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シラカワ商会の商品の充実

砂糖が甘くて吐くとはこういう事なのか

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なんだかんだ言って・・・・おっさん今、空気になってる・・・・

何故なら・・・・

この場はリューク君とエリザヴェータ女史の2人だけの世界になってるからだ・・・・

うぐ・・・・ジスラン君が言った、砂糖が甘くて・・・吐く?この意味が分かったよ・・・・

おっさん出直す事にしたよ・・・・・

で、部屋を出ると・・・・

「おいシラカワ!妹が気が付いたって本当か?」

うわ・・・・皇帝がやって来たよ・・・めっさタイミング悪すぎ・・・・

「あ、ああ、どうやら大丈夫らしいが・・・出直した方がいいぞ?」

「あほいえ!今すぐ会ってくるぜ!」

あー行っちゃった・・・・

そして・・・・

「なあシラカワ・・・・俺盛大に吐きそうだわ・・・・砂糖を。」

そうかあんたもか・・・・

「出直そう・・・・」

皇帝は去って行った・・・・

暫くすると、今度はエルヴィーラが子供と共にやって来た・・・・

「お姉さま!」

正確には叔母らしいが・・・・

「あ、もう暫く後の方が・・・・」

で、暫くして・・・・

「旦那さま・・・・砂糖吐いていいですか?」

エルヴィーラも甘過ぎにリタイヤしたらしい。

「皇帝がまだそこらに居るだろ?孫見せて慰めてやってくれないか?」

「わかりましたわ・・・・」

これで皇帝も暫らくしたら復活するだろう?

・・・・
・・・
・・



暫らく間を置いて、エリザヴェータ女史の様態も安定しているようなので、ベッドごと大部屋に移動し、皆で話をする事に。

一足先に、関係者が集まり、話し合いを。

無論リューク君とエリザヴェータ女史の二人は後でだ。

「先ずは妹を救出してくれた事、礼を言うぞ、シラカワ公爵●●。」

皇帝がおっさんに礼を言ってくる。うん?今何か変な発音じゃなかったか?

「まあ、何はともあれ生きててよかったよ。」

最悪死んでたからね。

「後は何処まで今までの事を覚えてるか、また長い事ダンジョンにデュラハンとしていた訳だろ?どこまでその影響があるか、だ。」

皇帝がまともな事を言っている・・・・

「お父様、叔母さま・・・歳をとっているようには見えなかったのですが?」

あ、それは思った。
リューク君も本来はもう若くないはずなんだけど・・・・20代前半にしか見えないからね、ひょっとしてとは思ってたんだよ。

「ああ・・・リューク君も年を取ってねえだろ?ありゃあデュラハンとして存在していた間は、年取ってねえんじゃねえのか?」

皇帝も気が付いているようだ。まあおっさん的にもあくまで予想だったんだけどね。

「あれでは私の方が年上ですわ。」

そうなのだ、どう見てもエルヴィーラの方が年上にしか見えないからね。

そんな事を話し合っていると・・・・

当の二人がやって来た。
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