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テイマーになりました
第20話 地面を掘り起こしに向かいます
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《宿》
商人ギルドで色々手にした後は、もう時間も遅くなったので宿に向かい、そのまま食事を済ませます。
最近は青いスライムに身体を綺麗にしてもらっていたんだった。
しかし今は全部冒険者ギルドに預けてあったっけ?
今更ながら気が付いたのですが、居ないのは仕方ありません。
白いスライムは排泄物を処理してくれますが、肌の老廃物は処理してくれません。
好みがあるのかな?
仕方がないのでスライムが居なかった時、常にしていたやり方で身体を清め、寝ました。
《翌日・草原と森の境目》
早速草原に向かいます。
そして一目散にスラちゃんとアスワムちゃんを埋めた場所へ進んでいきます。
一応周囲の人に目的地が悟られないよう、時々止まって進路を少し変えてはいます。
そして人がいなくなったので、そのまま埋めた場所へ。
《埋めた場所》
埋めたと思われる木の近くに来ましたが、変化はありません。
そのまま埋めた場所に到着し様子を見ると、前回同様地面が盛り上がり始めました。
僕が来たのが分かるのかな?
一応スラちゃんとアスワムちゃんを埋めた場所は、敢えて少し離しています。
スラちゃんの時はスラちゃんが出てきた後に小さなスライムが沢山、ええと11体だったかな?沢山出てきましたし、青と白のスライムの時も確かそれぞれ4体。
違いは青と白のスライムは同じ色のスライムだけが増えた事かな。
ただしまだ比較する程数をこなしていないので、詳しい事はまだ分かりませんけど。
まずスラちゃんが出てきました。
若干大きくなった気がします。
その後に茶色と紫色のスライムがそれぞれ2体ずつ出てきました。
茶色:状態異常の効果
紫色:毒の効果
だったかな?
そして・・・・あれ?色のない、透明なスライムが出てきましたが、あの子は何?
後で知る事になるのですが、この子は万能薬を作成できるようです。
つまり
黄色:怪我
赤色:状態異常
緑色:魔力の回復
これらの効果が一度に得られるという、素晴らしいスライムです。
但し一体だけなので得られるポーションの数には限界がありそうですし、どんな薬草を取り込むのかよくわかっていないので、今後はよく見てあげないと。
もっと見てあげたかったのですが、この後アスワムちゃんが土の中から出てきたので、一旦考えるのを止めました。
スラちゃんの時と同じように、少し大きくなったようです。
以前は握りこぶし2つほどだったのですが、3つぐらいかな?
それに少し姿が変わった気がします。
口の大きさは変わっていないのかな?
体は大きくなったけど。
そして、その後に小さなワームが沢山出てきました。
握りこぶし1つぐらい?
最初に見たアスワムちゃんを小さくしたような姿。
そんなのが1,2,3・・・・7体いました。
スライムの時と違い、色の違いは見当たりません。
ワームは同じ種類が増えるのかな?
そしてスラちゃんとアスワムちゃんがピョンピョン跳ねています。
それにつられて一緒に出てきた小さな個体もピョンピョンと。
あ!カバンの中が暴れている?
すっかり忘れていました、ごめんねスライム達。
僕は急いでカバンに入っているスライム達を出しました。
すると一緒になってピョンピョン跳ねています。
よかった。共食いでもしたらどうしようかと一瞬考えてしまったのですが、そんな事はなさそうです。
跳ねているスライム達に気を取られていたのですが、ワームに異変が発生しました。アスワムちゃんが教えてくれます。
【主!この子達あっちに連れて行ってほしいって言っているの!】
アスワムちゃんからの念話。念話だよね?
示した先は、街から少し離れた場所にある、農地の方です。
「スライム達に確認するから、少し待ってね。」
僕はスラちゃんに確認します。
「スラちゃん、アスワムちゃんがあっちに行きたいって言っているんだ。一緒に来てくれる?それともみんな好きにするかい?」
【好きにするよー!後でご主人戻ってくるでしょ?】
「分かったよ。じゃあスラちゃん、スライムは任せるね!」
【眷属だからね―!任されたよ!】
大丈夫なようです。
「では向こうへ行こう。」
僕が歩き出すと、ワーム達は地面に潜って消えました。あれ?
