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白河 小次郎
スキルの復活ができない
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リューク君ナイス!
この間に何とかせねば・・・・
そう思っておっさん、スキルのバックアップを取った表示プレートを操作して、スキルを復活させようとしたんだけどね・・・・
何か上手くいかない。
”現在の状態では復元できません。”
何で?
”復元の条件を満たしていません。”
何?条件って?
”復元は自動で行われるため操作はできません。”
何じゃこりゃ?
これは困った・・・・
うーん、バックアップは2度したけど、よく考えたら復元なんてした事無かったな・・・・
そうなのだ。何度か使用したけれど・・・・復元してなかった・・・・そりゃあスキル所有してる状態だったからね・・・・
あ、そうそう、今問題にしてるゲート、
以前調べた深谷 眞太郎という人が作成した?異世界ゲートを改良した奴で、
普段使ってる双方向ゲートも、これを基に改良した奴なんだけど、
そして日本に一応行けるゲートもあるんだけど、今回使ってるのはさらに改良をしたやつでね。
日本とこの異世界とを双方向でリスクなし?で行き来できるはずのゲートでね。
そして今回、日本との繋がりが今までと違うので、これを安定させる装置。
これで今後もずっと日本とこの異世界を自由に行き来できる予定だったんだが・・・・本当にこの魔王とかいうの何しちゃってくれるんだか。
そんな事を考えながらなんとかしたいと思ってたら、リューク君の結界を維持する精神力が枯渇したのか、結界が維持できなくなってね。
魔王が
「たわけが!さあ大人しく死ね!」
とか言いながらリューク君に剣をふるってきてね。
リューク君は精神力が枯渇したせいで無防備。
で、おっさんが見てる目の前で・・・・
首が飛んだよ・・・・・
転がるリューク君の頭。倒れず立ち続ける身体・・・・
「ハハハ!他愛もない!あっさり死におったわ!次は貴様だ!」
そう言っておっさんに向かってくる魔王。
おっさんに剣を振りかざしたその時、魔王の身体から剣が出てきて。
「ガッ!何が起こって・・・・」
魔王が己の身体から突き出てきた剣を見て、そして剣をふるった相手を振り返ると、そこには・・・・
頭を失ったリューク君が、魔王に剣を突き立てているという、ちょっと考えられない物を見てしまった・・・・
「何だ貴様は!なぜ頭がないのに動ける!」
そう言った魔王なんだけど、床から声が聞こえてね。
「残念だけど、僕はこんな事では死にはしませんよ?」
床に転がってるリューク君の頭がしゃべったよ。
いや、どうやって喋ってんのこれ?
つーか生きてるの?
リューク君は人間じゃあなかった?
ただ、身体能力は圧倒的に魔王の方が上なのは明らかで、剣が刺さったまま魔王はリューク君の身体を蹴り飛ばし、そのままおっさんに向かってきたよ。
そしておっさんに魔王が剣を振りかざし、おっさんの身体が吹っ飛ばされちゃったよ。
ただ、おっさんの着ている服の防御力が凄まじすぎて、服は全くダメージを負った感じがなく、単純に吹っ飛ばされる格好になっちゃって。
そして壁に激突!という直前、ゲート部屋にいたウェンディが駆けつけてきてくれて、受け止めてくれたよ。
「旦那様怪我はない?」
「ありがとうウェンディ。あっちは大丈夫なの?」
「ええ。もうすぐ皆こちらに来るわ!それにしても・・・・強いわね、この魔王。」
この間に何とかせねば・・・・
そう思っておっさん、スキルのバックアップを取った表示プレートを操作して、スキルを復活させようとしたんだけどね・・・・
何か上手くいかない。
”現在の状態では復元できません。”
何で?
”復元の条件を満たしていません。”
何?条件って?
”復元は自動で行われるため操作はできません。”
何じゃこりゃ?
これは困った・・・・
うーん、バックアップは2度したけど、よく考えたら復元なんてした事無かったな・・・・
そうなのだ。何度か使用したけれど・・・・復元してなかった・・・・そりゃあスキル所有してる状態だったからね・・・・
あ、そうそう、今問題にしてるゲート、
以前調べた深谷 眞太郎という人が作成した?異世界ゲートを改良した奴で、
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そして日本に一応行けるゲートもあるんだけど、今回使ってるのはさらに改良をしたやつでね。
日本とこの異世界とを双方向でリスクなし?で行き来できるはずのゲートでね。
そして今回、日本との繋がりが今までと違うので、これを安定させる装置。
これで今後もずっと日本とこの異世界を自由に行き来できる予定だったんだが・・・・本当にこの魔王とかいうの何しちゃってくれるんだか。
そんな事を考えながらなんとかしたいと思ってたら、リューク君の結界を維持する精神力が枯渇したのか、結界が維持できなくなってね。
魔王が
「たわけが!さあ大人しく死ね!」
とか言いながらリューク君に剣をふるってきてね。
リューク君は精神力が枯渇したせいで無防備。
で、おっさんが見てる目の前で・・・・
首が飛んだよ・・・・・
転がるリューク君の頭。倒れず立ち続ける身体・・・・
「ハハハ!他愛もない!あっさり死におったわ!次は貴様だ!」
そう言っておっさんに向かってくる魔王。
おっさんに剣を振りかざしたその時、魔王の身体から剣が出てきて。
「ガッ!何が起こって・・・・」
魔王が己の身体から突き出てきた剣を見て、そして剣をふるった相手を振り返ると、そこには・・・・
頭を失ったリューク君が、魔王に剣を突き立てているという、ちょっと考えられない物を見てしまった・・・・
「何だ貴様は!なぜ頭がないのに動ける!」
そう言った魔王なんだけど、床から声が聞こえてね。
「残念だけど、僕はこんな事では死にはしませんよ?」
床に転がってるリューク君の頭がしゃべったよ。
いや、どうやって喋ってんのこれ?
つーか生きてるの?
リューク君は人間じゃあなかった?
ただ、身体能力は圧倒的に魔王の方が上なのは明らかで、剣が刺さったまま魔王はリューク君の身体を蹴り飛ばし、そのままおっさんに向かってきたよ。
そしておっさんに魔王が剣を振りかざし、おっさんの身体が吹っ飛ばされちゃったよ。
ただ、おっさんの着ている服の防御力が凄まじすぎて、服は全くダメージを負った感じがなく、単純に吹っ飛ばされる格好になっちゃって。
そして壁に激突!という直前、ゲート部屋にいたウェンディが駆けつけてきてくれて、受け止めてくれたよ。
「旦那様怪我はない?」
「ありがとうウェンディ。あっちは大丈夫なの?」
「ええ。もうすぐ皆こちらに来るわ!それにしても・・・・強いわね、この魔王。」
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