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第3章
オークションだって?
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別室に移動してから結構待たされた。気分は移動したと言うより警備隊の詰め所に連行される時はこのような気分なのだろうかというとても複雑な思いだ。何かまずいことでもしたのだろうかと、少し冷や汗をかきそうになるも悪いことはしてないし、キツネはオオカミが狩ってきた物だし・・・もしかしてどこかの尊いお方のキツネだったとか?鑑定でそんなことわかる?わからないよね?
理由もわからず別室に連れてこられて、とても不安だ。先ほど会ったマルコさんともう一人の上品な物腰の方に、おかけくださいと丁寧に扱われて、より居心地が悪くなる。おずおずと椅子に座り、何事かと姿勢を正す。上品な物腰の男性が口を開き
「私は東の街バリィーの商業ギルドでギルド長をやらせてもらっている、ミゲルと申します、こちらは先ほどお会いしたかと思いますが」
「改めまして、商人ギルドで鑑定させて頂いております、マルコと申します」」
「初めまして、僕はテイマーのレオンと申します、北の街ペスカから歩いて半日ほどのトーレという町から来ました。成人したので兄を頼ってこの街に来ました、僕何かしちゃったのでしょうか?」
「いえ、少々お聞きしたいことがあります、こちらのキツネの毛皮はどちらで入手されましたか?見た所先ほど解体したように見受けられます」
ん?なんでだろう?
「えっとテイムしたオオカミが、僕がイノシシを解体してる間に狩ってきたみたいで、お肉はオオカミが食べたそうだったのでその場で解体してお肉はオオカミに毛皮は僕がこちらに持ってきました」
テイムしたばかりのオオカミとか余計なことは言わなさそうが良さそうだ。
「さようでしたか」
「何か問題でも?」
「いえ、こちらのキツネの毛皮、ただのキツネの毛皮でないようでして、キツネの毛皮自体が最高級品と鑑定が出てる上に、暖かいという加護がついてるようです」
「暖かい・・・?」
「はい、普通毛皮には加護はついておりません。この場合の暖かいはどんなに寒い所に行っても、決して凍らないという意味の暖かいになります」
ん?凍らない?暖かいから暖かいだけでは?
「普通極寒の地に行くとなると、とても暖かい装備で向かいますが、長時間居るとその温かさも徐々に失われて行き、いずれ凍って生き物は死んでしまいます」
「はい」
「しかしですね!このキツネの毛皮は暖かいと言う加護がついている!その意味はどんなに寒い所に行っても絶対に凍らないという意味なんです!」
マルコさんが凄い興奮している。
「凍らない・・・死なないってことですか?」
「そうなんです!残念ながら人一人を覆うほどの毛皮は無いですが、これはもう革命ですよ!!!!!!」
今度はギルド長のミゲルさんがすっごい興奮している。
「なのでこれはオークションにかけます!!!!!!!!!」
「えぇ!?大げさじゃないですか?」
「ばかおっしゃい!!!!」
お、怒られた・・・
「こんな毛皮今までにありましたか!?いえ無いです!今までに聞いたことが無いです!ただでさえ毛皮に加護が付いているという変わった毛皮なのに、その加護が暖かいと来た!レオンさん知ってますか!?この国には寒すぎて人が入れない秘境の地があるということを!」
「えぇまぁ、知ってます、僕には縁が無いのであまり詳しくはありませんが・・・」
凄い興奮してるよ・・・そんなに凄い毛皮だったのかー売らなければよかったかもしれないなーでも僕には鑑定スキルが無いからしょうがないか
「その秘境の地を!この毛皮が!!あれば!!!冒険できるかもしれないのですよ!!!!!!」
「あーそおゆう・・・」
それはちょっと楽しそうだなと思う、知らない地に動物、植物はあるのだろうか?それは冒険心をくすぐられるね、あーなるほどねー
「なので!これは!大々的に宣伝します!国中を巻き込んでのオークションと致します!」
「そんなに大げさになるんですか?」
「そりゃそうですよ!前人未踏の地が開拓されるかもしれないのですよ!歴史がかわるかもしれません!」
そ、そうか・・・すごい興奮している。僕も少し行って見たいけど、強い動物や魔物がでたらたちどころにやられてしまうから、強い人がある程度開拓してくれた後に行くのが理想だな。
「それはすごいですね」
「もう一度聞きます、これはオークションに出してもいいですか?」
「いいですよ」
「「ありがとうございます!!!」」
二人の息がぴったりだ。
