異世界へようこそ

飛狼

文字の大きさ
上 下
35 / 51
第四章 邂逅と襲来

◇船頭多くして船山に上るというけれど。

しおりを挟む
 ――うぅむ……いいねぇ。

 俺は船首に近い辺りに立ち、感慨深く帆船全体を眺めていた。これが自分の船だと思い、感動して身震いしていたのだ。

 その持ち船たる、俺が今乗ってるこの帆船の名称は『ミラキュラス号』。船の名称は購入した時に変更もできたが、取り敢えず、そのまま前の名称を使っている。時間も無かったし、それほど悪い名前でも無いと思えたからだった。
  まぁ、その内、リュウイチ一世とでも変更しようかなと。それで、二世、三世と持ち船を増やしていくのだ。
 そんなことを考えつつ、船全体を見渡していた。

 この帆船の全長は60メートルほどで、船幅は30メートル近く有る商船。3本のマストを持ち、メインに大きな横帆を、それ以外にも縦帆や三角帆など多数の帆が風に靡いている。それらの帆を組み合わせ、様々な状況に合わせて操船するのだ。そうすることによって、逆風であろうと嵐の中であったとしても、船を進める事ができるらしい。
 今も、ヒューマンの水夫達が帆を操るために、ロープを手に持ち、立ち働いているのが見えていた。
 そして、この帆船は船首には2層の船首楼を、船尾には3層の船尾楼の二つの船楼をもち、横から見ると、船体はUの字の形にも見える。それに、甲板下には結構な容量が入る船倉も備わっていた。今そこには、モルダ島への交易品、アドリアの実を始めとした様々な品々が満載されていた。
 俺が持っていた1億クローネは、これらの商船や交易品の購入資金にあて、これでほぼ全て使い果たした。この交易が上手くいけば購入資金は数倍にもなって返ってくるが、もし海賊にでも奪われる事にでもなれば、無一文になってしまうだろう。それどころか、この帆船を購入した際に分割払いにした、借金だけが残ってしまう。
 
 まさに、紀伊國屋文左衛門の故事と同じ、伸るか反るかの大勝負。
 『ゼノン・クロニクル』での一億勝負の時もそうだったが、何故か、わくわくと気分が沸き立つ。
 俺って、根っからのギャンブラーなのかねぇ。
 
 まぁ、海賊に奪われた時点で、俺の命も奪われてるだろうが……。
 それに、海賊に出会わなかったとしても、交易に失敗でもすれば、所持金を大きく減らす事になるかも知れないのだ。
 それはまぁ、交易に失敗する可能性は、今の状況からいって限り無く低いだろう。だが、油断は禁物。何といっても、交易するのは初めてだから、何があるか分からない。
 だから、不安になってもよさそうなものだが……。

 しかし何故か、俺の顔は綻び、自然とにまにまとした笑みが浮かび上がってきてしまうのだ。

 それは昔、免許を取って初めて車を購入した時と似ているかも知れない。あの時も今と同じく、日がな一日飽きることなく、にまにまと笑みを浮かべて車を眺めていたものだ。その車に比べて大きさも金額も、数十倍になる買い物。だから、それに比例して、嬉しさも数十倍になるのは当たり前だとも思う。

 あの港に停泊していたスマートに見える戦闘艦と違って、どこか丸っこくずんぐりとした印象を与えるミラキュラス号。正直、格好良いとは思えない船形だが、不思議と自分の船だと思うと、その見てくれ悪さも愛おしく感じてしまうものだ。

 ――良い良い、実に良い眺め。

 今日、何度めかの満足感を心の中で呟いていると……。

「いやらしい顔。何を考えてるのかしらね」

 いつの間にか、カリナとカイナの姉妹が傍らに立っていた。
 妹のカイナは目を輝かせ、良いものを見付けたと言わんばかりに、嬉しそうな声で話し掛けてきたのだ。

 ――げぇっ、今ひとりで、にまにましてたの見られたのかよ。

「……えっ、そ、そんなに変な顔をしてたかな?」

 参ったな。ひとりで、にやにや笑いをしてるとこ見られるとか、本当に恥ずかしいよ。

「そうよ。気持ちわるうぅい顔をしてたわよ」

 カイナが「へへへ」と、変な声で含み笑いして見詰めてくる。
 まったく、相変わらずこいつは口が悪い。しかし、ひとり喜んでいたのが見透かされてるようで、何とも恥ずかしくて居心地が悪い。
 照れ隠しにカリナに目を向けると、カリナまで眉を潜めていた。

