45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
595 / 1,195
新たな剣

久しぶりにエルフの里へ

しおりを挟む
おっさん揉み返しが酷く、まともに一人で歩けなくってね。
今おっさんの大剣に常駐している4体の精霊さんが手伝って・・・ってなんで持ち上げるの?
そのまま運ばれちゃったよ・・・・おーい・・・・何処へ行くのか分かってるの?

【ねえマスター?聞こえてる?】
あれ?誰だっけ?
【お姉ちゃん・・・・今は和佳だっけ?の妹精霊だよ?今はマスターの頭の中は私がいるから、困った事があったら言ってね?】

うん?あ、そう言えばそんな事言ってたっけ?
困った事と言ってもね・・・・今現在困った事まっしぐらなんだけど・・・・

【あ、それは問題ないわね?ゲート部屋に向かうだけだから。】

そんな事を言われつつ、あっという間にゲート部屋。

エルフの里か・・・・随分行ってないような気がします。

あ、和佳が先に向かった?
【おねえちゃんが知らせに行ったみたいだね?】
暫くして和佳が戻ってきた。
「ではマスター、向かいましょうか?」

おっさんと精霊一行はエルフの里へ向かった・・・・

・・・・
・・・
・・


エルフの里、随分ぶりだけど・・・・何だか様子がおかしい。
何だ?
そう思ったら、和佳が
「さあ皆さんお待ちかねですわ?」
そう言って案内をしてくれます。

ええと、よく分からないけど、ここは入った事あったっけ?

もう何年も来てないからね。
まあ和佳が入っていくので、おっさんも入っていくと・・・・

お腹の大きなファートとサージュが出迎えてくれ、左右からお腹の許す限り抱きついてきたよ。
「ダーリン♪凄いタイミングで来るんだね!」
え?何だ?
「二人とも陣痛中。」
うん?
「ええとそのずっと会わなくってごめんよ、ファート、それにサージュ。」

先ずファートがキスを。
おっさん軽く抱き返し・・・・いや、それにしてもお腹大きいな?
次にサージュとキス。

いや、相変わらず何考えてるのかわからない顔してるけど、綺麗だ・・・・
そう、この2人、言動は分かり易いんだけど、その実何を考えてるのか掴みどころがないんだよ。

「私達何時になったら信用してくれるのかな?」
少し寂しそうな表情のファート。
「仕方ない。こんな態度では真の理解は得られない。」

何の理解?サージュ。

おっさん結局この2人の事ほとんど何も知らないんだよね。
賢者の娘らしいのと、精霊に関しての女王とかよく分からないし・・・・

そんな中、綺麗な顔の2人が、凄い形相に・・・・そう、痛みで顔がゆがんだ?そう言った表現がピッタリな・・・・なまじ美女だからね・・・・

あ、もしかして深い陣痛?
近くにいた和佳が見る。
「マスター、子宮口が開いてます。もうすぐ産まれますよ?」

え?産まれるの?
ここで?見た感じそんな設備があるようには・・・・

だけど和佳が何かすると、2人のいる所から何かがせり出してくる。
見た感じ分娩台っぽい?
「ダーリン・・・・手を握って!」
「私も握ってほしい。」
え?2人同じタイミング?
しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

うちの冷蔵庫がダンジョンになった

空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞 ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。 そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。

ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀
ファンタジー
 雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。  場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!

アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。 ->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました! ーーーー ヤンキーが勇者として召喚された。 社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。 巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。 そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。 ほのぼのライフを目指してます。 設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。 6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

処理中です...