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Season 3
5話 あなたに夢中★
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始めに一度しか射精していないはずなのに、レニー様はゼェゼェと息を切らしてぐったりと台の上に横たわっている。イケてるお顔は涙でグショグショだ。
レニー様の棒は、射精させないように、かつ縮ませたりしないように私がしっかり鍛えてあげたから、もう何もしなくてもお腹の方までビンビンに勃っている。
「レニー様、スゴいですっ、立派な棒になりましたねっ!見惚れちゃいます……っ」
「……僕はやっぱり人間には向いていないのかもしれない。人間だとこんなに我慢しなくちゃいけないのか?……早く人魚に戻りたいよ、うぅ」
さめざめと泣いているレニー様に後ろから抱き着いて慰めてあげる。
「頑張りましたね、レニー様。よしよし、いい子ですね……」
うっかり射精させないように、ビンビンの棒をふんわりと優しく包むように撫で撫でしてあげていると、身を翻したレニー様に押し倒されてしまった。
「クララちゃん!!もう絶対に挿れるっ!!上から突くよっ!!」
可愛らしいレニー様が男らしい王子様に豹変した。きゅきゅんと胸と膣が締め付けられる。
私の下半身を見つめ、膣の場所を確認しながらレニー様は一気に棒を埋め込んだ。濡れ濡れの膣は抵抗なく棒を奥まで咥え込んだ。
上から覆い被さり私の手を押さえ付けながらレニー様は盛大に腰を振り始めた。ギシギシと台が軋む音が鳴り響く。
「あっ、レニー様の棒っ、長いっ、あっ、奥までっ、あんっ」
「はぁ、クララちゃんっ、トロトロだねっ……、うぅっ!」
数秒程激しく突かれたかと思ったら、レニー様は動かなくなってしまった。膣の中は先程よりグッショリしていて生温かい。
「射精したようだ。放精も良いけど射精も良いものだね。クララちゃんの中、温かくてきゅうきゅうしてて気持ち良いよ……」
「あ、はいっ……良かったです!」
「クララちゃん、好きだよ……っ」
「はいっ!私も大好きです!」
愛の言葉に膣が反応してしまう。中に入っているレニー様の棒をきゅうっと締め付けると、再びレニー様は腰を打ち付けてきた。
我慢も容赦もするつもりはないようだ。レニー様のヒレテクニックは緩急付けた巻き付けや時に優しく時に激しい擦り上げが持ち味だが、ヒレと棒は似て非なるものらしい。
レニー様は硬く長くなった棒をひたすら欲のままに膣の中に出し入れする事で快感を享受している。
激しい腰使いに私もイきそうになる。
「あっ、あっ、レニー様っ、イッ……」
「……うっ!」
今まさにイきかけた直前で動きが止まってしまった。
また射精をしたらしい。いや、いいのだ。射精をする事が目的で人間になったのだから。彼は何も悪くない。
「……出ました?」
「あぁ、でもまだ出せると思う。……動くよ」
また単調に力強く腰を打ち付け始めた。
私は考えを切り替えた。レニー様は少なくとも人間としてなら射精は難なく行える。それはしっかりと確認出来た。
今行っている行為は私とレニー様の愛の試合なのだ。先にイった方が勝ちだ。敗者は快楽を手にする事が出来ないという、地獄の勝負だ。
「んっ、クララちゃんっ、気持ち良いかい?……出すよっ、うっ!」
「……っ!!」
また負けた。
「人間とは精がこんなに出るものなんだね。……クララちゃんっ、もっと愛し合おうっ、あぁ、腰が止まらないっ」
「……はい!私、負けません!」
「うっ!」
全戦全敗だ。私の身体は快楽激弱のつもりだったが、上には上がいたようだ。快楽超弱の王子様がいた。
「クララちゃん?苦しそうな顔してない?大丈夫?僕、もしかして下手なのかな……」
