23 / 157
第2章
ラーゴ村
しおりを挟む
「ようこそラーゴ村へ」
「ラーゴ村」
「そしてあなた様が新しい人間ですね」
「新しい人間?」
「そうですよ、この世に安寧を与えてくれる選ばれし人のことです、サラ様」
私名前言ってませんけど。
「安寧?」
「加護を与えてくれる人間のことを言います」
「あぁ~?なるほど?」
「疑問に思われるの仕方ありませんが、これも定めです、受け入れれば楽になりますよ」
絶対に認めない!私はスローライフを目指しているんだ!
「スローライフは送れますよ、ハンカチに加護さえつけていれば、使い切れないほどのお金が手にはいりますから、刺繍の合間にちょこちょことお出かけすればよいのです」
この人なんでこんなに詳しいのかな?
「アウローラ様もこちらにいらしたことありますよ」
「えっそうなんですか?」
「はい、加護を付与できる人間が現れると必ずこの魔羊に連れてこられます」
ん?フローラ君は一体何者なんだ?昨日の今日でこの流れってなんだろう?刺繍しろってがみがみ言われてる気になってきた。なんかやだな?強制されるのは好きじゃないんだよねぇ。
それに安寧って、私じゃなくて騎士様とか国の防衛のために動いてくれる人は沢山居るし、加護を付与できるって、刺繍したものを渡して確認したわけじゃないのに、なんだろう?ものすごくもやもやする。気分は首に鎖をつけられた気分だ。
私が刺繍しないと言ったらどうなるんだろう?
「サラ様が刺繍を望まなければ、別の形でもいいんですよ、加護さえ付与していただければいいのです」
加護加護加護ってうるさくない?私自由に生きたいんですけど?昨日はハンカチにワンポイント入れればお金持ちになりそうだなって、うきうきしてたけど、ここまで加護だけを望まれると、私と言う存在は必要されてない、加護だけあればいいって言われてるよね?
「ならば子をおつくり下さい、種はこちらで用意いたしますので」
ん?????今種って言った?そうかーそうなのかー・・・逃げるか
「逃げることはお勧めしませんよ、サラ様の定められた運命です、諦めた方が楽ですよ」
この人さっきから思うに、私の意志なんて必要ないと言ってるんだな、だから私は気に入らないんんだ
「・・・・・・・・申し訳ございません、私は人の感情に疎いのです、良かれと思って説明しておりました」
勝手に人の心読んで返事してくるところ
「申し訳ございません・・・」
私だって少しは自分の人生を選んで進んでみたいこと
「決まってる運命に逆らうなんて私には考えられなくて」
そこだよ!考え方の違いは!私の人生には無限の選択肢があると思って居る。結婚だってそう、仕事もそう、何かを選択すること。
人生とは自分で岐路に立った時に選択できるところ、誰かに決められてあーしろこーしろ言われた人生を私は送りたくない。
自分の人生を選択できるなんて、最高の贅沢だ!前世では自分であまり選択できない人生を送っていた、だからこそ今の人生を大事にしている。
スローライフだって人それぞれ考え方は違う、緩く働きながらスローライフを送りたい人もいれば、ずーっと働かず本を読んだり、お庭を眺めながらのんびりする人生を選ぶ人もいる、スローライフにだって色々ある。
スローライフ送れるから良いでしょ?だから運命受け入れなさいと言われて受け入れられるか!自分で選択した人生だからこそ、波乱万丈でも面白いんだ。
隠れスキルがあると解った時に、めんどくさいから教会に伝えなくていいやとも思ったし、ばれた時にめんどくさそうだから素直に伝えに行った方がいいか?って正直迷った。
別に隠れてるわけだから、隠し続けてればよいだけで、上手に利用してお金儲けできないかな?と考えたりもした。
でもお日様の元を何も気にすることなく、歩きたいと思ったし追われる人生を送りたくないと思ったから、教会に隠れスキルのことを言いに行ったら、職が無くなった!
後悔はしてない、自分が選んだことだから、結果は残念だったけど。うそちょっぴり後悔した、言うんじゃなかったって。
もし誰かに隠れスキルのことがばれてしまい、その人が私のスキルのことを教会に伝えに行ってしまっていたら、どうなっていたか?
良くって拘束、悪くて死罪になってたかもしれない、それは前例を聞いたこと無いから想像でしかないんだけど。
自分で決めた人生なら納得はできるけど、他人に決められた人生なんてこれっぽっちも納得できない。だから私はこの人に対して怒ってるんだ。
運命を受け入れて加護してねと言われて、それしか道がないと言われて、逃げ道が無くなった気がして、とっても嫌なんだ。とても心が苦しくなってくる。
こんな所に連れてこられて、フローラは何を考えてるのかわからないけど、もう帰ろう、知らない。
「私帰りますね、フローラここがどこだか知らないけど、私は先にアウローラさんの元に帰るから」
「めぇぇぇぇぇぇ・・・・・」
「フローラはここで好きなだけ過ごしたらいいじゃない、私はここに1秒たりとも居たくない。帰るね」
私を呼び止める声が聞こえるが、そんなことは知ったことか!と歩みを進めていると。
ここはどこだろねぇ・・・?私アウローラさんの元に帰れるのかなぁ?そもそもここは湖の中なのか、それとも地上なのか?
