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無自覚美少年の男子校ライフ♪
初めて知る嬉しさ
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「先輩…、僕も、僕も先輩の事が好きです。他の誰かがこんな風に、先輩と一緒に居たのかと思うと…、胸が痛くなるくらい先輩の事が好きです」
「伸之助…」
強い力で抱きしめられて体が軋むかと思った。
だけどその力強さもきつく拘束される事で生じる痛みも、何もかもが先輩の気持ちを表してくれているようで、逆に僕の心が満たされていく。
好きだと言ってくれる気持ちが、独占したいと言ってくれる思いが、こんなに嬉しいものだなんて僕も知らなかった。
嬉しくて幸せで、2人ヒシと抱き合っていたのだけど、しばらくすると先輩の腕の力が弱くなって体を離されてしまう。それにちょっと僕が不服そうにしていると、それに気づいた先輩が嬉しそうに緩く笑った。
そして顔をゆっくりと近づけてくる。
僕は目を瞑って、先輩の唇を受け入れた。
最初は啄む様に、そしてだんだん深くなる口付け。
あとはもう息継ぎさえ出来ないくらい翻弄されて、お約束のように僕はぐったりしてしまう。
「せんぱ…い」
自分でもびっくりするくらい掠れた声が出て、なんだか物欲しげな声に聞こえて恥ずかしくなる。だけど先輩は、そんな僕を逆に嬉しく感じたようで、再び激しく口腔内を蹂躙する。それと同時に先輩の熱い掌が、僕の体を撫でまわしはじめた。
「ん…んっ」
苦しさと気持ちよさで、甘い声が漏れる。
恥ずかしい…、と僕が萎縮すると先輩の手が止まった。
「伸之助…、怖く…ないか?」
「ふ…あっ?」
まるで溺れているさなかに、無理やり引き上げられたようなぼんやりとした感覚。
顔を上げると、どこか心配げな表情をした蓮先輩と目が合った。
ああ…。
木村先輩に襲われたことでトラウマになってないかと気にしてくれているのかな。
同じような行為だから…。
だけど、蓮先輩と木村先輩とは全然違う。
なにより、僕自身が先輩に触られてることを気持ちいいと思っているんだもの。
「怖く…ないです。それどころか気持ちい…、あっ、や。な、なんでもないですっ」
うわあ。なに素直に恥ずかしい感想ぶちまけちゃおうとしてるんだよ。引かれちゃうだろ、こんなの!!
バカだ、バカだと心の中で喚き慌てていたら、突然ふわりと僕の体が宙に浮いた。
「ふえっ!?」
ビックリして変な声が出た。ついでに慌てて、ギュッと先輩の手を握ってしまう。
「ベッドに行くぞ」
先輩のあまりにも真剣な声と表情に、僕の心臓がトクンと鳴った。
「伸之助…」
強い力で抱きしめられて体が軋むかと思った。
だけどその力強さもきつく拘束される事で生じる痛みも、何もかもが先輩の気持ちを表してくれているようで、逆に僕の心が満たされていく。
好きだと言ってくれる気持ちが、独占したいと言ってくれる思いが、こんなに嬉しいものだなんて僕も知らなかった。
嬉しくて幸せで、2人ヒシと抱き合っていたのだけど、しばらくすると先輩の腕の力が弱くなって体を離されてしまう。それにちょっと僕が不服そうにしていると、それに気づいた先輩が嬉しそうに緩く笑った。
そして顔をゆっくりと近づけてくる。
僕は目を瞑って、先輩の唇を受け入れた。
最初は啄む様に、そしてだんだん深くなる口付け。
あとはもう息継ぎさえ出来ないくらい翻弄されて、お約束のように僕はぐったりしてしまう。
「せんぱ…い」
自分でもびっくりするくらい掠れた声が出て、なんだか物欲しげな声に聞こえて恥ずかしくなる。だけど先輩は、そんな僕を逆に嬉しく感じたようで、再び激しく口腔内を蹂躙する。それと同時に先輩の熱い掌が、僕の体を撫でまわしはじめた。
「ん…んっ」
苦しさと気持ちよさで、甘い声が漏れる。
恥ずかしい…、と僕が萎縮すると先輩の手が止まった。
「伸之助…、怖く…ないか?」
「ふ…あっ?」
まるで溺れているさなかに、無理やり引き上げられたようなぼんやりとした感覚。
顔を上げると、どこか心配げな表情をした蓮先輩と目が合った。
ああ…。
木村先輩に襲われたことでトラウマになってないかと気にしてくれているのかな。
同じような行為だから…。
だけど、蓮先輩と木村先輩とは全然違う。
なにより、僕自身が先輩に触られてることを気持ちいいと思っているんだもの。
「怖く…ないです。それどころか気持ちい…、あっ、や。な、なんでもないですっ」
うわあ。なに素直に恥ずかしい感想ぶちまけちゃおうとしてるんだよ。引かれちゃうだろ、こんなの!!
バカだ、バカだと心の中で喚き慌てていたら、突然ふわりと僕の体が宙に浮いた。
「ふえっ!?」
ビックリして変な声が出た。ついでに慌てて、ギュッと先輩の手を握ってしまう。
「ベッドに行くぞ」
先輩のあまりにも真剣な声と表情に、僕の心臓がトクンと鳴った。
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