「ではですね、オークションについてご説明させて頂きます、落札された金額のうち
1割が税金
2割がギルド
残りの7割がレオン様
の取り分となります、オークションはこの国ヴェルト全体に告知してからの開始となります、加えてこのキツネの毛はとても特殊なので、中央の王都オチャーで私達の東の街バリィー商業ギルド主催でオークションを行いたいと思います。
まずは毛皮を移動させてからの告知を致します、移動の道中強奪されたらたまりませんのでね」
「はい、わかりました」
「なのでこの毛皮のことは誰にも言ってはいけません、たとえお兄様にでもです」
「わかりました」
「なので中央に移動させてから告知、全国から人が集まるのに3か月はかかるかと思います、そこからオークションになりますので、金額の振り込みは4ヶ月~5ヶ月ほどはかかると、思って居て下さい」
「わかりました」
「お金の方は住民板の方に自動で振り込まれます、半年たって振り込まれていなかった場合は、一度こちらのギルドの私までご連絡いただけると助かります」
「わかりました」
「以上ご質問はございますか?」
「はい、この毛皮の出どころは僕だと言うことは知られないでしょうか?知られたら厄介そうで・・・」
「大丈夫です、ギルドには守秘義務と言うものがございます、誰がお持ちいただいたということは解らないよう、ギルド職員全体に契約魔法がかけられておりますので、知られることはございません。ただその時その場にいた他の冒険者たちから噂が立ってしまう言事がございます。今回はその点を踏まえて、一瞬人が居ない瞬間があったので、そこを狙って声をかけさせて頂きました」
「お気遣いありがとうございます、あともう一つオークション終わるまで僕が何かしちゃいけないなどありますか?自由に行動してていいのでしょうか?」
「自由に行動していただいて構いません、ただもしオークションが終了する前に死亡してしまった場合は、このオークションのお金は
2割はギルド
3割はご家族
残りはすべて国の税金
となってしまいますので、ご了承ください」
「え?家族に3割だけですか?」
「残念ながら、国がそう決めてしまったので・・・」
「そうですか・・・わかりました」
「ご理解していただいてありがとうございます、他に何か質問はございますか?」
「特には無いです、当分は兄の元に居ようと思って居ます、なのでこれからも狩りをしたらこちらに持ってくることがあると思うので、その時はよろしくお願いします」
「「こちらこそよろしくお願い致します」」
別室から出る時も人が居ないのを見計らってから出た。なんだかすごい大ごとになってしまった、本当は兄に自慢したいけど、兄が彼女に行ってしまったら僕や兄が危険にさらされてしまうので黙っておこう。
それにしてもオオカミはとんでもない物を捕まえてきたなぁ、すぐにはお金は入らないから、しばらくはこの生活を続けなきゃいけないけど、大金がどれぐらい入るかはわからないけど、このゆるりとした生活は続けていきたいなと思いながら岐路に着いた。
理由もわからず別室に連れてこられて、とても不安だ。先ほど会ったマルコさんともう一人の上品な物腰の方に、おかけくださいと丁寧に扱われて、より居心地が悪くなる。おずおずと椅子に座り、何事かと姿勢を正す。上品な物腰の男性が口を開き
「私は東の街バリィーの商業ギルドでギルド長をやらせてもらっている、ミゲルと申します、こちらは先ほどお会いしたかと思いますが」
「改めまして、商人ギルドで鑑定させて頂いております、マルコと申します」」
「初めまして、僕はテイマーのレオンと申します、北の街ペスカから歩いて半日ほどのトーレという町から来ました。成人したので兄を頼ってこの街に来ました、僕何かしちゃったのでしょうか?」
「いえ、少々お聞きしたいことがあります、こちらのキツネの毛皮はどちらで入手されましたか?見た所先ほど解体したように見受けられます」
ん?なんでだろう?
「えっとテイムしたオオカミが、僕がイノシシを解体してる間に狩ってきたみたいで、お肉はオオカミが食べたそうだったのでその場で解体してお肉はオオカミに毛皮は僕がこちらに持ってきました」
テイムしたばかりのオオカミとか余計なことは言わなさそうが良さそうだ。
「さようでしたか」
「何か問題でも?」
「いえ、こちらのキツネの毛皮、ただのキツネの毛皮でないようでして、キツネの毛皮自体が最高級品と鑑定が出てる上に、暖かいという加護がついてるようです」
「暖かい・・・?」
「はい、普通毛皮には加護はついておりません。この場合の暖かいはどんなに寒い所に行っても、決して凍らないという意味の暖かいになります」
ん?凍らない?暖かいから暖かいだけでは?
