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エウラリアに怒られる

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俺様、エウラリアに押し倒されている。
どうしたらいいんだ?

事はこうだ。

俺達は客間とか言う場所へ案内されたのだが、すぐにエウラリアがやってきて、デイフィリアを抱きしめて泣いてたんだよな。

暫くして・・・・

「ちょっとルドメロどういう事!デイフィリアをさらった挙句、こんな美女2人を連れて戻ってくるなんて!」

「あ?何言ってんだエウラリア。お前もこいつらに負けず劣らすの別嬪じゃねえか!まだ15か16だから、これからもっと美人になるんじゃねえのか?」

「え?そ・・・・そう?そうかしら?私ってそんなに美人?あの2人エルフでしょ?」

「・・・・間違いなく負けてねえぞ?もっと大人になれば勝てるんじゃねえか?」

「え・・・・エルフに美貌で勝てる・・・・?信じられないけど・・・・あんたが私に嘘云うとは思えないしね・・・・ってそうじゃない!どうしてくれんのよ!」

「うわ!押し倒すんじゃねえ!」

「だって酷いじゃない!散々私と旅しておいて、私を放ったらかしにしておいて、妹と、とっととダンジョンに向かうなんて・・・・それも数か月・・・・うう・・・・」

「泣くんじゃないエウラリア。」

「抱きしめてよ?」

「デイフィリアの目線が怖いんだが・・・・?」

「気にしたら負け!さあ、この数か月での私の成長ぶりを堪能してよ?」

「エウラリアって年の割にはいいおっぱいしてたんじゃなかったっけな・・・・って抱き!」

「抱き返してやるんだから!」

・・・・これはなかなか・・・・いい尻してんじゃねえか?将来が楽しみだな!

「ちょっとこれ以上は駄目!」

「もう!数カ月ぶりなんだから大目に見てよ?」

「何言ってるんですかお姉さま!妹の婚約者に何て事を・・・・」

「・・・・ルドメロって、このエルフ2人とも婚約してるのよね?」

「うう・・・・目の前で・・・・阻止できなかった・・・・」

「じゃあ、今更一人ぐらい増えても問題ないわね?」

「それは駄目!」

「もう私・・・・ルドメロ以外では駄目なのよ?こいつと一緒に居る時は疲れるとか思ってたけど、いざ離れるとね・・・・こう、寂しくなっちゃうのよ?」

「こうって何ですか!こうって!」

「なあエウラリア、あんたほどの別嬪ならよりどりみどりじゃねえのか?」

「それはそうだけど・・・・こうなったら仕方ないわ!私ね。ルドメロと離れ離れになってから、じっくり考えたわ。そして・・・・出した結論が・・・・これよ!」

「ちょっとお姉さまああああ!やめてえ!!!!」

デイフィリアの目の前で、ルドメロとキスをするエウラリア。
抱きしめているので避けようがない。

泣き出すデイフィリア。

暫くして・・・・

「何て事すんだよエウラリア!デイフィリアが泣いてるじゃねえか!」

「だってだって・・・・この気持ちもう押さえられない!もう一人ぐらい増えたってあんただったら養えるでしょ!」

「・・・・そう言ったってなあ・・・・デイフィリア・・・・」

「ルドメロ様・・・・私どうしたら・・・・」

・・・・何だ?俺様の身体が勝手に動くぞ?おいこら!何してんだ!

「あ・・・・」

む・・・・何でデイフィリアがを抱きしめてんだ?しかももう片方の手にはエウラリア!
どうなってんの?
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