45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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新たな剣

剣が無くなってるぞ?

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「ちょっとみんな集まってくれ!」

今この場にいるカトリーン、そしてウェンディとウルリーカ、ベーダ、フレドリカ。

おっさん合わせて6人。

皆おっさんの所に・・・・あ、カトリーンはもう片付けしてくれちゃってね、すまんねえ・・・・

「主よどうしたのじゃ?」

カトリーンが聞いてくれるんだけど・・・・

「カトリーン、4人がさ、身体に剣が刺さっちゃってたの見てた?」

「いや、済まぬが吹き飛ばされて倒れておったからのう・・・・見ておらぬのじゃ。」

「それは悪かったよ。何時もカトリーンには苦労かけさせちゃってるね。」

「それは気にするでない。」

「そう?だけどね・・・・今度何か埋め合わせをしよう!そうしよう!カトリーンは何か希望はある?」

この時おっさん、軽い気持ちで言ってしまった事に後悔を・・・・
そう、カトリーンの目が怪しく煌めいたのを見てしまったからだ・・・・

「主よ!まことじゃな!」

「え?ええと・・・・おっさんができる事の範囲で頼むよ?」

そう言ったはいいが、おっさんの妻がああいった目になった時の行動は一つ。

「流石に今すぐとは言わぬのじゃ!今晩・・・・は厳しそうじゃからの、今週中・・・・いや・・・・5日後じゃ!5日後でどうじゃ?」

何が5日後かは分からないが・・・・いや分るけど・・・・
「考えとくよ・・・・」

「そろそろ二人目が欲しかったのじゃ!ちょうどいいタイミングなのじゃ!4日後に排卵なのじゃ!妾らの周期は人と違うゆえ、これは僥倖!期待しておるぞえ。それとも、1週間愛してくれるのかの?」

・・・・カトリーンと一週間・・・・
凄い誘惑なんだけど、1週間・・・・朝が大変だ・・・・
「カ・・・・カトリーンの考えはわかったよ・・・・なるべく希望に沿うようにしよう。それより、今は、ウェンディ達の事だ。ウェンディ、どうなんだ?」
「え?そうね・・・・私もそろそろ次の子が欲しいかな?」

「え?」
「え?って・・・・え?」
「ウェンディ・・・・ちょっと前にダンジョンで・・・・沢山したよね?今はその話じゃないよ?」
「ええ?だって今カトリーンと子作りの話してたじゃない!」
・・・・皆さん大丈夫なんですか?

「あの・・・・今気にているのは、剣の事だよ?さっきまで4人、剣持ってたじゃないか!あれ、どこ行ったんだ?持ってたと言うか刺さってた?」
おっさんがやっと指摘したんだけど・・・・ここで4人が
「「「「あっ!」」」」

と声を揃えて驚いてたよ。

「そ・・・・そう言えばどこ行ったんだろ?」

突然狼狽えるウェンディ。
そしてカトリーンから更なる指摘が。
「主よ!あのちっこい精霊様はどうしたのじゃ?」
え?
・・・・・・・あれ?剣の事ばかり気にしてたから気が付かなかったよ。
「そう言えばそうだな?どこ行った?」

これ飛び散った色んな物の下とかにいるんじゃない?

もし潰れてたりしたら・・・・
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