それと私に向かって石投げてきたあの子!どの子かもさっぱりわからないけど!あんな勢いで石投げたらだめだよ!って注意したかったか!あんなの当たったら身体が木っ端みじんになってしまうわ!
ラーゴ村に戻るわけにもいかないし、仕方ないから歩き続けてみるか、どうにかなるさきっと、スライムも居るしね。
「スライムは帰る道わかる?」
少し考えてからふるふると揺れているスライム
知らないかー
「スライムにとってもここは初めての場所なの?」
うんうんとうなずくスライム。可愛いなもう名前つけちゃうか?
「スライムに名前つけようかなって思うんだけど、どお?つけられたい?つけられたくない?名前つけると絆強くなるよ、ただそれだけなんだけど、私はスライムのことを従属させようとは思って無いし、対等でありたいと思ってる、何で今かというと純粋に心細いからです!」
スライムはぴょこぴょこはねながら喜んでいる。
「じゃぁ名前つけるね、レアスライムなんだよね?」
うんうん うなずくスライム
「レアス」
赤く光るスライム
怒ってる・・・えっと真剣に名前考えるか。魔羊さんはフローラでしょ?おばあさんがアウローラで、スライムは
「スローラ」
赤く光るスライム
ダメか・・・
「ローラは?」
うーんって何となく考えてる。
普通こおゆうのってマスターが名付けたら考えることもなくわーい!って感じになるもんじゃないの?違うんです?なんで私がテイムした子はみんなこだわり強いの?ハトにも名前つけたかったなぁーって思っていたら。突如スライムが
”ラロ”
という文字を見せてきた。
「ラロって名前が良いの?」
ぴょこぴょこはねて喜んでる
「スライムあなたの名前はラロ、これからよろしくね!」
ラロは素敵な名前思いつくなーと思う反面、帰り道どこかなーって
「ラーゴ村」
「そしてあなた様が新しい人間ですね」
「新しい人間?」
「そうですよ、この世に安寧を与えてくれる選ばれし人のことです、サラ様」
私名前言ってませんけど。
「安寧?」
「加護を与えてくれる人間のことを言います」
「あぁ~?なるほど?」
「疑問に思われるの仕方ありませんが、これも定めです、受け入れれば楽になりますよ」
絶対に認めない!私はスローライフを目指しているんだ!
「スローライフは送れますよ、ハンカチに加護さえつけていれば、使い切れないほどのお金が手にはいりますから、刺繍の合間にちょこちょことお出かけすればよいのです」
この人なんでこんなに詳しいのかな?
「アウローラ様もこちらにいらしたことありますよ」
「えっそうなんですか?」
「はい、加護を付与できる人間が現れると必ずこの魔羊に連れてこられます」
ん?フローラ君は一体何者なんだ?昨日の今日でこの流れってなんだろう?刺繍しろってがみがみ言われてる気になってきた。なんかやだな?強制されるのは好きじゃないんだよねぇ。
それに安寧って、私じゃなくて騎士様とか国の防衛のために動いてくれる人は沢山居るし、加護を付与できるって、刺繍したものを渡して確認したわけじゃないのに、なんだろう?ものすごくもやもやする。気分は首に鎖をつけられた気分だ。
私が刺繍しないと言ったらどうなるんだろう?
「サラ様が刺繍を望まなければ、別の形でもいいんですよ、加護さえ付与していただければいいのです」
加護加護加護ってうるさくない?私自由に生きたいんですけど?昨日はハンカチにワンポイント入れればお金持ちになりそうだなって、うきうきしてたけど、ここまで加護だけを望まれると、私と言う存在は必要されてない、加護だけあればいいって言われてるよね?
「ならば子をおつくり下さい、種はこちらで用意いたしますので」
ん?????今種って言った?そうかーそうなのかー・・・逃げるか
「逃げることはお勧めしませんよ、サラ様の定められた運命です、諦めた方が楽ですよ」
この人さっきから思うに、私の意志なんて必要ないと言ってるんだな、だから私は気に入らないんんだ
「・・・・・・・・申し訳ございません、私は人の感情に疎いのです、良かれと思って説明しておりました」
勝手に人の心読んで返事してくるところ
「申し訳ございません・・・」
私だって少しは自分の人生を選んで進んでみたいこと
「決まってる運命に逆らうなんて私には考えられなくて」
そこだよ!考え方の違いは!私の人生には無限の選択肢があると思って居る。結婚だってそう、仕事もそう、何かを選択すること。
人生とは自分で岐路に立った時に選択できるところ、誰かに決められてあーしろこーしろ言われた人生を私は送りたくない。
自分の人生を選択できるなんて、最高の贅沢だ!前世では自分であまり選択できない人生を送っていた、だからこそ今の人生を大事にしている。
スローライフだって人それぞれ考え方は違う、緩く働きながらスローライフを送りたい人もいれば、ずーっと働かず本を読んだり、お庭を眺めながらのんびりする人生を選ぶ人もいる、スローライフにだって色々ある。
スローライフ送れるから良いでしょ?だから運命受け入れなさいと言われて受け入れられるか!自分で選択した人生だからこそ、波乱万丈でも面白いんだ。
隠れスキルがあると解った時に、めんどくさいから教会に伝えなくていいやとも思ったし、ばれた時にめんどくさそうだから素直に伝えに行った方がいいか?って正直迷った。
別に隠れてるわけだから、隠し続けてればよいだけで、上手に利用してお金儲けできないかな?と考えたりもした。
でもお日様の元を何も気にすることなく、歩きたいと思ったし追われる人生を送りたくないと思ったから、教会に隠れスキルのことを言いに行ったら、職が無くなった!
