最強美人が可愛い過ぎて困る

くるむ

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エピローグ

中編

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「……ん」

窓から差し込む眩しい陽と、ギシギシと痛む腕に目を覚ました。


俺の顔のすぐそばには、くったりと寝込む愛らしい御影さんの寝顔。

2人とも何も着ていないから、御影さんの白くつややかな背中が目に飛び込んでくる。
その、ところどころに俺が付けた鬱血の痕。


やっべ!
これ以上御影さんの肌を見ていたら、またとんでもない事になる。



昨夜は、結局最後まではしなかった。

御影さんはいいと言ってくれたんだけど、お互い知識も無かったし、御影さんを傷つけたくなかったから俺は必死で我慢した。
その代わり、まあ、抜き合いっこをしたわけだけど。


『あ……、やぁっ』
ゾク。

『ヤダ……、蒼空……』
ゾクゾク。


真っ赤に頬を染めながら、快感に震える御影さんの色っぽい顔。
思い出しただけでご飯3杯はいけるぞ……。

やっぱ、やっぱここにいたら拙い。
ト……トイレ……!

慌ててベッドから抜け出そうとした俺を、御影さんの腕がキュッと引き止めた。


「……え? あ、お、起きたんですね。えと、俺……トイレに……!」

半分起き上がっていたせいで、俺の体は布団の中から丸見えの状態になっていた。
焦っていたので気が付かなかったんだけど。

「やってやる」
「……え?」
「その処理だろ、任せろ」

いうなり御影さんがいきなり起き上がって、強い力で俺をベッドに押し倒した。
布団の上で仰向けになったせいで、俺のアソコが天を仰いで主張しているのがはっきりと見て取れた。


「ちょっ、……み、御影さんっ……!」

慌てて押しのけようとしたんだけど、御影さんの強い力には敵わない。


俺はしっかりその手でいかされて、さんさんと明るい中で御影さんに痴態を見せつけてしまったんだ……。




「……御影さん~」
「なんだ、スッキリしただろ?」
「~~~~~」

コトが終わるとすぐに、御影さんはいつもの涼し気な表情に変わっていた。
ただちょっと、ほんのちょっと口角が上がっているから、「してやったり」とでも思っているのかもしれない。

まあ、いいんですけどね。


「そろそろ服着るか。のんびりしてると拙いだろ?」
「あ、そうですね。もう七時半過ぎてます」

御影さんはベッドの上でちょっと背伸びをした後、そのまま(真っ裸なのに!)普通にすたすたと歩いてハンガーにかけてあった着替えの服を取りに行った。

……恥ずかしさの欠片も無いんだ。

「……? なんだ?」
「あっ、いえ……」

俺が動こうともせず御影さんの姿をジーッと見てたから、さすがに訝しく思ったようだ。小首を傾げてこちらを見ている。……全裸で。
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