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第6章
第144話 この子は私の子
しおりを挟む何羽連れて行くか聞かなかったけど、もう1羽兄が見つけたので、ピンク色のウサギにしてみた。白とピンクのウサギとか・・・かわいすぎるだろう!
不毛の地が落ち着いたらしろとピンクのウサギを放ちたいと思う、絶対かわいい!
ーーーーーーーー
あとは魔猛禽を2羽・・・3羽?うーん2羽?テイムしようかな。ファルコペッレグリーノに頼んで追い込んでもらう様に頼むことにした。
その間に出てくる魔物は全部討伐して、冒険者ギルドに持って行ってしまおう。
ほどなくしてペッレによって1羽の魔猛禽がまさかの足掴みで持ってこられ、。ペッレに比べるとだいぶ小さいタイプ手のひらサイズのフクロウだ、ハトより小さいんじゃないかな?この子子供じゃないの?攫ってきたのでは?と聞くとこれで大人だと言う。
そうな・・・この子は私の子だ。白色のお薬を与える。かわいい。テイマースキル持っていてよかった!
次に魔猛禽がズサーーーーっと目の前に転がり込んできた。飛ぶのが本職なのに、転がり落ちてくるなんてどんな追い込まれ方したんだろう?優しく追い込んでと言いたいところだけど、生きてる魔猛禽をテイムしようと思うのが無茶なのかな?
もう私たちの前に転がり込んできたところで何かを観念したかのような諦めた態度を取っているので遠慮なくテイムした。色は白色に、なかなかカッコイイ。
それを見てちょっといいなと思ったのかファルコが寄ってきた。この子が一番好奇心旺盛で一度だけ街中まで付いてきたことあったよね。美味しい果物買ってあげた気がする。
ファルコにお薬の粒を見せて、白とピンクどちらが言いか?と聞くとものすごく迷っている。決まったら教えてねと言うと、おもむろに自らピンクの薬を咥えていって木の上で食べてる。
一瞬でピンク色になってしまった。体の大きさで色の変り方が早くなるのかな?自分の羽根色がピンクになって目の視界に入ったのだろう、一瞬ビクっとしてて可愛いなと思ってしまった。
さーっと飛んで行ったので、水辺に行って自分の姿を確認しに行ったのかもしれない。
ファルコが行ってしまってから、私の肩に泊まっている小さなフクロウを見つけたグリーノが近寄ってきて威嚇する。驚いて兄の方に飛んで行くフクロウ。
やめてぇ~~~わたしのためにぃ~~~喧嘩しないでぇ~~~
という人生最大のモテ気みたいなものだろうか。グリーノもなんだか飲みたそうにしている、白色とピンク色のお薬を見せてどちらの色がいいのか聞いてみる。
すぐに白を選んで食べている、賢い。そしてファルコと一緒の反応をしていた、自分の羽根の色が変わってビクっとしている。クスっとなってしまう。
ペッレが1羽追い込んできた。ものすごい勢いで逃げ回ってる魔猛禽。ペッレとグリーノが2羽協力してこちらの方に来るように追い込んでいく。そしてこっちの方にきたー!と思ったら兄が素手でキャッチして私にテイムされて、ピンク色にした。
白とピンクって至福の色だよね。ピンクの子の方をムーと名付け、白い子の方をシープと名付ける。
一旦街に戻ることにして、お昼をドリーさんの屋台で食べると約束していた。そして運命のお昼だ。
私は昨日ドリーさんに頼んでおいた、10人前の炊き立てのただの白米を用意してほしいと。もし屋台用におにぎりを沢山作るのなら、少なめでもいいけど、可能であれば最低でも10人できたら20人分ぐらい用意してほしいと。
兄と先に冒険者ギルドに行って今日狩った魔物をすべて買い取ってもらう。そして屋台にたどり着いた。
今日はこの世界で、革命が起こる日だ。
私の真剣なまなざしを見た兄が、何事かと緊張している。私も緊張している。
今日は売れ行きが好調なのか、屋台の前にも人が居る。少し待ってからこんにちはと声をかけて、お願いした白米とお皿とスプーンを出してもらう。
ここまでくるとさすがのドリーさんも気づいたのだろうけど、にわかには信じがたい気持ちで私の事を見ている。私とドリーさんはお互いうなずき合いながら、席に座る。
屋台にはただいま休憩中と言う看板がかがげてある。用意万端だ。ドリーさんもこれは重要な儀式だと思って居るのだろう。私もそう思う。
