45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
265 / 1,191
戦争

城内での戦闘

しおりを挟む
おっさんこのミロスラーフの後ろに密かに回り込んでね。
そしてしばらく様子を見る事に。

どうやら配下は全員魔術師のようで、どう見ても近接戦闘向きじゃあない連中ばかり。
「さあお前たち、裏切り者の雌に制裁を!」
「は!閣下、お任せを!」

何やら魔術を使うのか?
「「「「「マジックアロー!」」」」」」
うげ!全員でマジックアローかよ!

こういう時おっさん無力だよ。
一斉にナターリヤに向かって放たれる魔術の矢。
一度に数十本の矢がナターリヤに襲い掛かるが・・・・
ナターリヤ、剣でほとんどを弾き飛ばしてたけど、全部はさばききれず、何本かはヒットしてね。
でも・・・全く効いてないんだよね。
で、ミロスラーフが放った矢が腕に刺さったんだけど・・・・
見る見るうちに回復していく。
ああ、そういえば回復するんだったな、ナターリヤ。
「ちっ!なかなか厄介ですねえ。ではこれはどうですか?」
「「「「「ファイヤーボール!」」」」」」
「あほか!何度も攻撃を食らうか!」
ナターリヤが動いたよ。
ファイヤーボール当たってるんだけど、気にせず突進。
それを見たカトリーンとウェンディも攻撃参加。
ファートとサージュは何やら詠唱中?
ウェンディは剣で攻撃をすべてはじいているし、カトリーンはそもそも余程の事が無い限りダメージは受けないみたいで攻撃全く効いてなくてね。
見る見るうちにミロスラーフ以外のシュラハト連邦の魔術師?は倒れてね。

「ほー中々お強い!これならどうですか?」

おっさん嫌な予感がしてね。
すかさず剣の力をミロスラーフに放ったよ。
「さあ、お遊びはここまで!死んで・・・何!ぐはっ!」

おお!もろに食らった・・・・壁を突き抜けってったぞ。
相変わらずすげー威力。

お、倒れてる。
あ、立ち上がった・・・・
「くそ!何だ今のは?お前か?そこの糞野郎が!邪魔すんな!」
「あーおっさんの事覚えてないのか?」
「??ああ、そういえば雌を打ち負かした野郎でしたか。あの時素直に死んどけばよかったものを。」
「なあ、何でこの城襲ったんだよ?」
「言う訳ないでしょう?しかし、貴方厄介ですねえ。やはりここでとどめを刺さないと・・・・仕方ない・・・・いでよ!デーモン!!」

げ!あいつ何してるんだよ!

どうやら召喚魔術を発動したらしく・・・・
やたらとデカい化け物が現れたよ。
「デーモン・・・・」
1体ではなく3体も。
そしてそのデーモンが何やら唱えようとしてね・・・・。
「させない!」
「ちょっと黙ってようね?」
ファートとサージュの魔術が命中!
沈黙魔術。サイレントというやつか?
デーモンたちは喋れない。当然ながら無詠唱以外の魔術が使えない。
そう思ってると、ナターリヤとウェンディとカトリーンがそれぞれ1体ずつ相手にしていてね。
ほどなくデーモンを退治してたよ。
流石S級並びに竜族。

「くそ!こんなに早くデーモンがやられるとは!お前たち化け物かよ!」
「もう終わりかい?このまま捕虜になってくれるとありがたいんだけど?」
「誰がなるかよ!くそ!思ったより手ごわい!一度引くか!おいお前たち動けるか?一度移動するぞ!」

何やら不自然な動きで魔術師共が立ち上がってきたよ。
何だ奴らは?

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。

猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。 そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。 あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは? そこで彼は思った――もっと欲しい! 欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。 神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―― ※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした

高鉢 健太
ファンタジー
 ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。  ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。  もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。  とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜

猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。 ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。 そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。 それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。 ただし、スキルは選べず運のみが頼り。 しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。 それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・ そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

処理中です...