EARTH STRIDER 〔アースストライダー〕

【ＷＥＧＳ名鑑 1】

00.ＷＥＧＳとは

裏地球にはアースストライダーと呼ばれる能力者と、その相棒であるＷＥＧＳウェグスと呼ばれるロボット、もしくはサイボーグが存在する。

Weaponウェポン（兵器）Earthアース（地球）Guardianガーディアン（守護獣）Systemシステムの頭文字イニシャルをとり、ＷＥＧＳと名付けられている。

1978年に地球を揺るがすＷＥＧＳ達の暴走により、一時的にＷＥＧＳを廃止処分が決定された。

後に語られるＷＥＧＳ大戦である。

大戦後、ストライダーの犯罪が増加、また地球外生命体の地球侵略の計画が浮彫りとなる。

早急にＷＥＧＳを再開発し、翌年より今までのＷＥＧＳよりも性能が高いＷＥＧＳが導入され、地球は外敵からの侵略を未然に防ぎ、ストライダーの犯罪を激減させ、平和を取り戻した。

大戦前のＷＥＧＳを旧型ＷＥＧＳ、大戦後のＷＥＧＳを新型ＷＥＧＳと呼ぶようになった。

新型と旧型の見分け方の特徴は、ＷＥＧＳ個体のボディーカラーを新型は半透明であり、内部の構造が見えている。

また、旧型の使用は禁止され、処罰が下されるので1988年に使用するストライダーは極一部しかいない。

よって1988年は新型ＷＥＧＳの所有が殆どである。

ストライダーの犯罪を阻止する為、ＷＥＧＳを所有するのは15歳から一年間の間に所有を義務付けられる。

一年たって所有していなければ最初は勧告、17歳になるまでにそれでも所有していなければ、逮捕される。

ＷＥＧＳを相棒にした際、ストライダーは一生の相棒とする為、所有したストライダーがＷＥＧＳの名前をつけ、初めて相棒となる。

ＷＥＧＳには様々な形態のＷＥＧＳが存在し、動物、恐竜、空想動物等がモチーフされ、ストライダーは自由にＷＥＧＳを選び、一生を共にする。

ストライダーが所有するＷＥＧＳの個数は一体が殆どだが、中には二体、三体……、十体、多いストライダーだと五十体を所有しているストライダーもいる。

一生涯を共にするＷＥＧＳは、相棒のストライダーの家族や友人、かけがえのない相棒となるが、ストライダーが暴走、もしくは私的な犯罪を犯した場合、ストライダーを処罰しなければならない。

ＷＥＧＳに備え付けられた自爆システムを使い、相棒のストライダーと共に自爆するのだ。





ＷＥＧＳは相棒のストライダーにとり、かけがえのない家族や友人のような存在の相棒であり、相棒のストライダーの死刑執行者でもあるのだ。



次ページより、アースストライダーに登場するＷＥＧＳを一体一体と紹介する。

ただ、紹介するのではなく、そのＷＥＧＳに起きた身の上を交えて紹介していこう。


願わくば、今度のアースストライダー本編での知識になれば幸いだ。





さあ、ページをめくりたまえ…………