まずはお皿に3人分、白米だけが入れられる。ドリーさんの手は少し震えてる様だ。私でも震えると思う。
気のせいかおにぎりを買って食べてる人達もこちらを注目しているようだ。そうだよね、あまりにも物々しい雰囲気だもんね。でもこれは歴史が変わる大事件だからね。
兄も緊張しているのか、さっきほどから何回ものどが鳴っている。沢山のハプニングになれた兄でも、私の緊張が伝わってしまって居るのだろう。
そして私は収納靴下から取り出した、例のアレを。
そっと白米の上にかけようとすると、白米は端の方に寄せられている。ドリーさんは解っていたのだろう。この日が来ると言うことを。
私はお皿の上に注ぎながら、泣いている。ドリさんも泣いている。なぜか兄もつられて泣いている。私たちの感情の高ぶりを感じ取ったのだろう。
私は感動しすぎて鼻水まで出てきた、顔はぐちゃぐちゃだ。そして私とドリーさんは
「「いただきます!!!!!!!!」」
と言ってから、スプーンを手に取り、震える手でスプーンを口に運ぶ。
美味しい・・・・・
ただそれだけだ。無言で夢中になって咀嚼する。あっという間に1皿無くなってしまった。2皿目もドリーさんが白米を入れてくれる。ドリーさんが
「カレーは先ほどより少なめでお願いします。その方が好みなんです」
と言うので、ほんの少し少なめにお皿に入れる。さすがに2皿も食べたら、もう食べれないかと思ったけどそんなことは無い。ドリーさんが
「カレーは飲み物」
と言っている、間違いないと思う、兄も横でうなずいている。兄にはちゃんと噛んでよと言う。飲めちゃうけどね、ちゃんと咀嚼してね。
そして3皿目に突入だ。さすがに3皿も食べたらお腹いっぱいになって、私とドリーさんはここで止めた。兄は5皿分間食した。
もう動けない・・・動きたくない・・・この幸せを何もせず噛み締めていたい。
ふぅーっと落ち着いてから周りの視線がきになった。私が視線を向けるとサッっとみんな視線をそらすが、このカレーにくぎ付けなのはわかる。しかし残念なことに、カレーはドレ国でしか今の所買えないから、お試し試食なんてもってのほかだ。
とても気持ち悪そうな顔をしてる人と、凄く気になってる人と半々だ。けど、なんか異様に人が多いんだけどどうしたんだろう?とうとうおにぎりの良さが伝わった?
今日は一杯おにぎりが売れたのか聞いてみたら、代金先払いで絶対買ってくれるなら試食をしていいよという形にしたらしい。
おぉーそれは賢いかも知れない、試食だけしていなくなっちゃった人が多かったからね。そんなに大盤振る舞いしてたらありがたみがなくなるし、ドリーさん一人で大変だろうから、そのやり方は良いともう。
気になる結果発表は、すでに半分ぐらい売れていて砂糖が一番売れてるらしい。今日と言う日は砂糖が一番売れていても許される日だ。
そして、いったん拠点に戻ると伝える。拠点はどこにあるのかと聞かれたので不毛の地でチャレンジしてみようと思ってる事を伝える。
あーあれですかぁ・・・と言っているので知っているのだろう。そして今日裁つことを伝えると少し寂しそうな顔をするので、ウサギを2羽を見せる。
不毛の地が落ち着いたらしろとピンクのウサギを放ちたいと思う、絶対かわいい!
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あとは魔猛禽を2羽・・・3羽?うーん2羽?テイムしようかな。ファルコペッレグリーノに頼んで追い込んでもらう様に頼むことにした。
その間に出てくる魔物は全部討伐して、冒険者ギルドに持って行ってしまおう。
ほどなくしてペッレによって1羽の魔猛禽がまさかの足掴みで持ってこられ、。ペッレに比べるとだいぶ小さいタイプ手のひらサイズのフクロウだ、ハトより小さいんじゃないかな?この子子供じゃないの?攫ってきたのでは?と聞くとこれで大人だと言う。
そうな・・・この子は私の子だ。白色のお薬を与える。かわいい。テイマースキル持っていてよかった!
次に魔猛禽がズサーーーーっと目の前に転がり込んできた。飛ぶのが本職なのに、転がり落ちてくるなんてどんな追い込まれ方したんだろう?優しく追い込んでと言いたいところだけど、生きてる魔猛禽をテイムしようと思うのが無茶なのかな?
