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第二章
ロベールのお泊り 6
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長く深いキス。自分から求めたくせに、解放されたときには酸素不足の金魚のようにぐったりとしていた。
ぼーっとする僕の目の前で、ロベールが羽織っていたシャツを脱いだ。
……? あれ?
そういえばロベールの着てるシャツに、アンバランスなスウェット……、どこかで見たことがあると思ったら、兄貴のじゃないか……。
「……何考えてる」
ちょっぴり余所事を考えている僕に気付いたロベールが、低い声で咎めるように聞いた。
本当に、ロベールは敏すぎる。
「ロベールの、……着てる服が兄貴のだなって思っただけだよ」
「ああ……、拝借した。いくら私でも真っ裸で堂々と他人の家を歩く気にはなれないからな」
笑ながらそう言って、少し下にズレたロベールが、また僕の肌に舌を這わせた。そして既に盛り上がっているソコに掌を当て、やんわりと揉み始める。
「ちょっ、ちょっと待って!」
焦って起き上がって止めようとしたんだけど、いいからとまた手で制されベッドに押し付けられた。
「南はおとなしく感じていろ」
「で、でもっ。あ……っ! ん……、ん、んんっ。ちょっと、ああ……っ!」
ロベールの大きな手のひらに的確に感じるところばかり弄られて、ひっきりなしに恥ずかしい声が上がりビクビクと体が跳ねる。甘苦しい痺れと籠る熱がきつい。
的確なところを突いているのに、ロベールの指の動きは緩慢だ。少し早くなったと思っても、またやわやわとした緩い動きに戻ってしまう。
もっと……! もっと強く激しく動かして、早くイカせてくれればいいのに……っ。
じれったくて、恥ずかしいけどイキたくて、ロベールの手に押し当てるように勝手に腰が動き始めた。
「ロベ……、ん……、もうっ……!」
堪らなくて必死で縋って強請ると、扱くスピードが急に増す。
「あ……、ん……、ああっ……!」
その急激な快楽に顎が仰け反り体を捩り、シーツに足を擦りつける。
ビクビクと勝手に動き始めた体に、もう駄目だ……、と思った瞬間僕は熱を放っていた。
心地いい脱力感に身を任せ、ぐったりとそのまま四肢を投げ出す。
気持ちいい。このまま……。
段々遠くなる意識に、そのまま眠りの淵へと落ちていこうとする僕のお尻をいやらしく撫でる掌。
ん……、ちょっと。しつこい……。もう眠いんだよ。寝させて……、!?
びっくりして目が覚めた。僕のお尻を撫でていた手がスルリと移動して、奥にあるあの蕾を弄り始めたのだ。
バッと両肘を突いて上半身を持ち上げると――、
「なんだ、起きてしまったか」
「ロ……、ロベール!」
ニヤリと意地悪く笑んだロベールが、つぷっと僕のソコに指を入れてきた。
「ちょちょちょ、……ちょっと待って、ロベ……!」
くりっと指を動かされただけで、緊張し体がこわばる。情けない表情に変わった僕を見て、ロベールが目を眇めた。
「怖いか?」
「……っ」
真正面から真剣な表情で見られて言葉が詰まった。
「怖いのか?」
「……んっ! ちょっ……、んっ、やっ……!」
怖いのかと聞きながら、ロベールは指を抜かないままだ。それどころか時々その指を動かして、僕に変な声を出させる。
「ま……、あっ、あっ、ああ……っ!」
何これ! 何ここ!
「ちょっと、……まっ、ロベ……!」
一向に抜こうとせず、おまけに淫らに指を動かされて、また下半身が甘く疼き始めた。
さっきイッたばかりだというのに、また僕のソレはゆるゆると反り始めていた。
ぼーっとする僕の目の前で、ロベールが羽織っていたシャツを脱いだ。
……? あれ?
そういえばロベールの着てるシャツに、アンバランスなスウェット……、どこかで見たことがあると思ったら、兄貴のじゃないか……。
「……何考えてる」
ちょっぴり余所事を考えている僕に気付いたロベールが、低い声で咎めるように聞いた。
本当に、ロベールは敏すぎる。
「ロベールの、……着てる服が兄貴のだなって思っただけだよ」
「ああ……、拝借した。いくら私でも真っ裸で堂々と他人の家を歩く気にはなれないからな」
笑ながらそう言って、少し下にズレたロベールが、また僕の肌に舌を這わせた。そして既に盛り上がっているソコに掌を当て、やんわりと揉み始める。
「ちょっ、ちょっと待って!」
焦って起き上がって止めようとしたんだけど、いいからとまた手で制されベッドに押し付けられた。
「南はおとなしく感じていろ」
「で、でもっ。あ……っ! ん……、ん、んんっ。ちょっと、ああ……っ!」
ロベールの大きな手のひらに的確に感じるところばかり弄られて、ひっきりなしに恥ずかしい声が上がりビクビクと体が跳ねる。甘苦しい痺れと籠る熱がきつい。
的確なところを突いているのに、ロベールの指の動きは緩慢だ。少し早くなったと思っても、またやわやわとした緩い動きに戻ってしまう。
もっと……! もっと強く激しく動かして、早くイカせてくれればいいのに……っ。
じれったくて、恥ずかしいけどイキたくて、ロベールの手に押し当てるように勝手に腰が動き始めた。
「ロベ……、ん……、もうっ……!」
堪らなくて必死で縋って強請ると、扱くスピードが急に増す。
「あ……、ん……、ああっ……!」
その急激な快楽に顎が仰け反り体を捩り、シーツに足を擦りつける。
ビクビクと勝手に動き始めた体に、もう駄目だ……、と思った瞬間僕は熱を放っていた。
心地いい脱力感に身を任せ、ぐったりとそのまま四肢を投げ出す。
気持ちいい。このまま……。
段々遠くなる意識に、そのまま眠りの淵へと落ちていこうとする僕のお尻をいやらしく撫でる掌。
ん……、ちょっと。しつこい……。もう眠いんだよ。寝させて……、!?
びっくりして目が覚めた。僕のお尻を撫でていた手がスルリと移動して、奥にあるあの蕾を弄り始めたのだ。
バッと両肘を突いて上半身を持ち上げると――、
「なんだ、起きてしまったか」
「ロ……、ロベール!」
ニヤリと意地悪く笑んだロベールが、つぷっと僕のソコに指を入れてきた。
「ちょちょちょ、……ちょっと待って、ロベ……!」
くりっと指を動かされただけで、緊張し体がこわばる。情けない表情に変わった僕を見て、ロベールが目を眇めた。
「怖いか?」
「……っ」
真正面から真剣な表情で見られて言葉が詰まった。
「怖いのか?」
「……んっ! ちょっ……、んっ、やっ……!」
怖いのかと聞きながら、ロベールは指を抜かないままだ。それどころか時々その指を動かして、僕に変な声を出させる。
「ま……、あっ、あっ、ああ……っ!」
何これ! 何ここ!
「ちょっと、……まっ、ロベ……!」
一向に抜こうとせず、おまけに淫らに指を動かされて、また下半身が甘く疼き始めた。
さっきイッたばかりだというのに、また僕のソレはゆるゆると反り始めていた。
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