33 / 119
大混乱
緊急依頼
しおりを挟む
どうやら、僕をなぐり倒したパーティ、事の重大さから、冒険者の資格をはく奪、街からの追放並びに、討伐依頼が出たみたい。
さらにこのパーティの所有しているフェンリルの毛皮の奪還、これも緊急依頼として出されたみたい。
報酬は・・・・何故かドラゴンのお肉。僕とフェンで討伐してドロップした、あのダンジョンのボスのドラゴンのドロップアイテム。
ギルドで少し見せたら、じゃあそれを討伐、奪還報酬にしましょう!!という流れになっちゃって。
いのかな?そんなので?
そう思って聞いてみたら、
「ドラゴンのお肉ですよ?鑑定でも間違いなくドラゴンのお肉と出てますから。こんなとんでもないもの、報酬に出されたら、皆さん張り切って探すでしょうね!」
そんなものなのか・・・・な?
「ねえ、後で私達も少し食べさせてくれない?」
リリアナさんが凄い剣幕で頼んできましたよ。
「まだ たくさん あるから いいよ」
僕がそう言ったら、リリアナさんのパーティの全員が飛び跳ねて喜んでた。
確かにおいしかったけど、そんなにいいものなのかな?ドラゴンのお肉って?
そしてその頃、この街のとある隠れ家では・・・・
「おいおい、どうなってるんだ?白狼の皮一枚奪っただけで、冒険者の資格はく奪とか、ちょっと信じられねえぜ?」
「おう!後で父に何とかしてもらおう!何で庶民ごときが俺様に牙剥いてやがるんだか。貴族に敵対したらどうなるか、思い知らせてやる・・・・」
だが、そうも言ってられない。
外が騒がしいからだ。
ひょっこり仲間が外の騒ぎが気になり顔を出してしまったのがまずかった。
「あ!いたぞ!奴らのうちの一人が居やがった!殺しても生きててもいいらしい!やれ!」
「「「「「うおおおお!!!!」」」」」
「「「「「すべてはドラゴンのお肉のため!街のため!」」」」」
いきなりの事に対応できず、あっという間に一人が捕獲されてしまった・・・・
「おいまずいぜ!街の冒険者が俺らを捕まえに来やがった!それもほとんど全員だ、この街の冒険者全員が俺たちを追ってやがる!」
「なんだと!くそ!これでは父に連絡とる前に捕まってしまうじゃないか!ち!仕方ない。お前、捕まって来い!その間に俺様はずらかるぜ!」
「はあ?何いってやが・・・ぐぐううやめろおお!!!」
取り巻きの一人が無情にも、冒険者の前にそいつを投げ出す。
「ちくしょ!覚えてYがRウェ!」
後半何言ってるのかわからなかったが、まあいい・・・俺は他の連中とこの隙に逃げ出した。
万が一の事を考えて、地下通路を確保しといてよかったぜ!
さらにこのパーティの所有しているフェンリルの毛皮の奪還、これも緊急依頼として出されたみたい。
報酬は・・・・何故かドラゴンのお肉。僕とフェンで討伐してドロップした、あのダンジョンのボスのドラゴンのドロップアイテム。
ギルドで少し見せたら、じゃあそれを討伐、奪還報酬にしましょう!!という流れになっちゃって。
いのかな?そんなので?
そう思って聞いてみたら、
「ドラゴンのお肉ですよ?鑑定でも間違いなくドラゴンのお肉と出てますから。こんなとんでもないもの、報酬に出されたら、皆さん張り切って探すでしょうね!」
そんなものなのか・・・・な?
「ねえ、後で私達も少し食べさせてくれない?」
リリアナさんが凄い剣幕で頼んできましたよ。
「まだ たくさん あるから いいよ」
僕がそう言ったら、リリアナさんのパーティの全員が飛び跳ねて喜んでた。
確かにおいしかったけど、そんなにいいものなのかな?ドラゴンのお肉って?
