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インダルチャンス王国
ウェンディとの再会
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そう思ってると、見慣れた顔が。
「旦那さま!」
「お、ウェンディじゃないか!元気か!」
「会いたかった~」
ウェンディがおっさんに抱きついてきたよ。そして兵士がウェンディに尋ねる。
「あ、あの、ウェンディさま、この方は・・・・?」
「メーネア様と私の旦那さまよ。早く通しなさい。」
「し、失礼いたしました。ようこそインダルチャンス王国へ!」
・・・・
・・・
・・
・
やっと入場できたおっさん。
ウェンディがにこやかに話しかけてくる。
「まさかこの私がお城勤めになるとはね。」
「城では上手くやってるのかい?」
「流石にS級冒険者に変な事をする輩はいないからね!」
「そうかそうか。で、今でも下着のデザインとかやってるの?」
「え、うん、一応、メーネアさまが自室に引き下がってからやってるけど、基本メーネアさまの警護だから、なかなか時間がないのよ。」
そんな事を話しながら進んでいたけど、早々と目的地に着いたんだよね。
「旦那さま、メーネアさまはそれはそれは大変な事を押し付けられて、可也やつれてるの。慰めてあげてね。」
気になる事を言われつつ、メーネアに会う事に。
謁見の間?というのか、そこには玉座が2つあり、メーネアは普通王が座る椅子ではなく、王の妻、つまり王妃の座る椅子に腰かけていてね。
しかもどうやらおっさんが来た事を知らせてもらってたのか、側近以外は誰もいなく、スムーズに会えたよ。
「だ・・・旦那さま・・・・」
「メーネア久しぶりだな。少しやつれたか?無理してるんじゃないか?」
そう言って話しかけると、メーネアは玉座から降り、おっさんの所にやってきた。
立ち止まったメーネアだったけど、ふと思う所があり、おっさんは力強くメーネアを抱きしめたよ。
「だ・・旦那さま・・・皆が・・・見ておりますの・・・」
「そんなの関係ない。この異世界で生き残れたのはメーネアのおかげ。そのメーネアがこんなになってしまってるんだ。抱きしめずにおれるかってんだ!」
この後しばらく抱きしめあってキスしまくったよ。
・・・・
・・・
・・
・
暫くして、何故かおっさん玉座に座らされたよ。いやいや何で?
「旦那さまは私の夫。わたくしの夫という事はこの国を預かる私の更に上、王という事になりますわ!」
・・・・ちょっと違う気がするけど、今はメーネアが心配。暫くは好きにさせよう。
ふと見るとウェンディが居なくなってる事に気が付いたけど、メーネアとの会話ですっかり忘れちゃったおっさん。
そしてふと気が付くと、ウェンディは3人の子供を引き連れて戻ってきたよ。
あ、メーネアとウェンディの子供か。
1人はもうすぐ3歳だっけ?もう3歳になってるんだっけ?
「パパ―!」
と言いながらおっさんの所にやってきたから抱き上げたよ。
大きくなったな・・・・重たいよ。
そして後の2人はまだ1歳少々かな。まだ歩くのが危なっかしく、時々尻持ちついたりしてる・・・・
ちょっと和んだおっさんだったよ。
「旦那さま!」
「お、ウェンディじゃないか!元気か!」
「会いたかった~」
ウェンディがおっさんに抱きついてきたよ。そして兵士がウェンディに尋ねる。
「あ、あの、ウェンディさま、この方は・・・・?」
「メーネア様と私の旦那さまよ。早く通しなさい。」
「し、失礼いたしました。ようこそインダルチャンス王国へ!」
・・・・
・・・
・・
・
やっと入場できたおっさん。
ウェンディがにこやかに話しかけてくる。
「まさかこの私がお城勤めになるとはね。」
「城では上手くやってるのかい?」
「流石にS級冒険者に変な事をする輩はいないからね!」
「そうかそうか。で、今でも下着のデザインとかやってるの?」
「え、うん、一応、メーネアさまが自室に引き下がってからやってるけど、基本メーネアさまの警護だから、なかなか時間がないのよ。」
そんな事を話しながら進んでいたけど、早々と目的地に着いたんだよね。
「旦那さま、メーネアさまはそれはそれは大変な事を押し付けられて、可也やつれてるの。慰めてあげてね。」
気になる事を言われつつ、メーネアに会う事に。
謁見の間?というのか、そこには玉座が2つあり、メーネアは普通王が座る椅子ではなく、王の妻、つまり王妃の座る椅子に腰かけていてね。
しかもどうやらおっさんが来た事を知らせてもらってたのか、側近以外は誰もいなく、スムーズに会えたよ。
「だ・・・旦那さま・・・・」
「メーネア久しぶりだな。少しやつれたか?無理してるんじゃないか?」
そう言って話しかけると、メーネアは玉座から降り、おっさんの所にやってきた。
立ち止まったメーネアだったけど、ふと思う所があり、おっさんは力強くメーネアを抱きしめたよ。
「だ・・旦那さま・・・皆が・・・見ておりますの・・・」
「そんなの関係ない。この異世界で生き残れたのはメーネアのおかげ。そのメーネアがこんなになってしまってるんだ。抱きしめずにおれるかってんだ!」
この後しばらく抱きしめあってキスしまくったよ。
・・・・
・・・
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暫くして、何故かおっさん玉座に座らされたよ。いやいや何で?
「旦那さまは私の夫。わたくしの夫という事はこの国を預かる私の更に上、王という事になりますわ!」
・・・・ちょっと違う気がするけど、今はメーネアが心配。暫くは好きにさせよう。
ふと見るとウェンディが居なくなってる事に気が付いたけど、メーネアとの会話ですっかり忘れちゃったおっさん。
そしてふと気が付くと、ウェンディは3人の子供を引き連れて戻ってきたよ。
あ、メーネアとウェンディの子供か。
1人はもうすぐ3歳だっけ?もう3歳になってるんだっけ?
「パパ―!」
と言いながらおっさんの所にやってきたから抱き上げたよ。
大きくなったな・・・・重たいよ。
そして後の2人はまだ1歳少々かな。まだ歩くのが危なっかしく、時々尻持ちついたりしてる・・・・
ちょっと和んだおっさんだったよ。
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