 ――えぇぇ! カリナまで……そんなに酷い顔してたかな。

「それで、リュウイチ様は何をなさってらしたのですか」

 でも、カリナは直ぐにいつもの微笑みになると、さっきの俺は見なかったことにして話し掛けてくれる。やはり、カリナは良い娘だよな。

「ん~、ちょっと考え事をね。それに、周りの景色に少し見惚れてたかな」
 
 俺は上手く誤魔化したのだった……誤魔化せたよね。


 既に時刻は夕刻。波は穏やかで風もそれほどでもない。だが、潮の流れに乗り、出港してからここまで何の問題もなく、快調にミラキュラス号は進んでいる。
 出港の際、アカカブトにまたしても出会ったが、姉のカリナがいたお陰か、カイナも前ほど取り乱す事はなかった。しかし、タンガを含めた三人の、アカカブトを見詰める瞳は尋常ではなかった。
 この先の事を考えるとちょっと心配だが……。

 ――仕方ない、その時はその時だ。

 そう考える事にした。
 そのアカカブトが乗る戦闘艦も、時を同じくしてグラナダから出港したのだが、既に周りには姿かたちも無い。
 周囲360度、遮る物が何もない、水平線まで広がる大海原。西の水平線に沈もうとする陽の光が、頭上の空を茜色に染め上げる。僅かに上下する波間も、陽の光を受けてきらきらと茜色に煌めいている。
 何とも、幻想的でロマンチックな景色。
 俺とカリナは並んで立つと、その景色をうっとりと眺めていた。

 日本にいた時は女っ気もなく、こんなシチュエーションは初めてかも。

 ――やべっ、何だか緊張して、どきどきしてきた。

 カリナって、スタイルも良くて可愛いよな。それに、俺にちょっと好意が有りそうだし……出来れば、船首の先端に立ってもらい、両手を広げるカリナを後ろから抱き締めて支えたい。
 そんな妄想を浮かべる俺に、後ろから尖った声が聞こえる。

「ちょっとぉぉ! お姉ちゃんまで、もう!」

 そうでした。若干一名、煩いやつが居たのでした。
 忘れてたよ。せっかく、良い雰囲気だったのに。

 何故か、カイナは頬を膨らませて口を尖らせている。

 ――実際に、漫画みたいにアヒル顔するやつ、初めて見たよ。

「もう、夕飯が近いから呼びにきただけなのに、お姉ちゃんまで」

「あっ、そうそう。リュウイチ様、あと少しで夕食の時間です。それに陽が落ちると、外は気温も下がります。もうそろそろ、お部屋に戻られてはどうですか?」

 二人はどうやら、俺を呼びに来ただけだったようだ。
 俺は「そうだな」と頷くと、二人に引っ張られるようにして船尾楼にある自分の部屋に向かう。
 だが、最後にもう一度、夕陽に映えるミラキュラス号の全体を眺め、にやけてしまうのだった。


 俺達が、船尾楼に入る扉を開けようとすると、ちょうど中から若い男が飛び出してくるところだった。その男は俺を見付けると、嬉しそうに白い歯をこぼす。

「リュウの旦那、ちょうど良かった。今、呼びに行くところでしたぜ」

「ん、どうした?」

 その若者は、ギルドの分所小屋で俺に絡んできた挙げ句、土下座して雇ってくれと頼んできた男だ。
 確か、この船の二等水夫でカーティス。何やら事情があるようだが、結局、カレリンはこの男を雇う事にしたようだ。水夫を雇うについては、カレリンに一任したので、俺には嫌も応もない。
 今この帆船には、俺とタンガやカリナ姉妹四人を除くと、40人の水夫達が乗り込んでいる。水夫頭のカレリンを筆頭に、その補佐の一等水夫が5人。それ以外に34人の二等水夫がいる。カーティスは、その34人の中のひとりだ。

 そのカーティスが少し顔をしかめて、言いにくそうに口を開く。

「それがぁ、また上で二人が揉めてるようですぜ」

 カーティスの言い方から、上というのは、この船尾楼の最上層にある操舵室。そして、二人と言うのは、タンガとカレリンだと容易に想像がついた。
 この二人は、顔を合わせた時から何かと張り合う。最初にカレリンが、「腕力ではどこの港に行っても負けた事がない。それは獣人を相手にしてもだ」と、力自慢したことからタンガにも火がついたようだ。
 二人は同じ脳筋同士、気が合うらしいのだが、直ぐにお互い張り合おうとする。