そしてその頃、この街のとある隠れ家では・・・・
「おいおい、どうなってるんだ?白狼の皮一枚奪っただけで、冒険者の資格はく奪とか、ちょっと信じられねえぜ?」
「おう!後で父に何とかしてもらおう!何で庶民ごときが俺様に牙剥いてやがるんだか。貴族に敵対したらどうなるか、思い知らせてやる・・・・」
だが、そうも言ってられない。
外が騒がしいからだ。
ひょっこり仲間が外の騒ぎが気になり顔を出してしまったのがまずかった。
「あ!いたぞ!奴らのうちの一人が居やがった!殺しても生きててもいいらしい!やれ!」
「「「「「うおおおお!!!!」」」」」
「「「「「すべてはドラゴンのお肉のため!街のため!」」」」」
いきなりの事に対応できず、あっという間に一人が捕獲されてしまった・・・・
「おいまずいぜ!街の冒険者が俺らを捕まえに来やがった!それもほとんど全員だ、この街の冒険者全員が俺たちを追ってやがる!」
「なんだと!くそ!これでは父に連絡とる前に捕まってしまうじゃないか!ち!仕方ない。お前、捕まって来い!その間に俺様はずらかるぜ!」
「はあ?何いってやが・・・ぐぐううやめろおお!!!」
取り巻きの一人が無情にも、冒険者の前にそいつを投げ出す。
「ちくしょ!覚えてYがRウェ!」
後半何言ってるのかわからなかったが、まあいい・・・俺は他の連中とこの隙に逃げ出した。
万が一の事を考えて、地下通路を確保しといてよかったぜ!
2
お気に入りに追加
351
あなたにおすすめの小説
裏切りの代償
志波 連
恋愛
伯爵令嬢であるキャンディは婚約者ニックの浮気を知り、婚約解消を願い出るが1年間の再教育を施すというニックの父親の言葉に願いを取り下げ、家出を決行した。
家庭教師という職を得て充実した日々を送るキャンディの前に父親が現れた。
連れ帰られ無理やりニックと結婚させられたキャンディだったが、子供もできてこれも人生だと思い直し、ニックの妻として人生を全うしようとする。
しかしある日ニックが浮気をしていることをしり、我慢の限界を迎えたキャンディは、友人の手を借りながら人生を切り開いていくのだった。
他サイトでも掲載しています。
R15を保険で追加しました。
表紙は写真AC様よりダウンロードしました。
あの子を好きな旦那様
はるきりょう
恋愛
「クレアが好きなんだ」
目の前の男がそう言うのをただ、黙って聞いていた。目の奥に、熱い何かがあるようで、真剣な想いであることはすぐにわかった。きっと、嬉しかったはずだ。その名前が、自分の名前だったら。そう思いながらローラ・グレイは小さく頷く。
※小説家になろうサイト様に掲載してあります。
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
【完】ええ!?わたし当て馬じゃ無いんですか!?
112
恋愛
ショーデ侯爵家の令嬢ルイーズは、王太子殿下の婚約者候補として、王宮に上がった。
目的は王太子の婚約者となること──でなく、父からの命で、リンドゲール侯爵家のシャルロット嬢を婚約者となるように手助けする。
助けが功を奏してか、最終候補にシャルロットが選ばれるが、特に何もしていないルイーズも何故か選ばれる。
逃した番は他国に嫁ぐ
基本二度寝
恋愛
「番が現れたら、婚約を解消してほしい」
婚約者との茶会。
和やかな会話が落ち着いた所で、改まって座を正した王太子ヴェロージオは婚約者の公爵令嬢グリシアにそう願った。
獣人の血が交じるこの国で、番というものの存在の大きさは誰しも理解している。
だから、グリシアも頷いた。
「はい。わかりました。お互いどちらかが番と出会えたら円満に婚約解消をしましょう!」
グリシアに答えに満足したはずなのだが、ヴェロージオの心に沸き上がる感情。
こちらの希望を受け入れられたはずのに…、何故か、もやっとした気持ちになった。
どうせならおっさんよりイケメンがよかった
このはなさくや
恋愛
のんびりした田舎町モルデンに住む冒険者のセリは、ちょっと訳ありの男の子。
ある日魔物に襲われ毒に犯されたセリを助けたのは、ギルドで出会った怪しい風体のおっさんで────!?
突然異世界にトリップしてしまった女子大生と、外見は怪しいけど実は高スペックのおっさん(!?)の織りなす恋愛ファンタジーです。
五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
忘れられた妻
毛蟹葵葉
恋愛
結婚初夜、チネロは夫になったセインに抱かれることはなかった。
セインは彼女に積もり積もった怒りをぶつけた。
「浅ましいお前の母のわがままで、私は愛する者を伴侶にできなかった。それを止めなかったお前は罪人だ。顔を見るだけで吐き気がする」
セインは婚約者だった時とは別人のような冷たい目で、チネロを睨みつけて吐き捨てた。
「3年間、白い結婚が認められたらお前を自由にしてやる。私の妻になったのだから飢えない程度には生活の面倒は見てやるが、それ以上は求めるな」
セインはそれだけ言い残してチネロの前からいなくなった。
そして、チネロは、誰もいない別邸へと連れて行かれた。
三人称の練習で書いています。違和感があるかもしれません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる