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第2章
レオの後悔①
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私の名前はレオ
とある貴族の家に籍を置いている
嫡男ではないから、気楽な御身分で、気分で絵を描いたり、イベントの演出をしてみたり、時々新型兵器や魔法の構想など練っている。それ以外はその時々自分が気になることに夢中になる
私が唯一手に入れられず夢中になったのは
サラ・カプロッティ
彼女だけだ。貴族の身分を盾に命令してしまえば簡単に私の物になっただろう、でもサラだけは自分の力でなんとしてでも手に入れたかった。
ほんの気まぐれと最初は思った、けど日々彼女への思いが募っていく、何度も絵を描かせてほしいと願いでて、1日だけモデルをしてくれることがあった。
もちろんヌードモデルを頼んだが、そんなのは無理だと断られてしまったので、服を着たままの彼女のデッサンをしようと思った。
長椅子に座った彼女のけだるげな表情を見て私は理解したんだ、彼女を愛してると。それに気づいてしまった私は筆が1ミリも進まなかった。
絵に収まるような人ではない、彼女こそ私の伴侶だと思った。ただひたすら彼女の姿を目に焼き付けていた。一歩も動くことなく、瞬きをするのも惜しいほどに、彼女を見続けた。
次のモデルも引き受けてくれると思ったが、なぜか断られてしまった、なぜなのか?モデル料を2倍に提示しても断られた、10倍にしても断られてしまった。お金で人が変わる人ではいということを知れてよかったと思うことにする。もし私の身分を知ってしまったら、財産狙いになりかねないからだ。実際財産狙いで貴族の御令嬢には沢山お声かけて頂いてはいるが。
モデルを引き受けてくれないことに残念に思うも、彼女の美貌が絵に留まるとは到底思えなかったから、それはそれで納得できた。
寝食忘れるほど、彼女のことを観察・・・見守り続けた。この時ばかりは貴族の三男で良かったと心の底から思ったよ。三男なんてスペア以下の存在だから、誰からも必要とされてない、だからこそ自由に生きれた。幸いなことに要職にもついてなかったからね。
そんなある日、サラを監視・・・見守っていたら、サラがイルミナ食堂に入って行ったんだ。イルミナ食堂は一部の人間しかしらない特別な食堂だ。
以前サラの身元調査の報告を受けた時に、教会で門前払いを受けて職を失ったと知ったけど、理由が解った瞬間でもあった。
サラは隠れスキル持ちだったんだね、素直に教会に申告してしまったから今の状況にあるってことか。卑怯にも私に有利な風が吹いたと思ったよ、彼女を囲い込むチャンスだと。
その日の夕方接触する機会を得て、さりげなく私が彼女の為に用意した家に住まないかと誘ってみたんだけど、断られてしまった。
その時私はどんな顔をしていただろう?断られるなんて思ってもみなかったよ、だってそうだろ?先の見えない未来なんて不安なだけじゃないか?
平民の女性が貴族に家を用意したからそこに住んでくれないか?と言われたら贅沢出来ると喜んで快諾してくれると聞いていたから、断られたことに本当にびっくりしたんだ。
サラは平民じゃないってことなのか?とも考えたのだけど、そうなると選択肢は一つ、別の世界の生まれる前の記憶を持ってる人ということになる。この世界には生まれる前の記憶持ちの人が結構いる。その人達の考えは独特で、サラのような考えは珍しくはない、そしてその人達は隠れスキルを持っていたりする。
だから、平民で間違いないだろう。
本来であれば王族と数人しか知ることが無いこの秘密を、何故知っているかと言うと、私も実は隠れスキル持ちだから、隠れスキル持ちを管理する要職について居たりする。仕事は勿論ちゃんとしているよ、サラを監視・・・見守ると言うお仕事さ。運が良かった、愛する人を見守れるなんて。
サラが隠れスキル持ちだと知る前から監視・・・見守ってはいたけど、偶然とはいえこれも女神さまのお導きだろう。
ちなみに兄2人は隠れスキルの存在を知らない。長男が家の事業を継いだらもしかしたら知られるかもしれないが、今の現時点は教えてもらえるようなことでは無いらしい。それだけ少人数しか知りえない秘密ということだ。
一緒の家に住むことを断られた次の日から、サラが忙しく外に出かけて行ったりしているのを見て、この街を出ようとしていることが何となくわかった、たまご塩スープをあれだけ買いこんでいたから、見当がついたともいうが。
だから次の日行きたい場所に送り届けられるように、馬車を用意したが、流石と言うか見事に思惑通り、裏の方から出て行ってしまったようだ。これも私の想定の範囲内である。焦ることは無かった。
側を歩いてしまうと、すぐに私が後をつけて行っているとばれてしまうと思ったので20メートルほど離れて後をつけたよ。
ところどころ枝を踏んで音を鳴らしてしまったが、サラは気づかなかったようだ。
サラの不思議な魔法を見て、一瞬サラが消えてしまったと思ったんだ。しかし不思議なことに、その場に行って見るとサラがいるではないか、本当に不思議な魔法だなと感心したよ。ずーっとサラの寝顔を見続けて、とても幸福に満ち足りた時間だった。
次の日は魔羊が爆走してしまい、見失ってしまったが大丈夫。私のスキルを使えばサラの居場所なんてすぐわかると思ってのんびりしていた。
このことがあんなにも後悔することになるなんて思っても居なかった。
サラがこじんまりとした家に着いてからは私自身もびっくりの連続だった。サラのおかげで読唇術は出来るようになったから、監視・・・見守っている時にサラとおばあさんの会話を見、そして湖の底に引っ張られた後に、謎の種族たちが居た村。
そしてサラが怒って村を出ていき、果敢にもあの薄暗い水の中を歩いて進む姿はまさしく女神の凱旋と言った所だろうか。
次の町で偶然を装って、サラと再会しようともくろんでいたら、突如サラが倒れたじゃないか!
眼はきょろきょろとせわしなく動き、口はだらんと開けられたまま、顔は紫色になり、大好きであろうたまご塩スープを手から落としたとき、なぜ側にいなかったんだ、近くに居たらなんとかできたかもしれないのにと自分を激しく罵ったよ。
あれはどう見ても毒だ。一緒に居た謎の民族が毒を盛ったとは思わなかった、しかしあの場で毒を盛ることができたのはあの者だけだ。ただ空間収納に入れていたから毒を盛るのは不可能、なぜなら謎の人物をその場に居なかったから。
倒れたサラを激しく揺さぶってる謎の種族を見て、人生で初めての舌打ちをしたよ。どんどん激しくゆっさぶっていく様をみて、傍に居なかったがために阻止できなかった自分を激しくののしった。
そして彼女が意識を手放した時、この世の時が止まった。何が起こってるか理解できてもしたくなかったんだ。
慌てて現地に向かい、揺さぶり続けてる謎の種族を押しのけてサラを初めてこの手に抱きしめたが、とても生きてる人間の体温では無かった。
この近くに彼女を休められる場所は無いかと聞いたら、謎の種族の村が近いと言うので、いったんその村に連れて行くことにした。少し死ぬかと思ったが、サラの為を思えばどうってことは無い。
ベッドの上で横たわるサラを見守り続け、私が持っていた解毒薬、そしてあらゆる状態異常から身を守る指輪を身につけさせ、一度は命を守ってくれるというハンカチも彼女に渡し、回復を祈り続けたが一向に良くならず、このままではらちがあかないため、人間の医者が居る私の屋敷に移動させると伝えた瞬間、サラと一緒に居た子が猛反発し始めた。
とある貴族の家に籍を置いている
嫡男ではないから、気楽な御身分で、気分で絵を描いたり、イベントの演出をしてみたり、時々新型兵器や魔法の構想など練っている。それ以外はその時々自分が気になることに夢中になる
私が唯一手に入れられず夢中になったのは
サラ・カプロッティ
彼女だけだ。貴族の身分を盾に命令してしまえば簡単に私の物になっただろう、でもサラだけは自分の力でなんとしてでも手に入れたかった。
ほんの気まぐれと最初は思った、けど日々彼女への思いが募っていく、何度も絵を描かせてほしいと願いでて、1日だけモデルをしてくれることがあった。
もちろんヌードモデルを頼んだが、そんなのは無理だと断られてしまったので、服を着たままの彼女のデッサンをしようと思った。
長椅子に座った彼女のけだるげな表情を見て私は理解したんだ、彼女を愛してると。それに気づいてしまった私は筆が1ミリも進まなかった。
絵に収まるような人ではない、彼女こそ私の伴侶だと思った。ただひたすら彼女の姿を目に焼き付けていた。一歩も動くことなく、瞬きをするのも惜しいほどに、彼女を見続けた。
次のモデルも引き受けてくれると思ったが、なぜか断られてしまった、なぜなのか?モデル料を2倍に提示しても断られた、10倍にしても断られてしまった。お金で人が変わる人ではいということを知れてよかったと思うことにする。もし私の身分を知ってしまったら、財産狙いになりかねないからだ。実際財産狙いで貴族の御令嬢には沢山お声かけて頂いてはいるが。
モデルを引き受けてくれないことに残念に思うも、彼女の美貌が絵に留まるとは到底思えなかったから、それはそれで納得できた。
寝食忘れるほど、彼女のことを観察・・・見守り続けた。この時ばかりは貴族の三男で良かったと心の底から思ったよ。三男なんてスペア以下の存在だから、誰からも必要とされてない、だからこそ自由に生きれた。幸いなことに要職にもついてなかったからね。
そんなある日、サラを監視・・・見守っていたら、サラがイルミナ食堂に入って行ったんだ。イルミナ食堂は一部の人間しかしらない特別な食堂だ。
以前サラの身元調査の報告を受けた時に、教会で門前払いを受けて職を失ったと知ったけど、理由が解った瞬間でもあった。
サラは隠れスキル持ちだったんだね、素直に教会に申告してしまったから今の状況にあるってことか。卑怯にも私に有利な風が吹いたと思ったよ、彼女を囲い込むチャンスだと。
その日の夕方接触する機会を得て、さりげなく私が彼女の為に用意した家に住まないかと誘ってみたんだけど、断られてしまった。
その時私はどんな顔をしていただろう?断られるなんて思ってもみなかったよ、だってそうだろ?先の見えない未来なんて不安なだけじゃないか?