【歩くよりこっちのほうが楽だし早いから!】
という事らしいです。
商人ギルドで色々手にした後は、もう時間も遅くなったので宿に向かい、そのまま食事を済ませます。
最近は青いスライムに身体を綺麗にしてもらっていたんだった。
しかし今は全部冒険者ギルドに預けてあったっけ?
今更ながら気が付いたのですが、居ないのは仕方ありません。
白いスライムは排泄物を処理してくれますが、肌の老廃物は処理してくれません。
好みがあるのかな?
仕方がないのでスライムが居なかった時、常にしていたやり方で身体を清め、寝ました。
《翌日・草原と森の境目》
早速草原に向かいます。
そして一目散にスラちゃんとアスワムちゃんを埋めた場所へ進んでいきます。
一応周囲の人に目的地が悟られないよう、時々止まって進路を少し変えてはいます。
そして人がいなくなったので、そのまま埋めた場所へ。
《埋めた場所》
埋めたと思われる木の近くに来ましたが、変化はありません。
そのまま埋めた場所に到着し様子を見ると、前回同様地面が盛り上がり始めました。
僕が来たのが分かるのかな?
一応スラちゃんとアスワムちゃんを埋めた場所は、敢えて少し離しています。
スラちゃんの時はスラちゃんが出てきた後に小さなスライムが沢山、ええと11体だったかな?沢山出てきましたし、青と白のスライムの時も確かそれぞれ4体。
違いは青と白のスライムは同じ色のスライムだけが増えた事かな。
ただしまだ比較する程数をこなしていないので、詳しい事はまだ分かりませんけど。
まずスラちゃんが出てきました。
若干大きくなった気がします。
その後に茶色と紫色のスライムがそれぞれ2体ずつ出てきました。
茶色:状態異常の効果
紫色:毒の効果
だったかな?
そして・・・・あれ?色のない、透明なスライムが出てきましたが、あの子は何?
後で知る事になるのですが、この子は万能薬を作成できるようです。
つまり
黄色:怪我
赤色:状態異常
緑色:魔力の回復
これらの効果が一度に得られるという、素晴らしいスライムです。
但し一体だけなので得られるポーションの数には限界がありそうですし、どんな薬草を取り込むのかよくわかっていないので、今後はよく見てあげないと。
もっと見てあげたかったのですが、この後アスワムちゃんが土の中から出てきたので、一旦考えるのを止めました。
スラちゃんの時と同じように、少し大きくなったようです。
以前は握りこぶし2つほどだったのですが、3つぐらいかな?
それに少し姿が変わった気がします。
口の大きさは変わっていないのかな?
体は大きくなったけど。
そして、その後に小さなワームが沢山出てきました。
握りこぶし1つぐらい?
最初に見たアスワムちゃんを小さくしたような姿。
そんなのが1,2,3・・・・7体いました。
スライムの時と違い、色の違いは見当たりません。
ワームは同じ種類が増えるのかな?
そしてスラちゃんとアスワムちゃんがピョンピョン跳ねています。
それにつられて一緒に出てきた小さな個体もピョンピョンと。
あ!カバンの中が暴れている?
すっかり忘れていました、ごめんねスライム達。
僕は急いでカバンに入っているスライム達を出しました。
すると一緒になってピョンピョン跳ねています。
よかった。共食いでもしたらどうしようかと一瞬考えてしまったのですが、そんな事はなさそうです。
跳ねているスライム達に気を取られていたのですが、ワームに異変が発生しました。アスワムちゃんが教えてくれます。
【主!この子達あっちに連れて行ってほしいって言っているの!】
アスワムちゃんからの念話。念話だよね?
示した先は、街から少し離れた場所にある、農地の方です。
「スライム達に確認するから、少し待ってね。」
僕はスラちゃんに確認します。
「スラちゃん、アスワムちゃんがあっちに行きたいって言っているんだ。一緒に来てくれる?それともみんな好きにするかい?」
【好きにするよー!後でご主人戻ってくるでしょ?】
「分かったよ。じゃあスラちゃん、スライムは任せるね!」
【眷属だからね―!任されたよ!】
大丈夫なようです。
「では向こうへ行こう。」
僕が歩き出すと、ワーム達は地面に潜って消えました。あれ?
【歩くよりこっちのほうが楽だし早いから!】
という事らしいです。
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