらい・・・・

あ、まだ産まれてないけど、何人かは既に破水してる?
そして・・・・何人いるのか知らないけど、どうやら全員陣痛が始まっているらしい。
そんな中一人の女性がおっさんに気が付き
「け・・・・賢者様あ♪なんだかんだ言って出産にきてくれるあたり、流石ですわ・・・・」
「まあ賢者様?まだ子種を頂くには早すぎますわ?あとせめて1年・・・・待っていてほしいです。」

・・・・ええ?またするの?一年後に?
そんな中一番最初に産まれそうな女性に近づき、手を握る。
「あ・・・・何これ気持ちいい・・・・」
え?手を握っただけだけど?
【あ、ごめんね、精霊の力少し流しちゃった。】
ええと、和佳の妹さんだっけ?
【そうだよ?今はマスターの頭の中でサポート任されてるの。】
「ああ・・・・イキそう・・・・!」


え?駄目じゃないか!出産前に何でイカすんだよ?
【ちょっと流しすぎちゃった♪】
・・・・大丈夫なんかこんなので?
で、おっさん驚いたのが、いきんで産むのじゃなく、イクうとか言ってすぽんと産んでたよ。
ええと、近代産科の今までの苦労は何だったのか・・・・

そんな中次々と破水していく女性達。
手を握ると・・・・
うぼぼぼぼ
とか言いながら、産んでいたり、
あへえ・・・・
とか言いながら・・・・
そのすまん、おっさんのエルフのイメージが・・・・
完全崩壊しました。
もう二度とあの憧れのエルフには会えないんだなあと、おっさん遠い目をしながら、全員の出産に立ち会ったよ。
だけどね、今回の子供、誰一人として抱かせてくれないんだよ。
何でと聞いたら、さっきまでのイクうとか、何だったのかと思うような冷たいまなざしで・・・・
「賢者様、お子を抱けば情が移ります。それだけはいけません。」
・・・・おっさんそのエルフを見たよ。
そこにはおっさんのイメージ通りのエルフがいた。
そして、この部屋には、本来のエルフ?しかいない、急にそんな気がしてきた。
「なあ、どうしたんだ、急に?長たちの子供は抱かせてくれたよ?」
だけど、そこに返ってきた言葉がとんでもなかった。
「あの5人の子は、選ばれしものです。それ故特別扱いなのです。この子らは・・・・今後のエルフを担う存在。格が違います。そして、与えられた・・・・いえ、今はいいでしょう。そういう訳ですので、賢者様のわがままを受け入れ、出産の立ち合いは許しましたが、これ以上は許しません。お引き取りを。そして、1年後に来て下さい。次の子種をお願いいたします。」
・・・・本当にどうしたのかと思ってね。
おっさんこのエルフの女性の手を握ったんだよ。だけど、顔色一つ、表情一つ変えるでもなく、
「無礼者!いかに賢者様とはいえ、子種を注入するとき以外、気安く触るでない!」
・・・・ここにもおっさんの居場所はなかったよ・・・・
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い

平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。 ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。 かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

処理中です...