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学院 2年目
合同実習
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「本日は、4~6年生の合同実習ですよ。」
フロリーナさんが上級生を集めて壇上でお知らせしてる。
因みにこの学院、10歳で入学した生徒は1年生、15歳で6年生。
卒業時には、16歳になっている。
僕は途中の入学だったけど、3年生扱いで入ったんだ。
そして、僕勘違いしてたみたいなので、ちょっとここで王族の人の歳を纏めておこうと思ってる。
先ず僕 4年生 13歳
ヘルブラント王子 6年生 16歳
名前の知らない第二王子 5年生多分15歳
フィンセント(フィン) 5年生 14歳
ヒメテルト 5年生多分15歳
ファネッサ 5年生多分15歳
カトレイン 3年生 13歳
えっと、こんな感じ?
それぞれのお付きの人は、基本的に主人と同じ学年かな。
だけど、それぞれの適性、進み串、後は望んで先生が許可を出せば違う学年の授業を受けられるみたい。
僕は最初、1年生と一緒に学び始めたのだけど、その後、2年生の授業、3年生の授業と上に進ませてもらえたんだ。
なので、中々王族の人の学年と歳が分からなかったんだ。
たまたま?僕と同じ年の王族は入学していないみたい。
他にもいるみたいだけど、僕とお付き合いが無いんだ。
そうそう、この国の王子さまの王位継承順位って、王様の奥様が何人もいるのだけど、単に生まれた順番で決まるんだって。
なので、第二王子とフィンは、お母さんが違うんだって。
今回もダンジョンに行くみたいなんだけど、今まで僕と一緒に行ってなかった王族の人と行く事になっちゃった。
「よろしく頼む。」
ヘルブラント王子だ。お付きの人もいる、後はヒメテルトという人だね。お姫様なのかな?
ちょっと落ち着いてる、丁寧な言葉をしゃべる人かな。
「ヘルト卿、本日はどうぞお願いいたしますね。フィンから色々聞いておりますのよ。楽しみですわ、ふふふ。」
やっぱり女の子の従者が一緒。あとフェン。
このメンバーでダンジョンに向かうんだって。
この合同実習、10層まで行くみたいなんだ。
さらに、複数のパーティで連携しながら進むみたい。
なので、今回はフィンとお付きの人、第二王子とお付きの人、あとファネッサさんとお付きの人、この6人のパーティが一緒に行く事になったんだ。
そして、冒険者の人は、遠巻きに監督してくれるんだって。
普段は手を出さないけれど、いざという時に助けるんだって。
そうならないようにしたいけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダンジョンにやってきました。
「ヘルト卿、君は何やら特殊なスキルがあるようだね。国の為にその力をぜひとも発揮してほしいものだ。」
流石は嫡男、王位継承は何番目か知らないけど、
今の王太子様が即位すれば、この人が王位継承1位になるんだよね。
「えっと、その、僕なんかが役に立つのかな?」
「うん?無論役に立つとも。そうだろう、フィンランド。」
「僕はフィンセントだよ。何でいつも微妙に間違うんだよ。」
「そうだったか。許せ。ヘルト卿の従魔、フィンと言ったか、中々に強いそうだな。」
「兄上、フィンと呼ばれているのは僕ですよ?そちらの従者はフェンですよ。」
「そうだったか。失礼したな。」
ちょっと名前を覚えられない人なのかな?
だけど、この人もう16歳。様々なスキルを取得しているって聞いてる。学院一の剣の使い手らしいんだ。えっと、ここ魔法を学ぶ所だよね。そこで剣の使い手って、どうなんだろうね?