「普通極寒の地に行くとなると、とても暖かい装備で向かいますが、長時間居るとその温かさも徐々に失われて行き、いずれ凍って生き物は死んでしまいます」
「はい」
「しかしですね!このキツネの毛皮は暖かいと言う加護がついている!その意味はどんなに寒い所に行っても絶対に凍らないという意味なんです!」
マルコさんが凄い興奮している。
「凍らない・・・死なないってことですか?」
「そうなんです!残念ながら人一人を覆うほどの毛皮は無いですが、これはもう革命ですよ!!!!!!」
今度はギルド長のミゲルさんがすっごい興奮している。
「なのでこれはオークションにかけます!!!!!!!!!」
「えぇ!?大げさじゃないですか?」
「ばかおっしゃい!!!!」
お、怒られた・・・
「こんな毛皮今までにありましたか!?いえ無いです!今までに聞いたことが無いです!ただでさえ毛皮に加護が付いているという変わった毛皮なのに、その加護が暖かいと来た!レオンさん知ってますか!?この国には寒すぎて人が入れない秘境の地があるということを!」
「えぇまぁ、知ってます、僕には縁が無いのであまり詳しくはありませんが・・・」
凄い興奮してるよ・・・そんなに凄い毛皮だったのかー売らなければよかったかもしれないなーでも僕には鑑定スキルが無いからしょうがないか
「その秘境の地を!この毛皮が!!あれば!!!冒険できるかもしれないのですよ!!!!!!」
「あーそおゆう・・・」
それはちょっと楽しそうだなと思う、知らない地に動物、植物はあるのだろうか?それは冒険心をくすぐられるね、あーなるほどねー
「なので!これは!大々的に宣伝します!国中を巻き込んでのオークションと致します!」
「そんなに大げさになるんですか?」
「そりゃそうですよ!前人未踏の地が開拓されるかもしれないのですよ!歴史がかわるかもしれません!」
そ、そうか・・・すごい興奮している。僕も少し行って見たいけど、強い動物や魔物がでたらたちどころにやられてしまうから、強い人がある程度開拓してくれた後に行くのが理想だな。
「それはすごいですね」
「もう一度聞きます、これはオークションに出してもいいですか?」
「いいですよ」
「「ありがとうございます!!!」」
二人の息がぴったりだ。
「ではですね、オークションについてご説明させて頂きます、落札された金額のうち
1割が税金
2割がギルド
残りの7割がレオン様
の取り分となります、オークションはこの国ヴェルト全体に告知してからの開始となります、加えてこのキツネの毛はとても特殊なので、中央の王都オチャーで私達の東の街バリィー商業ギルド主催でオークションを行いたいと思います。
まずは毛皮を移動させてからの告知を致します、移動の道中強奪されたらたまりませんのでね」
「はい、わかりました」
「なのでこの毛皮のことは誰にも言ってはいけません、たとえお兄様にでもです」
「わかりました」
「なので中央に移動させてから告知、全国から人が集まるのに3か月はかかるかと思います、そこからオークションになりますので、金額の振り込みは4ヶ月~5ヶ月ほどはかかると、思って居て下さい」
「わかりました」
「お金の方は住民板の方に自動で振り込まれます、半年たって振り込まれていなかった場合は、一度こちらのギルドの私までご連絡いただけると助かります」
「わかりました」
「以上ご質問はございますか?」
「はい、この毛皮の出どころは僕だと言うことは知られないでしょうか?知られたら厄介そうで・・・」
「大丈夫です、ギルドには守秘義務と言うものがございます、誰がお持ちいただいたということは解らないよう、ギルド職員全体に契約魔法がかけられておりますので、知られることはございません。ただその時その場にいた他の冒険者たちから噂が立ってしまう言事がございます。今回はその点を踏まえて、一瞬人が居ない瞬間があったので、そこを狙って声をかけさせて頂きました」
「お気遣いありがとうございます、あともう一つオークション終わるまで僕が何かしちゃいけないなどありますか?自由に行動してていいのでしょうか?」
「自由に行動していただいて構いません、ただもしオークションが終了する前に死亡してしまった場合は、このオークションのお金は
2割はギルド
3割はご家族
残りはすべて国の税金
となってしまいますので、ご了承ください」
「え?家族に3割だけですか?」
「残念ながら、国がそう決めてしまったので・・・」
「そうですか・・・わかりました」
「ご理解していただいてありがとうございます、他に何か質問はございますか?」
「特には無いです、当分は兄の元に居ようと思って居ます、なのでこれからも狩りをしたらこちらに持ってくることがあると思うので、その時はよろしくお願いします」
「「こちらこそよろしくお願い致します」」
別室から出る時も人が居ないのを見計らってから出た。なんだかすごい大ごとになってしまった、本当は兄に自慢したいけど、兄が彼女に行ってしまったら僕や兄が危険にさらされてしまうので黙っておこう。
それにしてもオオカミはとんでもない物を捕まえてきたなぁ、すぐにはお金は入らないから、しばらくはこの生活を続けなきゃいけないけど、大金がどれぐらい入るかはわからないけど、このゆるりとした生活は続けていきたいなと思いながら岐路に着いた。
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