レニー様は困惑した様子だ。ここでうっかりした発言をしてしまうと一生彼は放精出来なくなる気がした。
「レニー様のお汁、ありがとうございますっ!人魚に戻ってしまいますから今は赤ちゃん出来ませんけど……。赤ちゃんの元がいっぱい入りましたねっ」
「……クララちゃん、愛してるよ」
奥まで入った棒をギリギリまで引き抜かれ、パチュッと膣の中にひと突きされた。
「あんっ」
「……うっ!」
また動かなくなるレニー様。ひと突きして射精したらしい。事態は完全に悪化している。生殺しだ。
レニー様の棒を泣きじゃくるまでレロレロしたお返しなのではないかと一瞬勘繰ってしまったが、私の事を情熱的な瞳で見つめる彼にそんな邪念は微塵も感じられない。
「クララちゃん、改めて言わせて欲しい。僕と家族になって欲しい。ずっと僕の隣にいて……」
「はいぃっ!一生お側にいますぅっ!」
こんな場面で正式なプロポーズを受けてしまったが、即了承した。
勝負なんてくだらない事を考えていた私はバカだ。レニー様は真剣に私との未来を考えてくれているのに。
(レニー様に今私が出来る事……。最大限の愛をお渡ししないと……)
精液がみっちりと入った膣にきゅっと力を入れて、両脚をレニー様の腰に挟んだ。
「クララちゃん、何を…」
「あっ……、レニー様ぁ、イイですぅ」
レニー様の下腹部にクリトリスを擦り付けるように下から腰をクイクイと動かした。射精を繰り返して柔らかくなった棒が抜けないように、脚をキッチリ腰に絡めて浅く抜き挿ししていると、徐々に棒が硬くなる気配がした。
このまま刺激すれば棒は復活しそうだ。もっと射精させてあげられる!頑張らないとっ!
「あぁっ、ダメだ、ダメだよっ、クララちゃんっ」
「レニー様っ、もっと出してくださいっ」
「うぅっ!」
「あんっ、……もっとくださいっ、私、まだまだ動けます!」
額のあたりにポタポタと何かが垂れてくる。見上げると、歯を食いしばって汗ばむレニー様がいる。キラキラの金髪は乱れている。必死で何かを耐えるように、目を瞑ってしまっている。レニー様の緑色の瞳で見つめられてイきたい。好き、レニー様……。
下から腰を擦り続けていると、レニー様が悲鳴を上げ痛がってしまったため行為は中断となった。
赤く腫れてしまった棒を優しく撫でてあげる。
「ごめんなさい……。レニー様のお汁搾り取ってしまいました……」
「いや、こちらこそ申し訳ない……。もう勃たなそうだ。不甲斐ない……」
「いえ!そもそも射精する事が目的だったはずです!私の中にたくさんお汁を出す事が出来たので、成功なのでは?」
「……そうだね。人魚に戻ったら放精出来ていると良いんだが。クララちゃん、早く君のヒレに触れたいよ」
抱き締め合いながら、愛を囁かれる。
(……嬉しいっ、大好きっ、でもちょっと不完全燃焼)
射精を導く事に専念してしまい自分は一度も絶頂する事が出来なかったため、悶々とした気持ちが募る。
横たわるレニー様が、自身の脚を私の脚に絡ませてきた。
「クララちゃんの脚はスベスベだね」
太腿の間に脚を入れて抜き差ししてくる。人間になってもレニー様の脚はツヤツヤだ。内腿の間を滑らかに出し入れされて気持ち良い。
徐々に動きが怪しい方向へと向かった。太腿を私の下腹部に擦り付けてきたのだ。
きっと本人的にはただのイチャイチャのつもりなのだろう。しかし、快楽激弱の私には充分過ぎるものだった。
レニー様のツヤツヤの太腿が、絶妙に私のクリトリスに当たるのだ。そう、本人は、何も分かっていない、何も分かっていない……はず。
「あんっ、そこばっかりスリスリするの止めてくださいっ」
「……クララちゃん、止めて欲しそうには見えないのだけど。ほら、君はココが好きなんだろう?」
クリトリスの事を詳しく知らないはずのレニー様だが、私の反応を見て何かを悟ったらしい。
