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戦争
ウェンディ、剣を受け取る
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早速おっさん、アフェールの、インダルチャンス王国との国境の壁を、ちょっと奥の方に作ったよ。なんだかんだ言って精神力沢山使うから、早めに作製してね。
尤も細かい出来は期待できないから、その辺りは仕上げる職人さんに任せてね・・・・。
大雑把に出来るから、後は壁の外観を違和感なく仕上げてもらうんだけどね。
おっさん壁を土魔術で出現させた後は、もう用がないから一度館に戻ったよ。
そして、主だったメンバーを集めて、今後の対策を練る事にしたよ。
まず大事なのは、アフェールの店と作業場。
ぶっちゃけ建物は何とかなるから、店と作業場にいる人の安全確保。
こちらはね・・・・十六夜たち夜叉が受け持ってくれてね。
夜叉の3人が応戦してる間に、ゲートでこっちに避難してもらう手はずを整えたんだよ。
そして・・・・今後アフェールの店の収納カバンは、おっさんがモーヴェ商会対策で作った収納カバン(改)にしてね。
シラカワ商会の収納カバンもそうなんだけどね。
万が一取られても安心なようにね。
なので、アフェールでは、万が一の場合はすべて捨てて逃げるように言ってあるんだよ。
設置してるゲートも、館のゲート部屋に基本行くようにしてるし、万が一紛失しても、もう片方を使用できなくしたらゲートの意味がなくなるしね。
カトリーンは、今回は館に居残りを頼んだよ。
まあ、ここまで攻めて来るとは考えにくいんだけど、万が一ゲート使われてこっちにこられても困るからね。
そして、おっさんの警護は、S級冒険者3人で受け持ってくれる事になってね。
ウェンディなんかは、
「百歩譲ってシラカワさんは警護対象だから仕方ないけど、このけだものと一緒にいなくちゃいけないってどうにかならないの!」
「嬢ちゃん、いい加減にしてくれよ!父の命令なんだから仕方ないだろう?それに、そんなに怒っちゃ折角の美人が台無しだぜ!」
なんだろう・・・・クィンシーは気にしてないみたいだけど、ウェンディとの相性最悪だな。
「なあウェンディ、もうちょっと何とかならない?一応皇帝の命令なんだからさ。」
「ふん!美人とか言っておだてようとしたって、そうはいかないんだから!そこのけだもの!私の視界からとっとと消えなさいよ!」
「はいはい、嬢ちゃんの居ない時にシラカワの所にいるようにするよ。じゃあな、ウェンディ、怒ると目じりに小じわができるぜ!」
「うるさい!余計なお世話よ!」
「エルヴィーラ、ウェンディをよろしく見てやってくれ・・・・」
「わかったわ。ウェンディ、そういえばあなた、剣はどうしたの?愛用の剣は旦那さまに折られちゃったんでしょ?」
お、エルヴィーラ、切り返しが上手いなあ・・・
「そうなのよ、忘れてたけど。予備の剣はあるからいいんだけどね、あの剣直せないかしら?」
「なあウェンディ、君がこだわらなければだけど・・・・さっき使った剣、使ってみないかい?」
「えええ!あ・・・あ・あの・・・あの剣!凄かったわ!あんな剣そうそう触れる機会なんてないぐらいに!もうあれ以上の剣に出会う事はないでしょうというぐらい素晴らしかったわ!あれを使ってもいいの?」
「ああ、君さえよければ使ってやってくれ。」
そう言いながらおっさん収納カバンから2本の剣を取り出してね、ウェンディに手渡したよ。
尤も細かい出来は期待できないから、その辺りは仕上げる職人さんに任せてね・・・・。
大雑把に出来るから、後は壁の外観を違和感なく仕上げてもらうんだけどね。
おっさん壁を土魔術で出現させた後は、もう用がないから一度館に戻ったよ。
そして、主だったメンバーを集めて、今後の対策を練る事にしたよ。
まず大事なのは、アフェールの店と作業場。
ぶっちゃけ建物は何とかなるから、店と作業場にいる人の安全確保。
こちらはね・・・・十六夜たち夜叉が受け持ってくれてね。
夜叉の3人が応戦してる間に、ゲートでこっちに避難してもらう手はずを整えたんだよ。
そして・・・・今後アフェールの店の収納カバンは、おっさんがモーヴェ商会対策で作った収納カバン(改)にしてね。
シラカワ商会の収納カバンもそうなんだけどね。
万が一取られても安心なようにね。
なので、アフェールでは、万が一の場合はすべて捨てて逃げるように言ってあるんだよ。
設置してるゲートも、館のゲート部屋に基本行くようにしてるし、万が一紛失しても、もう片方を使用できなくしたらゲートの意味がなくなるしね。
カトリーンは、今回は館に居残りを頼んだよ。
まあ、ここまで攻めて来るとは考えにくいんだけど、万が一ゲート使われてこっちにこられても困るからね。
そして、おっさんの警護は、S級冒険者3人で受け持ってくれる事になってね。
ウェンディなんかは、
「百歩譲ってシラカワさんは警護対象だから仕方ないけど、このけだものと一緒にいなくちゃいけないってどうにかならないの!」
「嬢ちゃん、いい加減にしてくれよ!父の命令なんだから仕方ないだろう?それに、そんなに怒っちゃ折角の美人が台無しだぜ!」
なんだろう・・・・クィンシーは気にしてないみたいだけど、ウェンディとの相性最悪だな。
「なあウェンディ、もうちょっと何とかならない?一応皇帝の命令なんだからさ。」
「ふん!美人とか言っておだてようとしたって、そうはいかないんだから!そこのけだもの!私の視界からとっとと消えなさいよ!」
「はいはい、嬢ちゃんの居ない時にシラカワの所にいるようにするよ。じゃあな、ウェンディ、怒ると目じりに小じわができるぜ!」
「うるさい!余計なお世話よ!」
「エルヴィーラ、ウェンディをよろしく見てやってくれ・・・・」
「わかったわ。ウェンディ、そういえばあなた、剣はどうしたの?愛用の剣は旦那さまに折られちゃったんでしょ?」
お、エルヴィーラ、切り返しが上手いなあ・・・
「そうなのよ、忘れてたけど。予備の剣はあるからいいんだけどね、あの剣直せないかしら?」
「なあウェンディ、君がこだわらなければだけど・・・・さっき使った剣、使ってみないかい?」
「えええ!あ・・・あ・あの・・・あの剣!凄かったわ!あんな剣そうそう触れる機会なんてないぐらいに!もうあれ以上の剣に出会う事はないでしょうというぐらい素晴らしかったわ!あれを使ってもいいの?」
「ああ、君さえよければ使ってやってくれ。」
そう言いながらおっさん収納カバンから2本の剣を取り出してね、ウェンディに手渡したよ。
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