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なるべく目立たず逃げたい

アイテムの売却

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奥には初心者向け?の簡単なセットパックが売っており、ひとり分金貨2枚で売っていた。

3人分購入すると、またもやサービスでと言われ5枚になった。そういえば、スキルに交渉ってあったっけ?元々話術もあるし、そういうのが影響してるのかな?

お、あとは回復薬?がある。怪我用と精神力の回復と、簡単な状態回復用の3つのポーションらしい。どれも金貨1枚とちょっと高め。怪我用と状態回復用をひとり1本、精神力の回復用は1本だけ購入。金貨7枚になったけど、金貨5枚でいいらしい。

うぐ、残りが・・・・ない!

55枚から30引いて、5と5引いて、残り15枚。節約しないと。







・・・・暫くしてアイテムの買取をしてもらう事に。

試しに昨日作成したカバン・・・・実はおっさんのカバンは成功してたんだけど、名前がやばかったので、売買収納カバンと名称を変更。

あとは、女性陣用と思った2個は・・・・微妙に失敗してて、アイテム収納カバン(劣化版)

となっていたよ。

どうにも精神力が足りなかったのか、無限収納ではなく、500キロぐらいまでの重量と、カバンの入り口以上の大きさは入らない物になってしまったようで、おっさんの無限収納よりは劣ってしまうみたいで、また作り直すという事でこのアイテムの価値を知りたくて確認してみた。

因みに、異世界売買では普通のカバン扱いだったので売らずに保留に。念の為にもしもの事があるといけないので製作者は不明にしておいたんさ。ひょっとしたらおっさんが作ったとバレるとやばいと感じたのでね。この判断は後で正しかった事になるんだけどね。



早速ギルドの人が鑑定をすると・・・・

「こ・・・これは・・・・?これをどこで手に入れましたか?」

と凄く驚いた顔つきをしてきたので、私は商人でもあるのでそれは口外できませんよ、と言うと、少しお待ちくださいと言われ、しばらくして奥の部屋に案内されちゃったよ。そんなに珍しいのかな?


「わしは冒険者ギルドのギルドマスターのクラージュという。あんたがこのかばんを鑑定に出したという事で間違いないか?」

「あ、ああ、おっさんで間違いないよ」

「そ、そうか・・・・」

「あ、そんなに珍しいものだった?」

「お、おう、こんなのは滅多に出回らない貴重品だ。劣化版と出ているが500キロほど入るし、カバンの取り出し口までの大きさならどんなものでも入る。こんな貴重品はオークションでも早々出てこないだろうさ」

「オークション?」

「おや、オークションを知らない?」

「ああ、おっさん達は昨日この国に着いたばかりで、知らないんだよね。」

「そうか。オークションとは、簡単に言うと、年に数回決まった日に珍しいアイテムや装備品が売りに出されるんだよ。」

「そんなのあるんか~」

「そこにこのかばんを出せば金貨500枚は堅いだろうが、しばらくないからな!まあ、貴重品過ぎてここでは買取ができないのを了承してほしい。」



・・・・すげー金貨500枚って。

まあ、仕方ないね。
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