45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
592 / 1,186
新たな剣

今までいなかった世話焼き女房

しおりを挟む
おっさん、何だか気持ちいい目覚め・・・・
気が付けば、和佳が隣で気持ちいい寝顔を見せてくれていた。
起こすの悪いなあと思いながら、少し体を動かすと
「マスターおはようございます。」
と、ニッコリ笑顔を。
うわ、朝の起きたてでその寝顔・・・・じゃない、笑顔、破壊力満点!
「お・・・・おはよう和佳。そんなに見つめられると、一寸勘違いしてしまうよ?」
「あら?勘違いって何でしょう?いいのですよ?」

・・・・
・・・
・・


どうした事か、朝から爆発してしまった・・・・

「さあ、今日もお仕事、その前に食事ですわ。」
さっきのが何もなかったかのように起き出す和佳。
おっさん搾り取られて動けない・・・・

「まあ、仕方ないですわね。」

そう言っておっさん、何故か和佳にお姫様抱っこ・・・・されちゃったよ。
あれ?結構身体細いよ?なのにいとも簡単に、そして軽々と・・・・
男の尊厳が・・・・
「気にしたら負けですわ。」
・・・・何に負けるんだ?

そして連れてかれたのは・・・・
食堂じゃないよね?
何故かあの3人とハッスルしたお部屋に・・・・
「なあ和佳さんや。」
「何ですマスター?」
「何処へ連れてくの?」
「お食事ですわ?」
「だってここ食堂じゃないよ?」
「え?私食事とは言いましたが、マスターの食事とは一言も言ってませんよ?」
え?どういう事?まあまだ腹減ってないけど?
「もう私仕事中ですから。そしてマスターには、大事なお仕事が・・・・」
「え?何?」
「ナニですわ?」
え?
そう思っていると、そのまま部屋の中に・・・・あれ?自動ドアだっけ?
そしてベッドに降ろされるおっさん。
そしてそこには、食事を楽しみにしている?精霊さんが沢山・・・・
「さあ、お食事マスターのアレの時間ですわ?」
・・・・おっさんの食事ではなく、精霊さんの食事マスターのアレでした・・・・

・・・・
・・・
・・


もう精も根も尽きたよ・・・・

「こちらの4体は、剣が完成するまでずっとこの調子になりますから、頑張って下さいまし、マスター?」

・・・・流石秘書さん容赦ない。その妥協なき姿はまさしく秘書だったよ(意味深・・・・しかも謎の)・・・・

「まあ御戯れはこの辺りまで、本日の御予定ですが、何かご希望はございますか?」
「え?御戯れって?」
「マスター女の子を女性にするのお好きでしょ?先ほどもそうですが、シーツがあんなに・・・・」
・・・・そうか、そうなのか?おっさんにはそんなお下品な趣味が・・・・
「希望が無いようですので、こちらでスケジュールを調整いたしましたわ。」
・・・・え?いや一寸待って・・・・
和佳が見せてくれた本日の予定は、2振りの精霊剣を皇帝に献上する、と言うものだった・・・・

あ、あの2人、もしかしてキラスとキウスなのか?
今更だけど、見知らぬ精霊がいるなあと・・・・気配は感じてたから気にしてなかったけど・・・・その色々すまん。皇帝に差し出す精霊に手を出していたとは・・・・
「アークマスター、もしかして気が付いていないままでしたか?」
えっとどっち?あ、紅い方がキラスだっけ?蒼いのがキウスか?
「あ・・・・そのすまん!今からエリクサーでその、膜を・・・・」
「・・・・そうですね、もうアークマスターに初めてを捧げましたし、本日限りの関係ですから、一応再生して頂こうかしら?でも、膜は復活いたしますが、心の中は、マスターが初めてだったというのは一生消えませんからね?(しかも子が・・・・)」

・・・・ばれたら問題?いや、いいよな?そんな事にはこだわらんだろう?
「マスター、問題ありませんわ。双剣キラスとキウスが 皇帝の前で顕在化・・・・・・・・しなければ問題ありませんもの。」
・・・・そう言う問題か?うーん・・・・精霊の考えも分からんよ、勿論和佳もだよ?

この後後ろめたさ満開のおっさんを、和佳が慰めてくれたよ(どうやってかは企業秘密と言っておこう・・・・)

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!

アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。 ->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました! ーーーー ヤンキーが勇者として召喚された。 社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。 巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。 そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。 ほのぼのライフを目指してます。 設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。 6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました

ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが…… なろう、カクヨムでも投稿しています。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
 病弱な僕は病院で息を引き取った  お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった  そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した  魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る

処理中です...