平民の女性が貴族に家を用意したからそこに住んでくれないか?と言われたら贅沢出来ると喜んで快諾してくれると聞いていたから、断られたことに本当にびっくりしたんだ。
サラは平民じゃないってことなのか?とも考えたのだけど、そうなると選択肢は一つ、別の世界の生まれる前の記憶を持ってる人ということになる。この世界には生まれる前の記憶持ちの人が結構いる。その人達の考えは独特で、サラのような考えは珍しくはない、そしてその人達は隠れスキルを持っていたりする。
だから、平民で間違いないだろう。
本来であれば王族と数人しか知ることが無いこの秘密を、何故知っているかと言うと、私も実は隠れスキル持ちだから、隠れスキル持ちを管理する要職について居たりする。仕事は勿論ちゃんとしているよ、サラを監視・・・見守ると言うお仕事さ。運が良かった、愛する人を見守れるなんて。
サラが隠れスキル持ちだと知る前から監視・・・見守ってはいたけど、偶然とはいえこれも女神さまのお導きだろう。
ちなみに兄2人は隠れスキルの存在を知らない。長男が家の事業を継いだらもしかしたら知られるかもしれないが、今の現時点は教えてもらえるようなことでは無いらしい。それだけ少人数しか知りえない秘密ということだ。
一緒の家に住むことを断られた次の日から、サラが忙しく外に出かけて行ったりしているのを見て、この街を出ようとしていることが何となくわかった、たまご塩スープをあれだけ買いこんでいたから、見当がついたともいうが。
だから次の日行きたい場所に送り届けられるように、馬車を用意したが、流石と言うか見事に思惑通り、裏の方から出て行ってしまったようだ。これも私の想定の範囲内である。焦ることは無かった。
側を歩いてしまうと、すぐに私が後をつけて行っているとばれてしまうと思ったので20メートルほど離れて後をつけたよ。
ところどころ枝を踏んで音を鳴らしてしまったが、サラは気づかなかったようだ。
サラの不思議な魔法を見て、一瞬サラが消えてしまったと思ったんだ。しかし不思議なことに、その場に行って見るとサラがいるではないか、本当に不思議な魔法だなと感心したよ。ずーっとサラの寝顔を見続けて、とても幸福に満ち足りた時間だった。
次の日は魔羊が爆走してしまい、見失ってしまったが大丈夫。私のスキルを使えばサラの居場所なんてすぐわかると思ってのんびりしていた。
このことがあんなにも後悔することになるなんて思っても居なかった。
サラがこじんまりとした家に着いてからは私自身もびっくりの連続だった。サラのおかげで読唇術は出来るようになったから、監視・・・見守っている時にサラとおばあさんの会話を見、そして湖の底に引っ張られた後に、謎の種族たちが居た村。
そしてサラが怒って村を出ていき、果敢にもあの薄暗い水の中を歩いて進む姿はまさしく女神の凱旋と言った所だろうか。
次の町で偶然を装って、サラと再会しようともくろんでいたら、突如サラが倒れたじゃないか!
眼はきょろきょろとせわしなく動き、口はだらんと開けられたまま、顔は紫色になり、大好きであろうたまご塩スープを手から落としたとき、なぜ側にいなかったんだ、近くに居たらなんとかできたかもしれないのにと自分を激しく罵ったよ。
あれはどう見ても毒だ。一緒に居た謎の民族が毒を盛ったとは思わなかった、しかしあの場で毒を盛ることができたのはあの者だけだ。ただ空間収納に入れていたから毒を盛るのは不可能、なぜなら謎の人物をその場に居なかったから。
倒れたサラを激しく揺さぶってる謎の種族を見て、人生で初めての舌打ちをしたよ。どんどん激しくゆっさぶっていく様をみて、傍に居なかったがために阻止できなかった自分を激しくののしった。
そして彼女が意識を手放した時、この世の時が止まった。何が起こってるか理解できてもしたくなかったんだ。
慌てて現地に向かい、揺さぶり続けてる謎の種族を押しのけてサラを初めてこの手に抱きしめたが、とても生きてる人間の体温では無かった。
この近くに彼女を休められる場所は無いかと聞いたら、謎の種族の村が近いと言うので、いったんその村に連れて行くことにした。少し死ぬかと思ったが、サラの為を思えばどうってことは無い。
ベッドの上で横たわるサラを見守り続け、私が持っていた解毒薬、そしてあらゆる状態異常から身を守る指輪を身につけさせ、一度は命を守ってくれるというハンカチも彼女に渡し、回復を祈り続けたが一向に良くならず、このままではらちがあかないため、人間の医者が居る私の屋敷に移動させると伝えた瞬間、サラと一緒に居た子が猛反発し始めた。
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