45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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悩むな・・・・

そうだ、夜叉の国・・・・気になる事を言ってたけど、別にここに来なくても、あっちで付与してくれれば問題ないわけで、十六夜でも、月女でも、ああ、紅渚でもいいんだよな?

さっき1人は何とかなる感じで言ってたし。
だけど、スキルを譲渡したら、きっとそれに掛かりっきりになるから、よくよく相談しないとだな。

あとは・・・・カトリーンか・・・・

カトリーンにしてもらうか、誰か・・・・別の誰かに任すか・・・・

せめて2人、出来れば3人。

ああ、でも自分でスキル持っとかないと、一寸な・・・・
やはり2人か。

「え?私の所から一人出せないか?ですか・・・・」

十六夜は戸惑っている。

自らに振られるとは思っていなかったようだ。

後はそうだな・・・ああ、ロートレック領でも問い合わせがあるなら・・・・

ジョスリーヌかマルスリーヌ、どっちかに任せれないか?

子供はその・・・・こっちで、領内で預かってくれると思うから、どうかなあ?

「え?妹にですか?」

リュシエンヌも振られるとは思ってなかったのか、驚いている。

「ああ・・・・本当はリュシエンヌがいいのだけど、そこはほら、正妻の立ち位置だから、何かあればすぐに動けないといけないだろう?だから除外だ。だけど、ぶっちゃけ誰でもいいと言うのではないから。信頼できる人じゃないと。それで、出来ればジョスリーヌでどうかな、と。マルスリーヌには、こちらとロートレック領での橋渡しが必要で、彼女の方が性に合ってそうだしね。」

「・・・・少し考えさせて下さい。できれば妹たちとしっかり話をしたいと思います。」

2人は今日はロートレック領に居る。

すぐにでも呼び出して話し合いになるだろう。

あとは・・・・

「月女と話してみます。私が身動きできなくなりますが、夜叉で出来るのであれば、何とかなるかもですから。一度国に戻り、検討してまいります。こちらの都合ばかり押し付けても申し訳あませんからね。」

「ああ、皆すまないね。あと10年すれば、子供も成人するから、任せる事ができると思うけど、そこまで待てないからね。」

もっとも、無いと思うけど、上手に育てられなかったら、任す事ができないからね。

「そう言えば、こう言うのってエルフに任せられないの?」

オリアーナがそう言う。

「ああ、たぶん無理だ。薬関係はいいんだが、こういった事にはあまり興味がなさそうだからな・・・・」

エリクサーの件もあるし、怪しげな薬もあるし・・・あ、そうだ・・・・エノーラ、子供が欲しいなら・・・あったじゃないかエルフの・・・秘薬だっけ?

確か確実に妊娠するとか・・・・

まあ、今は黙っとこう。

「アメリータさんはどうなのかしら?」

「そういえばそうね、もういい加減母離れしてもいいわよね。」

「あ、彼女駄目。あちこちアルフォンシーナの代わりに癒しを与えに世界中を回りたいと言ってたし・・・・まだ・・・・妊娠中だから。」

「じゃあウェンディと・・・・ナターリヤは?」

「ウェンディはデザインで色々だな・・・彼女無しでは女性向けの服の製作が成り立たない。この前、一寸仕事を与えたしな・・・・ナターリヤは・・・・神出鬼没だからな・・・・今はメーネアと行動してなかったっけ?」

彼女は基本メーネアと都に居る・・・はず。時々どこかのダンジョンにこもってると言う噂だが。

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