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逃避行、その時何が起こっていたのか?
語られなかったエピソードその3 精神崩壊しかける白河
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暁団を追い返した後、宿で色々スキルについて試す白河。
その過程で風呂を作成。
異世界売買でも風呂用品を購入したりと忙しい。
だが・・・・こういった忙しさがかろうじて白河の精神崩壊を遅らせていたのだが・・・
ここで遂に白河の限界が来た。
全てにおいて、2人の女性の命を預かり、いつ追手が追い付くか分からぬ恐怖におびえつつ、自身の能力を確かめながら、常に気を張っている。
それも周りには心配させまいと、どこか呑気な感じを装って。
そして、部屋でふと、する事が無くなり落ち着いたとき・・・・白河の精神が一部崩壊。
ここで何と泣いてしまうのだ。2人の女性は驚きつつ慰めてくれる。
だが・・・・ここで白河にさらなる悲劇が襲う。
何と原因はメーネア姫。
彼女は、白河の精神の異常を早くから認め、どうにかしないと、と思っていたのだが、なかなか行動に出れなかった。
今手持ちの薬は・・・・ある意味精神を変化させる物なのだが・・・
メーネアが持っている薬、それは・・・副作用の激しい惚れ薬である。
彼女はこの逃避行の間に、白河と結ばれる決意をする。
それには・・・どうやら異世界の常識が邪魔をするので、強制的に手を出してもらう必要がある。
白河の国は妻は何と一人だけ。このままでは他の女性に手を出す事が無い。
だが・・・何としても手を出してもらわねばならず・・・・
危険を承知で、白河が泣いてしまった時、薬を使う決意をしたのだった。
だがこの薬・・・・即効性はなく、徐々に効果が現れるのである。
インダルチャンス王国の秘蔵の薬の一種で・・・・主に王族の男が、何としてもものにしたい女に盛る薬なのだが・・・・無論男にも使える。
なので・・・ここまでの道中、やはり精神の不安定なメーネアは・・・思わず使ってしまったのだ、白河に。
「シラカワ様お疲れ様です。お飲み物お持ちしましたよ?」
メーネアは水に溶かした薬入りの液体を差し出す。
ほんのり甘い味がする。
「あ、気が利くねえメーネアちゃん、ちょうど喉が渇いてたんだよ。」
そう言って一気に飲み干す白河。
「少し甘いんだね?」
「え・・そうですね・・・ほんのり甘いかもですわ。」
「ありがとう・・・何だか元気?が出てくるよ?」
「そうですか?他には何ともありませんか?」
「うん?別に?何かあるの?」
「い・・いえ・・・・その・・・元気が出るとおっしゃっているので。」
「別に・・・・」
この時はおかしなことを言うなと思っていたのだが・・・
この薬、確実に効果が現れるには、約一月掛かる。
メーネアはそこまで我慢をする事に。
そして・・・
・・・・
・・・
・・
・
一月後、杉浦に打ち明けるのだった。
「え?確かに白河さんの様子が変だとは思ってたんです。そう言う事でしたか・・・・」
「ごめんなさい・・・・私・・・どうしてもシラカワさまとその・・・それに、シラカワ様の精神は、遠からず崩壊するところでしたので、一時的にこの薬で落ち着いていただきましたの。」
・・・・この薬、一時的な精神のバランスをとる役割も担っているのだったが・・・・
最近オリアーナ嬢とのやり取りを見るに、薬の効果がかなり出ており、そろそろ時が来たようだ。
こうして白河は、薬で精神のタガが外れ、妻子がありながら、他の女性とハッスルするという、トンデモな行為を犯してしまうのだったが・・・・メーネアの誤算は、この症状が永続してしまった事だろう。
因みに薬は前頭葉に作用し、そう言った倫理観が喪失してしまったのだ。
その過程で風呂を作成。
異世界売買でも風呂用品を購入したりと忙しい。
だが・・・・こういった忙しさがかろうじて白河の精神崩壊を遅らせていたのだが・・・
ここで遂に白河の限界が来た。
全てにおいて、2人の女性の命を預かり、いつ追手が追い付くか分からぬ恐怖におびえつつ、自身の能力を確かめながら、常に気を張っている。
それも周りには心配させまいと、どこか呑気な感じを装って。
そして、部屋でふと、する事が無くなり落ち着いたとき・・・・白河の精神が一部崩壊。
ここで何と泣いてしまうのだ。2人の女性は驚きつつ慰めてくれる。
だが・・・・ここで白河にさらなる悲劇が襲う。
何と原因はメーネア姫。
彼女は、白河の精神の異常を早くから認め、どうにかしないと、と思っていたのだが、なかなか行動に出れなかった。
今手持ちの薬は・・・・ある意味精神を変化させる物なのだが・・・
メーネアが持っている薬、それは・・・副作用の激しい惚れ薬である。
彼女はこの逃避行の間に、白河と結ばれる決意をする。
それには・・・どうやら異世界の常識が邪魔をするので、強制的に手を出してもらう必要がある。
白河の国は妻は何と一人だけ。このままでは他の女性に手を出す事が無い。
だが・・・何としても手を出してもらわねばならず・・・・
危険を承知で、白河が泣いてしまった時、薬を使う決意をしたのだった。
だがこの薬・・・・即効性はなく、徐々に効果が現れるのである。
インダルチャンス王国の秘蔵の薬の一種で・・・・主に王族の男が、何としてもものにしたい女に盛る薬なのだが・・・・無論男にも使える。
なので・・・ここまでの道中、やはり精神の不安定なメーネアは・・・思わず使ってしまったのだ、白河に。
「シラカワ様お疲れ様です。お飲み物お持ちしましたよ?」
メーネアは水に溶かした薬入りの液体を差し出す。
ほんのり甘い味がする。
「あ、気が利くねえメーネアちゃん、ちょうど喉が渇いてたんだよ。」
そう言って一気に飲み干す白河。
「少し甘いんだね?」
「え・・そうですね・・・ほんのり甘いかもですわ。」
「ありがとう・・・何だか元気?が出てくるよ?」
「そうですか?他には何ともありませんか?」
「うん?別に?何かあるの?」
「い・・いえ・・・・その・・・元気が出るとおっしゃっているので。」
「別に・・・・」
この時はおかしなことを言うなと思っていたのだが・・・
この薬、確実に効果が現れるには、約一月掛かる。
メーネアはそこまで我慢をする事に。
そして・・・
・・・・
・・・
・・
・
一月後、杉浦に打ち明けるのだった。
「え?確かに白河さんの様子が変だとは思ってたんです。そう言う事でしたか・・・・」
「ごめんなさい・・・・私・・・どうしてもシラカワさまとその・・・それに、シラカワ様の精神は、遠からず崩壊するところでしたので、一時的にこの薬で落ち着いていただきましたの。」
・・・・この薬、一時的な精神のバランスをとる役割も担っているのだったが・・・・
最近オリアーナ嬢とのやり取りを見るに、薬の効果がかなり出ており、そろそろ時が来たようだ。
こうして白河は、薬で精神のタガが外れ、妻子がありながら、他の女性とハッスルするという、トンデモな行為を犯してしまうのだったが・・・・メーネアの誤算は、この症状が永続してしまった事だろう。
因みに薬は前頭葉に作用し、そう言った倫理観が喪失してしまったのだ。
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