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第一章【隣に引っ越してきた双子のショタ達】
ばか怖い
しおりを挟むそんな生意気だったあいつらが、今ではこうなってしまいました。
鈴也『ねぇねぇ、奏出?奏出は、最近好きな人いるのぉ~??』
笛樹『あっ、確かに気になる!いるの?』
【…好きな人はいるよ、ずーっと片想いだけど。】
笛樹『えっ!?誰々!?教えて!!』
鈴也『まさか…女?』
【あぁ、同級生の漣こころさんだよ。】
まっ、こいつらはまだ小学生だし知らないだろうけど。
二人『あぁ…あの女か。』(ボソッ)
【?何か言ったか?】
聞こえなかったが、何か言ってたような気がして。
俺は二人に聞き返したら、二人は…
二人『ううんっ!何にも言ってないよ!』
と、聞くたびにそう言ってくる。
…まっ、気にしない方がいいか。
??『おっ、奏出じゃん!』
…この声は。
【コタ、何でここに?】
琥太郎『いやぁ、実はな?財布無くしたお婆ちゃんがいたから、一緒に探してたんだよー。』
【相変わらず、お人好しだな。コタは。】
琥太郎『そんな事ねえよ、俺よりももっと優しい人は世の中に沢山いるだろうしさ。』
【中々コタレベルの善人は居ねえだろ。】
そうやってコタと世間話をしていると、
鈴也がこう言い出した。
鈴也『ねえ、確か…琥太郎…さんだったよね?』
琥太郎『あぁ、君たちは?』
鈴也『奏出の未来の旦那だけど?』
笛樹『同じく。』
琥太郎『…えっ??』
コタ、すまん。
こいつらのこと、詳しく話してなかったな。
後でRAINに、今までされた事全部送っておくわ。
琥太郎『未来の旦那って…ことは。』
琥太郎『奏出、婚約したのか!?この小学生たちと!?』
【は????】
んなわけねえだろ、第一うちは普通の家だぞ。
てか、そうだとしたら俺の親やばすぎるだろ。
【んなわけねえよ、こいつらが勝手に言ってるだけ。】
【てか、俺好きな人いるってコタに言ったよな??】
琥太郎『あっ、確かにそうだったな!』
【…お前忘れてたのかよ。】
琥太郎『ごめんごめん!』
【まあ、全然良いけど…】
灰原兄弟『…。』
めっちゃ見てくる!!!!!!!!
めっちゃ顔怖いし、その顔小学生がする顔じゃねえだろ!!!
明らかに、人を◯す顔してる!!
…こいつら、やっぱり怖い。
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