酔っ払って美醜逆転世界に転移~かっこ可愛い恋人見つけました~

もちもち太郎

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「君、大丈夫?」

そんなことを言って俺に声をかけてきたフードの男が居た。

「誰?」
「あぁ、しばらく前に近くに引っ越してきたんだけど……なんか倒れてたから?」
「ご飯……食べてない…から」

俺がそう言うと、男は

「えぇー、食べないと死ぬよ?仕方ないなぁ。俺が作ってあげるから着いて来な」

そう言って歩き始めた。

男の家は結構広めな一軒家で、ご飯はとても美味しかった。

「でさ~、君、親はいるの?」
「いない」
「ふんふん、なるほどね~。じゃ、俺と住む?」
「え……いいのか?でも俺こんな顔だし……」
「まぁ俺もだから気にすんな」

そう言ってフードをとった男の顔は確かに俺と同じくらい不細工だった。

「なるほど」
「いや、そんなにすぐ納得されると流石にちょっと……」

傷つくんだけど、なんて言いながら男は笑っていた。








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