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スキルの検討

杉浦 香苗 その2

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そうしたら、奥から見たことも無いような美しい女性が

「わたくしが案内いたしましょう」

と。

何か行き遅れだとか凄い事を言われてるみたいだけど、私より少し年上なだけだよね?どう見ても20代。メーネアと言う人みたいね。

あ、おじさん行くみたいだけど、こんな所に知らない人しかいない場所に取り残されるのは怖い!

「あ、あの私も行っていいですか?」

思わずお願いを。





よかった。一緒に行ける。

ちょっと怖くて少し漏らしてしまってるけれど、内緒にしておこう。ナプキンがあるからショーツまでは濡れていないはずだしね。






メーネアさんに案内されて移動する私達だけど、おじさん、メーネアさんのお尻見てない?

女の私から見ても羨ましすぎるスタイルだし、おしりのカタチも理想だし、ってつい私もみちゃった。私はその気はないのよ?本当よ?

メーネアさんはこの国?の王女様?お姫さま?プリンセス!

そんな人がいるんだね。



私が用を足している間に2人で何やら話してる様子。

あ、水洗じゃない・・・・どうしよう・・・拭くものは・・・・何か痛そうな紙?があるけれど、ちょっとどうなのかしら?仕方ない。ティッシュを使おう。そしてごめんなさい。こっそり捨てちゃいました。ナプキンも。だって、昔田舎のおばあちゃんの家にあったような、ぼっとん便所だったんだもん。落ちそうで怖かった・・・・




私が事を済ませ、出てくると、何かを実行するようなので、私に白河さんが説明してたんだけど。

えーいやだ、あの黒いのがここにもいるのね。それをごにょごにょって。

そして、驚くことに私たちは別の世界から強制的に連れてこられ、スキル?を奪うためこの場にいる、と。そして、用が済んだら殺すのだと。

えっ?本当に?私死んじゃうの?

でも、おじさん考えがあるらしく、なぜか私はおじさんを信用する事に・・・ごめんね、白河さん、私どうしてもおじさんって思ってしまうの。



戻る間おじさんスマホとカバンを使って何かしているようで、何をしているのだろう?水とか取り出して。



戻ってみると、もうほとんど人がおらず、気が付いたら白河さんが呼ばれていた。




そして、白河さんが、行動を起こしていた。

例の黒いのが、来た!大量に。その後、呪文みたいなのを唱えてた。



その光景の恐ろしかったこと。でも、私たちは大丈夫だった。

あ、向こうの偉そうな人が黒いのまみれに。見なかった事にしておこう。




あ、おじさん何か腕輪を取り上げ、下に置いてあった?板をカバンに入れてる。



後は3人で逃げながら、おじさん床に何かまいていた。サラダ油・・・・

おじさん、どうしてそんなの持ち歩いているのかな?いったいこのおじさん、何者?


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