超絶技巧のヒレテクニックを持つ彼は、やはり人間になってもテクニックは健在のようだ。棒ではなく脚のスペシャリストであったようだ。巧みに脚を使って色々な角度からクリトリスを攻めてくる。
もう彼を止める事は出来ない。まさに水を得た魚のようだ。
「あぁっ、イっちゃう……、やっ……あんっ、あぁ」
「たくさん液が出たね、脚がビショビショになってしまったよ。あぁ、僕の精まで出てきてしまった……」
脚だけでイかされてしまい、私は放心状態だ。まさかこのようなかたちで絶頂を迎えるとは。
「僕はやはり人魚の方が向いているようだ。早くヒレを絡ませたいよっ」
「あっ、指が……っ、やんっ」
とうとう足の指まで使い出してしまった。細やかな刺激に身を捩らせていると、ドンドンと扉が叩かれ開かれた。
痺れを切らしたアキ様が乗り込んできた。
「もう時間ですよ!……げっ!汁まみれじゃないですか!最悪だぁ……。ふたりとも早くシャワーを浴びてきてください!あ、もちろん別々でお願いしますね」
「水浴びの事ですね!」
「シャワーとは?……アキ殿、もう少しゆっくり過ごさせてくれても良いんじゃないか?」
「……あぁ、もうゴチャゴチャと!……前田!裏切り者の前田!早く来い!」
マエダのおじさんを呼び付けたアキ様は、レニー様をおじさんに預けた。
レニー様はおじさんの姿を見た瞬間、瞳に涙を溜めながら飛びついた。
色々な液で濡れた裸のレニー様に抱き着かれたおじさんはちょっと引いていたけれど「成功したようですね」と笑っていた。
私はアキ様に隣の部屋に連れていかれ、シャワーを浴びた。アキ様の搾り取りは1日では終わらない事も多いため、ベタベタする身体を清めるためシャワーやお風呂というものの使い方は教わっていた。水浴びは大好きだ。
頭上から細かい水が飛び散ってきて気持ち良い!身体を洗い流し、ドロドロとした膣の中も念入りに洗った。
レニー様のお汁を全て洗い流してしまうのは悲しかったが、膣の中を徹底的に洗うようアキ様に言い付けられたのだ。一通り洗い終わる頃、不機嫌そうなアキ様がやって来た。
「時間がないので早く行きますよ」
ふわふわの布で濡れた身体を拭かれ、身体を抱きかかえられて台の上へと運び込まれる。
レニー様と愛し合った部屋は使いたくないからと、アキ様とはそのまま隣室で行う事になった。隣室は先程の部屋と同じ造りになっていた。
先程までアキ様はこの部屋で過ごしていたらしい。
レニー様との行為の声や音が聞こえていたのではないかとドキリとした。なぜか少しだけ罪悪感のようなものも感じたが、そんな気持ちに気付かない振りをした。
レニー様の棒は、射精させないように、かつ縮ませたりしないように私がしっかり鍛えてあげたから、もう何もしなくてもお腹の方までビンビンに勃っている。
「レニー様、スゴいですっ、立派な棒になりましたねっ!見惚れちゃいます……っ」
「……僕はやっぱり人間には向いていないのかもしれない。人間だとこんなに我慢しなくちゃいけないのか?……早く人魚に戻りたいよ、うぅ」
さめざめと泣いているレニー様に後ろから抱き着いて慰めてあげる。
「頑張りましたね、レニー様。よしよし、いい子ですね……」
うっかり射精させないように、ビンビンの棒をふんわりと優しく包むように撫で撫でしてあげていると、身を翻したレニー様に押し倒されてしまった。
「クララちゃん!!もう絶対に挿れるっ!!上から突くよっ!!」
可愛らしいレニー様が男らしい王子様に豹変した。きゅきゅんと胸と膣が締め付けられる。
私の下半身を見つめ、膣の場所を確認しながらレニー様は一気に棒を埋め込んだ。濡れ濡れの膣は抵抗なく棒を奥まで咥え込んだ。
上から覆い被さり私の手を押さえ付けながらレニー様は盛大に腰を振り始めた。ギシギシと台が軋む音が鳴り響く。
「あっ、レニー様の棒っ、長いっ、あっ、奥までっ、あんっ」
「はぁ、クララちゃんっ、トロトロだねっ……、うぅっ!」
数秒程激しく突かれたかと思ったら、レニー様は動かなくなってしまった。膣の中は先程よりグッショリしていて生温かい。
「射精したようだ。放精も良いけど射精も良いものだね。クララちゃんの中、温かくてきゅうきゅうしてて気持ち良いよ……」
「あ、はいっ……良かったです!」
「クララちゃん、好きだよ……っ」
「はいっ!私も大好きです!」
愛の言葉に膣が反応してしまう。中に入っているレニー様の棒をきゅうっと締め付けると、再びレニー様は腰を打ち付けてきた。
我慢も容赦もするつもりはないようだ。レニー様のヒレテクニックは緩急付けた巻き付けや時に優しく時に激しい擦り上げが持ち味だが、ヒレと棒は似て非なるものらしい。
レニー様は硬く長くなった棒をひたすら欲のままに膣の中に出し入れする事で快感を享受している。
激しい腰使いに私もイきそうになる。
「あっ、あっ、レニー様っ、イッ……」
「……うっ!」
今まさにイきかけた直前で動きが止まってしまった。
また射精をしたらしい。いや、いいのだ。射精をする事が目的で人間になったのだから。彼は何も悪くない。
「……出ました?」
「あぁ、でもまだ出せると思う。……動くよ」
また単調に力強く腰を打ち付け始めた。
私は考えを切り替えた。レニー様は少なくとも人間としてなら射精は難なく行える。それはしっかりと確認出来た。
今行っている行為は私とレニー様の愛の試合なのだ。先にイった方が勝ちだ。敗者は快楽を手にする事が出来ないという、地獄の勝負だ。
「んっ、クララちゃんっ、気持ち良いかい?……出すよっ、うっ!」
「……っ!!」
また負けた。
「人間とは精がこんなに出るものなんだね。……クララちゃんっ、もっと愛し合おうっ、あぁ、腰が止まらないっ」
「……はい!私、負けません!」
「うっ!」
全戦全敗だ。私の身体は快楽激弱のつもりだったが、上には上がいたようだ。快楽超弱の王子様がいた。
「クララちゃん?苦しそうな顔してない?大丈夫?僕、もしかして下手なのかな……」
レニー様は困惑した様子だ。ここでうっかりした発言をしてしまうと一生彼は放精出来なくなる気がした。
「レニー様のお汁、ありがとうございますっ!人魚に戻ってしまいますから今は赤ちゃん出来ませんけど……。赤ちゃんの元がいっぱい入りましたねっ」
「……クララちゃん、愛してるよ」
奥まで入った棒をギリギリまで引き抜かれ、パチュッと膣の中にひと突きされた。
「あんっ」
「……うっ!」
また動かなくなるレニー様。ひと突きして射精したらしい。事態は完全に悪化している。生殺しだ。
レニー様の棒を泣きじゃくるまでレロレロしたお返しなのではないかと一瞬勘繰ってしまったが、私の事を情熱的な瞳で見つめる彼にそんな邪念は微塵も感じられない。
「クララちゃん、改めて言わせて欲しい。僕と家族になって欲しい。ずっと僕の隣にいて……」
「はいぃっ!一生お側にいますぅっ!」
こんな場面で正式なプロポーズを受けてしまったが、即了承した。
勝負なんてくだらない事を考えていた私はバカだ。レニー様は真剣に私との未来を考えてくれているのに。
(レニー様に今私が出来る事……。最大限の愛をお渡ししないと……)
精液がみっちりと入った膣にきゅっと力を入れて、両脚をレニー様の腰に挟んだ。
「クララちゃん、何を…」
「あっ……、レニー様ぁ、イイですぅ」
レニー様の下腹部にクリトリスを擦り付けるように下から腰をクイクイと動かした。射精を繰り返して柔らかくなった棒が抜けないように、脚をキッチリ腰に絡めて浅く抜き挿ししていると、徐々に棒が硬くなる気配がした。
このまま刺激すれば棒は復活しそうだ。もっと射精させてあげられる!頑張らないとっ!
「あぁっ、ダメだ、ダメだよっ、クララちゃんっ」
「レニー様っ、もっと出してくださいっ」
「うぅっ!」
「あんっ、……もっとくださいっ、私、まだまだ動けます!」
額のあたりにポタポタと何かが垂れてくる。見上げると、歯を食いしばって汗ばむレニー様がいる。キラキラの金髪は乱れている。必死で何かを耐えるように、目を瞑ってしまっている。レニー様の緑色の瞳で見つめられてイきたい。好き、レニー様……。
下から腰を擦り続けていると、レニー様が悲鳴を上げ痛がってしまったため行為は中断となった。
赤く腫れてしまった棒を優しく撫でてあげる。
「ごめんなさい……。レニー様のお汁搾り取ってしまいました……」
「いや、こちらこそ申し訳ない……。もう勃たなそうだ。不甲斐ない……」
「いえ!そもそも射精する事が目的だったはずです!私の中にたくさんお汁を出す事が出来たので、成功なのでは?」
「……そうだね。人魚に戻ったら放精出来ていると良いんだが。クララちゃん、早く君のヒレに触れたいよ」
抱き締め合いながら、愛を囁かれる。
(……嬉しいっ、大好きっ、でもちょっと不完全燃焼)
射精を導く事に専念してしまい自分は一度も絶頂する事が出来なかったため、悶々とした気持ちが募る。
横たわるレニー様が、自身の脚を私の脚に絡ませてきた。
「クララちゃんの脚はスベスベだね」
太腿の間に脚を入れて抜き差ししてくる。人間になってもレニー様の脚はツヤツヤだ。内腿の間を滑らかに出し入れされて気持ち良い。
徐々に動きが怪しい方向へと向かった。太腿を私の下腹部に擦り付けてきたのだ。
きっと本人的にはただのイチャイチャのつもりなのだろう。しかし、快楽激弱の私には充分過ぎるものだった。
レニー様のツヤツヤの太腿が、絶妙に私のクリトリスに当たるのだ。そう、本人は、何も分かっていない、何も分かっていない……はず。
「あんっ、そこばっかりスリスリするの止めてくださいっ」
「……クララちゃん、止めて欲しそうには見えないのだけど。ほら、君はココが好きなんだろう?」
クリトリスの事を詳しく知らないはずのレニー様だが、私の反応を見て何かを悟ったらしい。
超絶技巧のヒレテクニックを持つ彼は、やはり人間になってもテクニックは健在のようだ。棒ではなく脚のスペシャリストであったようだ。巧みに脚を使って色々な角度からクリトリスを攻めてくる。
もう彼を止める事は出来ない。まさに水を得た魚のようだ。
「あぁっ、イっちゃう……、やっ……あんっ、あぁ」
「たくさん液が出たね、脚がビショビショになってしまったよ。あぁ、僕の精まで出てきてしまった……」
脚だけでイかされてしまい、私は放心状態だ。まさかこのようなかたちで絶頂を迎えるとは。
「僕はやはり人魚の方が向いているようだ。早くヒレを絡ませたいよっ」
「あっ、指が……っ、やんっ」
とうとう足の指まで使い出してしまった。細やかな刺激に身を捩らせていると、ドンドンと扉が叩かれ開かれた。
痺れを切らしたアキ様が乗り込んできた。
「もう時間ですよ!……げっ!汁まみれじゃないですか!最悪だぁ……。ふたりとも早くシャワーを浴びてきてください!あ、もちろん別々でお願いしますね」
「水浴びの事ですね!」
「シャワーとは?……アキ殿、もう少しゆっくり過ごさせてくれても良いんじゃないか?」
「……あぁ、もうゴチャゴチャと!……前田!裏切り者の前田!早く来い!」
マエダのおじさんを呼び付けたアキ様は、レニー様をおじさんに預けた。
レニー様はおじさんの姿を見た瞬間、瞳に涙を溜めながら飛びついた。
色々な液で濡れた裸のレニー様に抱き着かれたおじさんはちょっと引いていたけれど「成功したようですね」と笑っていた。
私はアキ様に隣の部屋に連れていかれ、シャワーを浴びた。アキ様の搾り取りは1日では終わらない事も多いため、ベタベタする身体を清めるためシャワーやお風呂というものの使い方は教わっていた。水浴びは大好きだ。
頭上から細かい水が飛び散ってきて気持ち良い!身体を洗い流し、ドロドロとした膣の中も念入りに洗った。
レニー様のお汁を全て洗い流してしまうのは悲しかったが、膣の中を徹底的に洗うようアキ様に言い付けられたのだ。一通り洗い終わる頃、不機嫌そうなアキ様がやって来た。
「時間がないので早く行きますよ」
ふわふわの布で濡れた身体を拭かれ、身体を抱きかかえられて台の上へと運び込まれる。
レニー様と愛し合った部屋は使いたくないからと、アキ様とはそのまま隣室で行う事になった。隣室は先程の部屋と同じ造りになっていた。
先程までアキ様はこの部屋で過ごしていたらしい。
レニー様との行為の声や音が聞こえていたのではないかとドキリとした。なぜか少しだけ罪悪感のようなものも感じたが、そんな気持ちに気付かない振りをした。
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