「またかぁ……仕方ないなぁ。ちょっと覗いてくるか」

「頼みましたよぉ!」

 カーティスはそう言って笑うと、仕事があるのか、甲板へと走り去った。

「はぁ、まったくあの二人は……」

 俺はため息混じりに呟き、操舵室に向かう事にする。

「タンガ叔父さんも、久しぶりの外洋で感情が昂っているのでしょう」

「そうかなぁ、師匠はいつもあんな感じだよ」

 カリナとカイナも、思い思いの事を言いながら後を付いてくる。

 最上層の操舵室の前まで来ると、廊下まで中の怒鳴り合う声が聞こえてくるほどだ。
 俺はもう一度「はぁ」とため息をつきながら、扉を開けた。

「お前ら、いい加減にしろよな。廊下まで怒鳴り声が聞こえてるぞ。これだと、他の者に示しがつかないだろう」

 中には、カレリンとタンガ以外にも、一等水夫のミルコとシウバの二人もいた。俺が入っていくと、ばつが悪そうにお互いが顔を見合わせていた。

「おい、ヒューマン。お前からも何か言ってやれ」

 タンガは、周りはヒューマンだらけなのに、未だに俺の事を「おいヒューマン」と呼ぶ。
 外聞が悪いので何とかしてもらいたいが……絶対にこいつ、俺の名前を忘れてるに違いないと思う。何といっても、脳筋タンガだからな。

「何か言えといわれても、俺には何を揉めてるのか見当もつかん」

 俺がカレリンに目を向けると、カレリンが苦々しそうに顔を歪めて口を開く。

「俺達は、この先の群島を避けて通ろうとしてたのだが、この士族の旦那が文句を言ってくるのさ。海に出てしまえば、獣人もヒューマンも関係ねえ。大人しく俺達、海の男の言うことに従ってもらいたいもんだぜ」

 カレリンが言うと、二人の一等水夫も、そうだそうだと頷いている。

「しかしなぁ。そう言うが、そんな遠回りして、もし新緑祭に間に合わなくなったらどうするつもりだ」

 タンガも、負けずに言い返す。

「だから、それはぎりぎり間に合うと言ってるだろ」

「そんなもん当てになるか! 何か不都合が起きて、万が一間に合わなかったら、サンタール家にどう言い訳するつもりだ!」

 また、激しい応酬が始まりそうだった。

「まぁまぁ、落ち着けよ二人とも」

 二人を宥めながら良く見ると、皆の前にあるテーブルには大きな海図が乗っていた。
 どうやら、この船の進路について揉めていたようだ。

 その後、二人の言い分を聞くと、モルダ島はグラナダから南西の方角にあり、途中には人の住まない無人の群島があるという事だった。本来の航路では、その島々を中継しながらモルダ島に向かうらしい。
 だが、カレリンが言うには、その島々が海賊達の拠点になってる可能性が高いという話だ。カレリンも出発前には、海賊退治だと気炎を吐いていたが、実際には大勢の水夫達の命を預かる立場。その責任から、滅多な危険を冒したくないようだ。だから、遠回りしてでも、その群島を避ける航路をとりたいらしい。
 一方タンガは、サンタール家から内命でも受けているのだろう。まずは、新緑祭までにピメントを持って帰る事が第一。もし、遠回りして間に合わなかったら本末転倒、何をしに行ってるか分からない。だから、最短最速でモルダ島に向かいたいようだ。

 ――うぅむ、これは意外と深刻……。

 二人はまた、詰まらない事で張り合ってるのかと思っていたが……。

 俺は船主といっても、船の操船が出来る訳でもない。だから、操船に関しては全てカレリンに丸投げしていたのだが。
 慌ただしく出港したため、ちゃんと取り決めもしていない。いうなれば、この『ミラキュラス号』は船長が不在の船なのだ。

 確かに、タンガの言い分も、もっともだ。俺も、間に合わず大損すれば甚だ困る。なにせ、有り金はたいた大博打なのだから。それに、商業ギルドやサンタール家にも、大見得切って出てきた手前もある。
 しかし、カレリンが言うことも分かる。こっちは命が掛かっているのだ。命あっての物種、わざわざ危険を冒してまで……カリナ達姉妹もいるしな。

 ――参ったな、これは。

 皆が俺に注目する中、俺がどう答えようか悩んでいると、突然、操舵室の扉が開いた。

「大変だ! 飛来魚の群れがこっちに向かってきてる!」

 叫びながら操舵室に飛び込んで来たのは、さっき別れたカーティスだった。

 ――ん、飛来魚?

「この馬鹿! この船は小型船じゃねえ。たかが飛来魚で慌てるな!」

 慌てて飛び込んできたカーティスを、カレリンが怒鳴り付けていた。

「し、しかしよう……普通の群れじゃねえ。今まで見た事もない群れ……万を軽く越えそうな……いくらこの船が大型船でも」

 カーティスが怒鳴られて、しどろもどろになりながら答えている。

「万を越えるだと……馬鹿なことを……」

 カレリンが驚いて、一等水夫の二人と顔を見合わせて、慌てて窓から外を眺めている。

「なぁ、タンガ。飛来魚ってなんだ?」

「うぅん、高級魚だろ。あれはかなり旨いが……」

 タンガも何を慌ててるか分からず、的を得ない答えをして肩を竦めていた。

「ここからだと、外が暗くて良く分からん。上だ! 上の甲板から!」

 俺とタンガが呆然としてる間に、カレリン達は慌ただしく外に駆け出して行く。

 ――えぇと、何々?

 俺達も訳が分からず、後を追い掛ける。が、背後からカリナが声を掛けてきた。

「あっ、私は聞いた事があります」

「えっ、何を?」

「飛来魚は高級魚として有名ですが、かなり危険な魚だと」

「そうなの?」

「はい、飛来魚の口は尖端が尖った刃物みたいになっていて、海面上を跳ねながら飛んでくるとか。小さな船は飛来魚の群れに出会うと、たちまち沈没してしまうと聞いた事があります」

 何それ……そんな危ない魚がいるの?
 さすが異世界……って、感心してる場合じゃないな。最初の航海で沈没とか止めてくれよな。

 船尾楼の屋根は、この船の一番高い甲板状になっている。俺は不安を抱えながら、その甲板へと駆け上がった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡

サクラ近衛将監
ファンタジー
 女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。  シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。  シルヴィの将来や如何に?  毎週木曜日午後10時に投稿予定です。

VRゲームでも身体は動かしたくない。

姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。 古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。 身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。 しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。 当作品は小説家になろう様で連載しております。 章が完結次第、一日一話投稿致します。

異世界 de ソウルコレクター

白水 翔太
ファンタジー
獅童海人《しどうかいと》は、ふとしたきっかけで命を落とす。死後の世界で神と出会い、あることを依頼された。というか懇願された。それは運命《さだめ》と呼ぶべきかもしれない。異世界に飛び散った自身の魂の欠片。それを回収しなければならなかった。異世界は魂でなければ渡れない。異世界を渡る度に年齢もレベルもリセットされる。スキルやアイテムの一部、そして記憶は持ち越すことができるようだ。俺の繰り返される異世界人生の始まりだった。 第一世界は魔王討伐。第二世界は学園ものとコンテンツが大きく変わっていきます。 世界を幾つ渡れば旅は終わるのか。それは誰にもわからない……。 (旧タイトル:異世界をチートで渡り歩いて魂の欠片を集めよう!)

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

嵌められ勇者のRedo LifeⅡ

綾部 響
ファンタジー
守銭奴な仲間の思惑によって、「上級冒険者」であり「元勇者」であったアレックスは本人さえ忘れていた「記録」の奇跡により15年前まで飛ばされてしまう。 その不遇とそれまでの功績を加味して、女神フェスティーナはそんな彼にそれまで使用していた「魔法袋」と「スキル ファクルタース」を与えた。 若干15歳の駆け出し冒険者まで戻ってしまったアレックスは、与えられた「スキル ファクルタース」を使って仲間を探そうと考えるも、彼に付与されたのは実は「スキル ファタリテート」であった。 他人の「宿命」や「運命」を覗き見れてしまうこのスキルのために、アレックスは図らずも出会った少女たちの「運命」を見てしまい、結果として助ける事となる。 更には以前の仲間たちと戦う事となったり、前世でも知り得なかった「魔神族」との戦いに巻き込まれたりと、アレックスは以前とと全く違う人生を歩む羽目になった。 自分の「運命」すらままならず、他人の「宿命」に振り回される「元勇者」アレックスのやり直し人生を、是非ご覧ください! ※この物語には、キャッキャウフフにイヤーンな展開はありません。……多分。 ※この作品はカクヨム、エブリスタ、ノベルアッププラス、小説家になろうにも掲載しております。 ※コンテストの応募等で、作品の公開を取り下げる可能性があります。ご了承ください。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?

ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚 そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

処理中です...