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手折ってはいけない花
初めての快楽
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「か、買う…?」
藤は庄太になんの負い目も無い。借金だって頼み事だってしてないのに、何で庄太が自分を売ることが出来るのか。藤にはますます分けが解らないことだらけで、頭の中が真っ白になる。
「あいつらは私らみたいな金持ちに、好みの少年や少女を紹介するのを仕事にしている。別に藤が彼らに借金をしていなくても、たとえ知らないところで勝手に売られていたとしても私らには何の関係もないんだよ」
驚愕に目を見開いて凝視する藤にくすりと笑って、羽柴が顔を近づけてくる。小刻みに震えた小さく揺れるかわいい耳たぶに、カプリと噛み付いた。
「つ…んっ」
藤の唇から漏れる声。それは羽柴の欲情をさらに煽った。
耳たぶを舐め、首筋に何度もキスを繰り返し今度は味わうように舐める。そして羽柴の掌は、藤の胸の突起に伸びた。藤はビクンと魚が跳ねるように大きく反応する。
「つ…っ。ヤダ…。止め…てっ」
嫌だと思うのに、それに反して体が勝手に反応する。気持ち悪いのに気持ちが良い、相反する自分の反応に藤は半ばパニックに陥っていた。
「気持ちいいんだろ?止める事は無いじゃないか」
羽柴の唇は首筋から降りて、胸の突起を舐める。左の粒はしゃぶられて、右の粒は指先で円を描くように転がされる。藤はびくびくと跳ねて、耐えきれなくなった唇から声を漏らした。
「アッ、んんっ…。ああっ、やっあぁぁ」
初めて感じる止めようもない快楽に、藤は翻弄される。だけどそれに身を任せる気にはなれない。
怖くて、逃れたくて、藤は力の入らない体で、必死に足をばたつかせていた。
藤は庄太になんの負い目も無い。借金だって頼み事だってしてないのに、何で庄太が自分を売ることが出来るのか。藤にはますます分けが解らないことだらけで、頭の中が真っ白になる。
「あいつらは私らみたいな金持ちに、好みの少年や少女を紹介するのを仕事にしている。別に藤が彼らに借金をしていなくても、たとえ知らないところで勝手に売られていたとしても私らには何の関係もないんだよ」
驚愕に目を見開いて凝視する藤にくすりと笑って、羽柴が顔を近づけてくる。小刻みに震えた小さく揺れるかわいい耳たぶに、カプリと噛み付いた。
「つ…んっ」
藤の唇から漏れる声。それは羽柴の欲情をさらに煽った。
耳たぶを舐め、首筋に何度もキスを繰り返し今度は味わうように舐める。そして羽柴の掌は、藤の胸の突起に伸びた。藤はビクンと魚が跳ねるように大きく反応する。
「つ…っ。ヤダ…。止め…てっ」
嫌だと思うのに、それに反して体が勝手に反応する。気持ち悪いのに気持ちが良い、相反する自分の反応に藤は半ばパニックに陥っていた。
「気持ちいいんだろ?止める事は無いじゃないか」
羽柴の唇は首筋から降りて、胸の突起を舐める。左の粒はしゃぶられて、右の粒は指先で円を描くように転がされる。藤はびくびくと跳ねて、耐えきれなくなった唇から声を漏らした。
「アッ、んんっ…。ああっ、やっあぁぁ」
初めて感じる止めようもない快楽に、藤は翻弄される。だけどそれに身を任せる気にはなれない。
怖くて、逃れたくて、藤は力の入らない体で、必死に足をばたつかせていた。
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