後悔はしてない、自分が選んだことだから、結果は残念だったけど。うそちょっぴり後悔した、言うんじゃなかったって。
もし誰かに隠れスキルのことがばれてしまい、その人が私のスキルのことを教会に伝えに行ってしまっていたら、どうなっていたか?
良くって拘束、悪くて死罪になってたかもしれない、それは前例を聞いたこと無いから想像でしかないんだけど。
自分で決めた人生なら納得はできるけど、他人に決められた人生なんてこれっぽっちも納得できない。だから私はこの人に対して怒ってるんだ。
運命を受け入れて加護してねと言われて、それしか道がないと言われて、逃げ道が無くなった気がして、とっても嫌なんだ。とても心が苦しくなってくる。
こんな所に連れてこられて、フローラは何を考えてるのかわからないけど、もう帰ろう、知らない。
「私帰りますね、フローラここがどこだか知らないけど、私は先にアウローラさんの元に帰るから」
「めぇぇぇぇぇぇ・・・・・」
「フローラはここで好きなだけ過ごしたらいいじゃない、私はここに1秒たりとも居たくない。帰るね」
私を呼び止める声が聞こえるが、そんなことは知ったことか!と歩みを進めていると。
ここはどこだろねぇ・・・?私アウローラさんの元に帰れるのかなぁ?そもそもここは湖の中なのか、それとも地上なのか?
それと私に向かって石投げてきたあの子!どの子かもさっぱりわからないけど!あんな勢いで石投げたらだめだよ!って注意したかったか!あんなの当たったら身体が木っ端みじんになってしまうわ!
ラーゴ村に戻るわけにもいかないし、仕方ないから歩き続けてみるか、どうにかなるさきっと、スライムも居るしね。
「スライムは帰る道わかる?」
少し考えてからふるふると揺れているスライム
知らないかー
「スライムにとってもここは初めての場所なの?」
うんうんとうなずくスライム。可愛いなもう名前つけちゃうか?
「スライムに名前つけようかなって思うんだけど、どお?つけられたい?つけられたくない?名前つけると絆強くなるよ、ただそれだけなんだけど、私はスライムのことを従属させようとは思って無いし、対等でありたいと思ってる、何で今かというと純粋に心細いからです!」
スライムはぴょこぴょこはねながら喜んでいる。
「じゃぁ名前つけるね、レアスライムなんだよね?」
うんうん うなずくスライム
「レアス」
赤く光るスライム
怒ってる・・・えっと真剣に名前考えるか。魔羊さんはフローラでしょ?おばあさんがアウローラで、スライムは
「スローラ」
赤く光るスライム
ダメか・・・
「ローラは?」
うーんって何となく考えてる。
普通こおゆうのってマスターが名付けたら考えることもなくわーい!って感じになるもんじゃないの?違うんです?なんで私がテイムした子はみんなこだわり強いの?ハトにも名前つけたかったなぁーって思っていたら。突如スライムが
”ラロ”
という文字を見せてきた。
「ラロって名前が良いの?」
ぴょこぴょこはねて喜んでる
「スライムあなたの名前はラロ、これからよろしくね!」
ラロは素敵な名前思いつくなーと思う反面、帰り道どこかなーって
1
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
異世界転移したので、のんびり楽しみます。
ゆーふー
ファンタジー
信号無視した車に轢かれ、命を落としたことをきっかけに異世界に転移することに。異世界で長生きするために主人公が望んだのは、「のんびり過ごせる力」
主人公は神様に貰った力でのんびり平和に長生きできるのか。
アラフォー料理人が始める異世界スローライフ
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
ある日突然、異世界転移してしまった料理人のタツマ。
わけもわからないまま、異世界で生活を送り……次第に自分のやりたいこと、したかったことを思い出す。
それは料理を通して皆を笑顔にすること、自分がしてもらったように貧しい子達にお腹いっぱいになって貰うことだった。
男は異世界にて、フェンリルや仲間たちと共に穏やかなに過ごしていく。
いずれ、最強の料理人と呼ばれるその日まで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる