45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
25 / 1,189
なるべく目立たず逃げたい

水魔法が使えるはずと言われた

しおりを挟む
おっさんは心配性なので、万が一男が女性陣を性的に襲わないか心配して聞いてみた所、若い女性2人に笑われてしまった。

一度でもそんなことをすると二度と依頼を受けられず、ギルドカードにしっかり記載されてしまうので、普通はもう街にも入れなくなってしまうようでカードの所有者はそんなことをしないらしい。尤も目線は止められず、まあ、見るぐらいは大目に見ているらしい。

で、おっさんは美女に興味・・・・いやいや、魔法に関心があったので、道中に色々教えてもらたんだよ。

ちょっと近寄りがたい雰囲気をしているのとは裏腹に、とってもフレンドリーに接してくれ、というか少しフレンドリーすぎる対応に物凄くドキドキしてしまったよ。

そう、必要以上に密着してきて、しかも魔法を覚えるのには必要な事ですと尤もらしい事を女性陣に伝え、説き伏せてしまうほどに弁もたち、相当知力もあるようで、思わずずっと一緒にいてほしいなあとか秘かに思ってしまったよ。

この2人はファートとサージュと言うらしく、おっさん水魔法が使えないのに、水魔法が使えるはずだと言ってきた。

なので、ステータスを見せると、意外にもおっさんの魔法をひとつにまとめれば表示されるはずと言ってきたので、おっさんの土魔術に元々無かった火魔術、風魔術を纏め、特殊魔法の空間魔法と回復魔法を纏めれるようで、おっさんのステータスを変更するのを手伝ってくれたよ。あんまり顔が近いからビビったね。美女2人に両脇から顔をくっつく勢いでプレートを覗くからこうなるんだけど。


<名前:白河 小次郎>

<種族:人間>

<年齢:45>

<性別:男性>

<職業:労働者>

<力:強め>

<体力:普通>

<知力:普通>

<精神力:まあまあ高い>
<俊敏:早い>

<魅力:地味に高い>

<運:高い>

<保有スキル:鍛冶・鑑定・いんたーねっと?・異世界売買・話術・魔術(土・火・風)・社交・気配遮断・情報操作・農作業・建築・テイマー・転移 召喚(限定)・言語>

<譲受スキル:道具作成・交渉・絶倫・細工・木工・釣り・陶芸・合成・魅了・洗脳・奴隷商・スキル譲渡・錬金術・空間 回復魔法(特殊魔法)・身体強化・剣術・柔術・水魔術・サバイバル・経営・採取


*スキル所持上限に達しています*



<称号・賞罰:おっさん・G使い・スキルホルダー・商人・冒険者>


どうやらスキルは35個まで持てるみたいだな、おっさんは。途中36個あったみたいだけど、文字化けしてたスキルが正常の表示に戻った?加減で超過したんかな?

この2人の話だと、15歳になればスキルは5個まで所持でき(普通は15歳になったからと言ってスキルは現れないらしい)、1つ年を重ねるごとに所有スキルの上限は1つ増えるらしく、この加減でおっさんは35個が上限になってるみたい。まあ、普通はこんなに1人でスキルは持たないらしいから、上限に達するのは10代の頃らしく、もし上限に達していても年齢が増えれば隠れているスキルが現れるらしい。

これはメーネアちゃんが言っていたのとほぼ同じで、さらにこの2人が詳しく教えてくれた感じかな。この2人、謎やなあ。見た目は20代半ばだけど、何かおっさん以上に年齢を重ねてるっぽい感じだな。


そうこうしているうちに、早速最初の街が現れ、この町で宿を取る事に。

おっさん達は3人同じ部屋で、後は夫婦3つ、男と女の部屋ひとつずつを借りる事に。1人銀貨5枚らしく、15人で銀貨65枚らしかったが、またもやサービスで銀貨50枚、つまり金貨5枚に。

まあ、普通風呂はないようで、おっさん達も風呂には入らず、大きなたらいとバケツに水を入れ、タオルで体を拭く程度に。


さて、倒れない程度にまたアイテム作ってみようかな?
しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜

猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。 ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。 そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。 それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。 ただし、スキルは選べず運のみが頼り。 しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。 それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・ そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。

猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。 そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。 あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは? そこで彼は思った――もっと欲しい! 欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。 神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―― ※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

処理中です...