436 / 1,176
シラカワ商会の商品の充実
Ψとデア
しおりを挟む
「すまないねジスラン君、一寸ダンジョンで色々あってね・・・・」
おっさん、困惑しているジスラン君に、兎に角説明を・・・・と思うんだけど、どう説明すれば?
「・・・侯爵さま、それはわかりますが・・・・何故ダンジョンから見知らぬ女性が現れるのですか?」
「それはだな・・・・」
・・・・困った・・・・どう説明すればいいんだよこれ、いやマジで。
「白河小次郎様、私が説明しましょう。」
「あ・・・・頼むよ。」
仕方ない、丸投げしとこ・・・・
「・・・・・私はΨ238型でございます。ダンジョンの管理をしておりました。先ほどまでダンジョンはエネルギー枯渇の症状がありまして、白河小次郎様に御助力頂き、ダンジョンのエネルギーの充填が完了、その報酬として、私が白河小次郎様の元へと参りました。主に提供できますのは、ダンジョンに纏わる知識でございます。」
・・・・聞けば聞くほど訳が分からんな・・・・
するとジスラン君が
「私はシラカワ領をシラカワ侯爵さまの命により管理をしておりますジスランと申します。ダンジョンの管理とは?」
「この星には・・・・この星以外にも、で御座いますが・・・・多数のダンジョンがございます。ダンジョンの主な目的は、魔素の管理でございます。ダンジョンの存在する目的はこの魔素をうまく扱う事でございます。魔素は放っておけば恐ろしい魔物が地上へ出現し、生態系へ多大な影響を及ぼしかねません。ですので、その魔素を管理する為に魔素のより濃く存在する箇所にダンジョンが設けられております。そのダンジョンの一つを、私が管理しておりました。」
・・・・え・・・魔素?それがこの異世界のあちこちに色々あって。その中でも濃く存在する場所にダンジョンがある?その魔素を管理するのにダンジョンを設け、その管理をプシーさんがやっていた?
そんな事をプシーさんが説明していた・・・・
「一部理解し難い箇所がございますが、概ね理解いたしました。ええと・・・・プシー様でよろしいか?今後はどうなさるのでしょう?シラカワ領に留まりますか?ダンジョンへ戻られましょうか?」
「白河小次郎様の元に留まります。」
そこまで言ったとき・・・・
何とデアさんがやって来た。
「あああ!何か異変の知らせがあったからダンジョンを確認すれば、管理人が変わってるし?で、此処にいると聞いたから来てみれば・・・・Ψ238型が何故ここにいるの?」
いきなり・・・・えっと?デアはプシーさんを知ってる?
「・・・・デア様、Ψ237型から説明はありましたでしょうか?」
「ええ、聞いたけど・・・・どういう事?それに・・・ねえあんた!何したのよ?」
「ああ・・・ちょっとね・・・・何やらダンジョンに異変があって?エネルギーが枯渇寸前になったとか・・・・それを一寸補充したんだよ?」
「・・・そんな事に、まさか珠使ってないわよね?」
「・・・・オッサンハツカッテナイヨ?」
「何でそんなカタカナになってるのよ!使ったのね!そうなのね!」
「ええとデアさんや・・・・珠使っちゃあいけなかったのかい?」
「そんな事はないけれど・・・・」
「・・・・仕方ない、今回の珠の補填は・・・・今晩たっぷりしようじゃないか?」
「え?えええ?できるかしら・・・・?」
「きっとできる!それも大量に!」
「・・・・あまり大きな声で言わないの!」
・・・・何とか誤魔化せたぞ?
おっさん、困惑しているジスラン君に、兎に角説明を・・・・と思うんだけど、どう説明すれば?
「・・・侯爵さま、それはわかりますが・・・・何故ダンジョンから見知らぬ女性が現れるのですか?」
「それはだな・・・・」
・・・・困った・・・・どう説明すればいいんだよこれ、いやマジで。
「白河小次郎様、私が説明しましょう。」
「あ・・・・頼むよ。」
仕方ない、丸投げしとこ・・・・
「・・・・・私はΨ238型でございます。ダンジョンの管理をしておりました。先ほどまでダンジョンはエネルギー枯渇の症状がありまして、白河小次郎様に御助力頂き、ダンジョンのエネルギーの充填が完了、その報酬として、私が白河小次郎様の元へと参りました。主に提供できますのは、ダンジョンに纏わる知識でございます。」
・・・・聞けば聞くほど訳が分からんな・・・・
するとジスラン君が
「私はシラカワ領をシラカワ侯爵さまの命により管理をしておりますジスランと申します。ダンジョンの管理とは?」
「この星には・・・・この星以外にも、で御座いますが・・・・多数のダンジョンがございます。ダンジョンの主な目的は、魔素の管理でございます。ダンジョンの存在する目的はこの魔素をうまく扱う事でございます。魔素は放っておけば恐ろしい魔物が地上へ出現し、生態系へ多大な影響を及ぼしかねません。ですので、その魔素を管理する為に魔素のより濃く存在する箇所にダンジョンが設けられております。そのダンジョンの一つを、私が管理しておりました。」
・・・・え・・・魔素?それがこの異世界のあちこちに色々あって。その中でも濃く存在する場所にダンジョンがある?その魔素を管理するのにダンジョンを設け、その管理をプシーさんがやっていた?
そんな事をプシーさんが説明していた・・・・
「一部理解し難い箇所がございますが、概ね理解いたしました。ええと・・・・プシー様でよろしいか?今後はどうなさるのでしょう?シラカワ領に留まりますか?ダンジョンへ戻られましょうか?」
「白河小次郎様の元に留まります。」
そこまで言ったとき・・・・
何とデアさんがやって来た。
「あああ!何か異変の知らせがあったからダンジョンを確認すれば、管理人が変わってるし?で、此処にいると聞いたから来てみれば・・・・Ψ238型が何故ここにいるの?」
いきなり・・・・えっと?デアはプシーさんを知ってる?
「・・・・デア様、Ψ237型から説明はありましたでしょうか?」
「ええ、聞いたけど・・・・どういう事?それに・・・ねえあんた!何したのよ?」
「ああ・・・ちょっとね・・・・何やらダンジョンに異変があって?エネルギーが枯渇寸前になったとか・・・・それを一寸補充したんだよ?」
「・・・そんな事に、まさか珠使ってないわよね?」
「・・・・オッサンハツカッテナイヨ?」
「何でそんなカタカナになってるのよ!使ったのね!そうなのね!」
「ええとデアさんや・・・・珠使っちゃあいけなかったのかい?」
「そんな事はないけれど・・・・」
「・・・・仕方ない、今回の珠の補填は・・・・今晩たっぷりしようじゃないか?」
「え?えええ?できるかしら・・・・?」
「きっとできる!それも大量に!」
「・・・・あまり大きな声で言わないの!」
・・・・何とか誤魔化せたぞ?
35
お気に入りに追加
4,326
あなたにおすすめの小説

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。

月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる