え!僕が英雄?

よっしぃ

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エッケシュヌ帝国

このままダンジョンを攻略しちゃいました。

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「よしフェン、このままダンジョンを攻略しちゃおう!」

「いいよ!でももう最後のボス部屋近いよね?」

え?そうなの?折角やる気出たのに、残念。


結局今僕達がいるこの休憩所は、このダンジョン最後の休憩所だったみたい。

何故ここに僕達がいるのかは、分からないけれどね。

道中何かよく分からないけれど、鉱物?を手に入れたんだ。
僕はその知識がないからね。あ、でも鑑定?使えばわかるのかな?

金剛石?

はて?何だったかな?

【ダイヤモンドという宝石ですよ?】

え?今の何かな?

誰か不思議な声が聞こえたみたいだけど、気のせいかな?

ダイヤモンド?これが?

折角だから沢山収納して。

これどう使うのかな?

そして、ボス部屋の前には何だか飛んで襲ってくる魔物が。でもフェンが

「邪魔しないで!」

あっという間に全滅してた。フェンは相変わらずすごいよね。

そして、いよいよ・・・・うん、いつもと違うね、このお部屋は。

「またお肉食べれるかな?」

「きっとまたドラゴンでしょ?ステーキ作って・・・・焼いてあげるよ?」

「やったあ!頑張る!」

・・・・
・・・
・・



そしてあっさりドラゴンさんは全滅。凄い数だったようだけど。

「肉がいっぱいだよ!凄いよマスター!」

「フェン、涎が・・・・せっかくお風呂入ったのに、台無しじゃないか!」

僕はだらしなく垂れてる涎を拭いてあげ、ドロップ品をどんどん回収して、ついでにちょっとだけ焼いてあげたんだ。


「・・・・うううう!すごくおいしいよ!ありがとうマスター!」

僕はお野菜も食べたかったから、その前に収穫したお豆をいただいてるんだ・・・

部屋を出るとお豆の階層でね。

次は蚕さんがいました。

糸をつむげばシルクができるとか。

大人になればドレスとか・・・・無理?

そして、金剛石。

あ、そうそう、このお豆美味しいんだよ?

【枝豆美味しいよね?】

「おいしいね、お姉さん・・・ってお姉さん誰?」


女の人の声がしました。

無意識にしていると聞こえるのかな?

意識してると全く聞こえないんだ。


不思議と知っているようなそんなお声。

いつか会話ができればいいな?

「もう満足した?」

「うん!」

「じゃあ進もうか?」

すすむと・・・・他の階層と違う雰囲気です。

何か変だな?

「ねえマスター、ちょっと様子が変だよ?」

「そうだね。どうしようね?魔法陣あるからそれで戻ろうか?」

「そうだね!奥に進むのは駄目な気がするよ?」

フェンが言うのだから、間違いないよね?

僕達は欲張らずに、戻るべく魔法陣を踏みました。



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