あ、でも状態変化の魔法が得意みたいで、パーティメンバーの力を上げる事ができるんだって。
王族なら、そういう魔法がいいのかもね。自らは戦わないで、人に戦わせるのが王なんだろうし。
王自ら戦わないといけないって事になれば、もう色々状況は、色んな意味で残念な、うん、終わってそう。
フロリーナさんが上級生を集めて壇上でお知らせしてる。
因みにこの学院、10歳で入学した生徒は1年生、15歳で6年生。
卒業時には、16歳になっている。
僕は途中の入学だったけど、3年生扱いで入ったんだ。
そして、僕勘違いしてたみたいなので、ちょっとここで王族の人の歳を纏めておこうと思ってる。
先ず僕 4年生 13歳
ヘルブラント王子 6年生 16歳
名前の知らない第二王子 5年生多分15歳
フィンセント(フィン) 5年生 14歳
ヒメテルト 5年生多分15歳
ファネッサ 5年生多分15歳
カトレイン 3年生 13歳
えっと、こんな感じ?
それぞれのお付きの人は、基本的に主人と同じ学年かな。
だけど、それぞれの適性、進み串、後は望んで先生が許可を出せば違う学年の授業を受けられるみたい。
僕は最初、1年生と一緒に学び始めたのだけど、その後、2年生の授業、3年生の授業と上に進ませてもらえたんだ。
なので、中々王族の人の学年と歳が分からなかったんだ。
たまたま?僕と同じ年の王族は入学していないみたい。
他にもいるみたいだけど、僕とお付き合いが無いんだ。
そうそう、この国の王子さまの王位継承順位って、王様の奥様が何人もいるのだけど、単に生まれた順番で決まるんだって。
なので、第二王子とフィンは、お母さんが違うんだって。
今回もダンジョンに行くみたいなんだけど、今まで僕と一緒に行ってなかった王族の人と行く事になっちゃった。
「よろしく頼む。」
ヘルブラント王子だ。お付きの人もいる、後はヒメテルトという人だね。お姫様なのかな?
ちょっと落ち着いてる、丁寧な言葉をしゃべる人かな。
「ヘルト卿、本日はどうぞお願いいたしますね。フィンから色々聞いておりますのよ。楽しみですわ、ふふふ。」
やっぱり女の子の従者が一緒。あとフェン。
このメンバーでダンジョンに向かうんだって。
この合同実習、10層まで行くみたいなんだ。
さらに、複数のパーティで連携しながら進むみたい。
なので、今回はフィンとお付きの人、第二王子とお付きの人、あとファネッサさんとお付きの人、この6人のパーティが一緒に行く事になったんだ。
そして、冒険者の人は、遠巻きに監督してくれるんだって。
普段は手を出さないけれど、いざという時に助けるんだって。
そうならないようにしたいけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダンジョンにやってきました。
「ヘルト卿、君は何やら特殊なスキルがあるようだね。国の為にその力をぜひとも発揮してほしいものだ。」
流石は嫡男、王位継承は何番目か知らないけど、
今の王太子様が即位すれば、この人が王位継承1位になるんだよね。
「えっと、その、僕なんかが役に立つのかな?」
「うん?無論役に立つとも。そうだろう、フィンランド。」
「僕はフィンセントだよ。何でいつも微妙に間違うんだよ。」
「そうだったか。許せ。ヘルト卿の従魔、フィンと言ったか、中々に強いそうだな。」
「兄上、フィンと呼ばれているのは僕ですよ?そちらの従者はフェンですよ。」
「そうだったか。失礼したな。」
ちょっと名前を覚えられない人なのかな?
だけど、この人もう16歳。様々なスキルを取得しているって聞いてる。学院一の剣の使い手らしいんだ。えっと、ここ魔法を学ぶ所だよね。そこで剣の使い手って、どうなんだろうね?
あ、でも状態変化の魔法が得意みたいで、パーティメンバーの力を上げる事ができるんだって。
王族なら、そういう魔法がいいのかもね。自らは戦わないで、人に戦わせるのが王なんだろうし。
王自ら戦わないといけないって事になれば、もう色々状況は、色んな意味で残念な、うん、終わってそう。
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