もう私たちの前に転がり込んできたところで何かを観念したかのような諦めた態度を取っているので遠慮なくテイムした。色は白色に、なかなかカッコイイ。
それを見てちょっといいなと思ったのかファルコが寄ってきた。この子が一番好奇心旺盛で一度だけ街中まで付いてきたことあったよね。美味しい果物買ってあげた気がする。
ファルコにお薬の粒を見せて、白とピンクどちらが言いか?と聞くとものすごく迷っている。決まったら教えてねと言うと、おもむろに自らピンクの薬を咥えていって木の上で食べてる。
一瞬でピンク色になってしまった。体の大きさで色の変り方が早くなるのかな?自分の羽根色がピンクになって目の視界に入ったのだろう、一瞬ビクっとしてて可愛いなと思ってしまった。
さーっと飛んで行ったので、水辺に行って自分の姿を確認しに行ったのかもしれない。
ファルコが行ってしまってから、私の肩に泊まっている小さなフクロウを見つけたグリーノが近寄ってきて威嚇する。驚いて兄の方に飛んで行くフクロウ。
やめてぇ~~~わたしのためにぃ~~~喧嘩しないでぇ~~~
という人生最大のモテ気みたいなものだろうか。グリーノもなんだか飲みたそうにしている、白色とピンク色のお薬を見せてどちらの色がいいのか聞いてみる。
すぐに白を選んで食べている、賢い。そしてファルコと一緒の反応をしていた、自分の羽根の色が変わってビクっとしている。クスっとなってしまう。
ペッレが1羽追い込んできた。ものすごい勢いで逃げ回ってる魔猛禽。ペッレとグリーノが2羽協力してこちらの方に来るように追い込んでいく。そしてこっちの方にきたー!と思ったら兄が素手でキャッチして私にテイムされて、ピンク色にした。
白とピンクって至福の色だよね。ピンクの子の方をムーと名付け、白い子の方をシープと名付ける。
一旦街に戻ることにして、お昼をドリーさんの屋台で食べると約束していた。そして運命のお昼だ。
私は昨日ドリーさんに頼んでおいた、10人前の炊き立てのただの白米を用意してほしいと。もし屋台用におにぎりを沢山作るのなら、少なめでもいいけど、可能であれば最低でも10人できたら20人分ぐらい用意してほしいと。
兄と先に冒険者ギルドに行って今日狩った魔物をすべて買い取ってもらう。そして屋台にたどり着いた。
今日はこの世界で、革命が起こる日だ。
私の真剣なまなざしを見た兄が、何事かと緊張している。私も緊張している。
今日は売れ行きが好調なのか、屋台の前にも人が居る。少し待ってからこんにちはと声をかけて、お願いした白米とお皿とスプーンを出してもらう。
ここまでくるとさすがのドリーさんも気づいたのだろうけど、にわかには信じがたい気持ちで私の事を見ている。私とドリーさんはお互いうなずき合いながら、席に座る。
屋台にはただいま休憩中と言う看板がかがげてある。用意万端だ。ドリーさんもこれは重要な儀式だと思って居るのだろう。私もそう思う。
まずはお皿に3人分、白米だけが入れられる。ドリーさんの手は少し震えてる様だ。私でも震えると思う。
気のせいかおにぎりを買って食べてる人達もこちらを注目しているようだ。そうだよね、あまりにも物々しい雰囲気だもんね。でもこれは歴史が変わる大事件だからね。
兄も緊張しているのか、さっきほどから何回ものどが鳴っている。沢山のハプニングになれた兄でも、私の緊張が伝わってしまって居るのだろう。
そして私は収納靴下から取り出した、例のアレを。
そっと白米の上にかけようとすると、白米は端の方に寄せられている。ドリーさんは解っていたのだろう。この日が来ると言うことを。
私はお皿の上に注ぎながら、泣いている。ドリさんも泣いている。なぜか兄もつられて泣いている。私たちの感情の高ぶりを感じ取ったのだろう。
私は感動しすぎて鼻水まで出てきた、顔はぐちゃぐちゃだ。そして私とドリーさんは
「「いただきます!!!!!!!!」」
と言ってから、スプーンを手に取り、震える手でスプーンを口に運ぶ。
美味しい・・・・・
ただそれだけだ。無言で夢中になって咀嚼する。あっという間に1皿無くなってしまった。2皿目もドリーさんが白米を入れてくれる。ドリーさんが
「カレーは先ほどより少なめでお願いします。その方が好みなんです」
と言うので、ほんの少し少なめにお皿に入れる。さすがに2皿も食べたら、もう食べれないかと思ったけどそんなことは無い。ドリーさんが
「カレーは飲み物」
と言っている、間違いないと思う、兄も横でうなずいている。兄にはちゃんと噛んでよと言う。飲めちゃうけどね、ちゃんと咀嚼してね。
そして3皿目に突入だ。さすがに3皿も食べたらお腹いっぱいになって、私とドリーさんはここで止めた。兄は5皿分間食した。
もう動けない・・・動きたくない・・・この幸せを何もせず噛み締めていたい。
ふぅーっと落ち着いてから周りの視線がきになった。私が視線を向けるとサッっとみんな視線をそらすが、このカレーにくぎ付けなのはわかる。しかし残念なことに、カレーはドレ国でしか今の所買えないから、お試し試食なんてもってのほかだ。
とても気持ち悪そうな顔をしてる人と、凄く気になってる人と半々だ。けど、なんか異様に人が多いんだけどどうしたんだろう?とうとうおにぎりの良さが伝わった?
今日は一杯おにぎりが売れたのか聞いてみたら、代金先払いで絶対買ってくれるなら試食をしていいよという形にしたらしい。
おぉーそれは賢いかも知れない、試食だけしていなくなっちゃった人が多かったからね。そんなに大盤振る舞いしてたらありがたみがなくなるし、ドリーさん一人で大変だろうから、そのやり方は良いともう。
気になる結果発表は、すでに半分ぐらい売れていて砂糖が一番売れてるらしい。今日と言う日は砂糖が一番売れていても許される日だ。
そして、いったん拠点に戻ると伝える。拠点はどこにあるのかと聞かれたので不毛の地でチャレンジしてみようと思ってる事を伝える。
あーあれですかぁ・・・と言っているので知っているのだろう。そして今日裁つことを伝えると少し寂しそうな顔をするので、ウサギを2羽を見せる。
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